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ぴょんぴょんの「さらば!ベンゾーくん」
ウエイン・ダグラス氏を襲った突然のめまい
氏は来日して10年以上になる、ニュージーランド人。
国際交流コーディネイターとして勤務していた2000年5月ごろ、ひどいめまいに襲われた。
「午前2時頃、突然、頭が揺れたり、回ったりするような感覚で目が覚めた後、目眩の発作に襲われました。目の前が回転する感じで、部屋が時計回りにグルグル回っているようでした」(「Benzo Case Japan」)
国際交流コーディネイターとして勤務していた2000年5月ごろ、ひどいめまいに襲われた。
「午前2時頃、突然、頭が揺れたり、回ったりするような感覚で目が覚めた後、目眩の発作に襲われました。目の前が回転する感じで、部屋が時計回りにグルグル回っているようでした」(「Benzo Case Japan」)
氏は病院で検査を受けたが、べつに異常はなかった。
しかし、症状はあいかわらず治らない。
そうしたある日、「めまいの世界的権威」の名医をテレビで見つけ、早速会いに行った・・・。
が、これが運のつきだった。
しかし、症状はあいかわらず治らない。
そうしたある日、「めまいの世界的権威」の名医をテレビで見つけ、早速会いに行った・・・。
が、これが運のつきだった。
はじめのうちは、酔っぱらったように足元がよろめく状態だったが、「パニック発作、不安、気分の動揺、攻撃性、気が狂いそうな感覚など、酷い情緒の不安定に苦しみ始めました」(「Benzo Case Japan」)。
いんや、氏はこう言っている。
「このような感覚は初めて経験するもので、今でも残存しています。精神的におかしいと診断されて、異国の地で施設に送られ二度と出てこられなくなることを恐れました」(「Benzo Case Japan」)
「このような感覚は初めて経験するもので、今でも残存しています。精神的におかしいと診断されて、異国の地で施設に送られ二度と出てこられなくなることを恐れました」(「Benzo Case Japan」)
飲んでも地獄、飲まなくても地獄
「一日24時間、一週間のうち7日、毎週毎週、毎月毎月、酔っぱらったかのようで、パニック発作など数えきれないほどの消耗する症状や、気が狂いそうな感じが全て同時に起きて、それが一年以上も続くのです。そんな中、何のサポートも受けずに異国の社会で普通に生きていこうとすることがどれほどのことか想像してみて下さい。その年の11月、母親に電話で、『お母さん、地獄にいるようだ』と言った時、私が何を伝えたかったか、少しは理解してもらえるのではないでしょうか」(「Benzo Case Japan」)。
ついに彼は決心して、母国ニュージーランドに帰国した。
しかし、空港に出迎えた母親は、彼が息子だと気づかなかったという。
「私が死にかけのゾンビのように見えたと母は言っていました」
「母は、たった100メートル離れた病院に私を連れて行くのに、車で送っていかなければいけませんでした。当時の私はそこまで歩くことすら出来なかったのです」(「Benzo Case Japan」)
しかし、空港に出迎えた母親は、彼が息子だと気づかなかったという。
「私が死にかけのゾンビのように見えたと母は言っていました」
「母は、たった100メートル離れた病院に私を連れて行くのに、車で送っていかなければいけませんでした。当時の私はそこまで歩くことすら出来なかったのです」(「Benzo Case Japan」)
・・・ギャバ。
「ギャバは、脳に存在する抑制系の神経伝達物質として、ストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせる働きをしています。ドーパミンなど興奮系の神経伝達物質の過剰分泌を抑えて、リラックス状態をもたらす作用があるのです。」(「GABAとは?」)
「ギャバは、脳に存在する抑制系の神経伝達物質として、ストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせる働きをしています。ドーパミンなど興奮系の神経伝達物質の過剰分泌を抑えて、リラックス状態をもたらす作用があるのです。」(「GABAとは?」)
デート・レイプ・ドラッグとしても有名なベンゾジアゼピン
どれどれ?
なにこれ! お母さんもバアちゃんも飲んでるし、ジイちゃんの処方箋にも入ってる。
うわ! お父さんもこれ飲んでる。
ぼくが肩が痛くて整形外科にかかったときに、痛み止めと一緒に出された薬もある!
なにこれ! お母さんもバアちゃんも飲んでるし、ジイちゃんの処方箋にも入ってる。
うわ! お父さんもこれ飲んでる。
ぼくが肩が痛くて整形外科にかかったときに、痛み止めと一緒に出された薬もある!
ベンゾーくんを飲むと安心感が生まれる。
だから、不安になると飲みたくなる、飲むと安心、そして薬が切れるとまた不安に・・・・。
それを繰り返すうちに、同じ量じゃ効かなくなるので量が増える、どんどん底なし沼だ。
しまいにゃベンゾーじゃ物足りなくて、麻薬に手え出すことになる。
ダグラス氏の場合は、量が増やせなかったために禁断症状が出たんだ。
だから、不安になると飲みたくなる、飲むと安心、そして薬が切れるとまた不安に・・・・。
それを繰り返すうちに、同じ量じゃ効かなくなるので量が増える、どんどん底なし沼だ。
しまいにゃベンゾーじゃ物足りなくて、麻薬に手え出すことになる。
ダグラス氏の場合は、量が増やせなかったために禁断症状が出たんだ。
さらに危険なオピオイド、期待される安全な大麻
「オピオイド」はケシから作られるヘロインとかコデインの総称で、れっきとした麻薬だ。
日本じゃ、がんの緩和ケアで末期の人には使用を許されている。
「オピオイドは医療用の鎮痛剤で、腰痛からガン治療まで幅広く用いられている。陶酔作用があるため過剰摂取される傾向があり、依存症や死亡に至るケースが多発。」(「問題なのは処方薬『オピオイド』」)
日本じゃ、がんの緩和ケアで末期の人には使用を許されている。
「オピオイドは医療用の鎮痛剤で、腰痛からガン治療まで幅広く用いられている。陶酔作用があるため過剰摂取される傾向があり、依存症や死亡に至るケースが多発。」(「問題なのは処方薬『オピオイド』」)
彼らはその「オピオイド」と、ベンゾーくんを併用してるんだ。
相乗作用で効果が倍増するが、呼吸中枢が抑制されて息ができなくなり、結局死んじまう。(「オピオイド系鎮痛・鎮咳薬とベンゾジアゼピン系薬併用の重篤副作用を警告」)
相乗作用で効果が倍増するが、呼吸中枢が抑制されて息ができなくなり、結局死んじまう。(「オピオイド系鎮痛・鎮咳薬とベンゾジアゼピン系薬併用の重篤副作用を警告」)
ぴょんぴょん
その薬がどれほど恐ろしいものなのか、一般の人たちどころか、医者さえよくわかっていません。
在日外国人のダグラス氏が、ベンゾ系・薬物による被害経験について書いたブログ「Benzo Case Japan」で、あらためてベンゾ系・薬剤の危険性について認識しました。