注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
そもそも「国政モニター」とは、国の施策に対する意見や要望を、公募で選ばれたモニターたちが投稿し、各省庁に伝えることのできる制度だ。2012年度からネット上での募集が始まり、16年度まで5年間続いていた。
(中略)
今回、BuzzFeed Newsの取材に応じたのは、2016年度に1年間、「国政モニター」をしていた30代男性会社員だ。(中略)… 「投稿内容の指定はされません。何を書いてもOKでした。ただ、各省庁にとって都合の悪い文言はカジュアルに改変されていた記憶があります」
実際、もとの投稿内容と掲載された内容が異なることが、数回あったという。特定の省庁の職員について批判的に言及したとき、「職員」という文言が削られるなどしたという。
「今回、問題になったような書き込みが黙認されていたということは、そうした内容が各省庁には差し支え無いものだったのだろうなと、感じています」
(以下略)
元モニター「投稿内容の指定はされません。何を書いてもOKでした。ただ、各省庁にとって都合の悪い文言はカジュアルに改変されていた記憶があります」
— ロジ (@logicalplz) May 7, 2018
内閣府は完全にチェックを入れてから掲載していたわけだ。
ヘイトが集まる内閣府サイトの実態、元「国政モニター」が証言 https://t.co/8B3fchKeEM
やはり職員が手を加えていたのか。
— 🏕インドア派キャンパー (@I_hate_camp) May 7, 2018
「国政モニターは変容してしまった」https://t.co/EtjTVgQGFI
ヘイトが集まる内閣府サイトの実態、元投稿者が証言
(中略)
この後、東京会場とインターネットの同時中継が行われ、安倍首相はビデオメッセージで「主役は国民のみなさん。理解と幅広い合意形成が必要だ」と述べた。(中略)
今後は自衛隊の根拠規定を憲法に明記すること、大規模災害に際し、国民の生命と安全を守る緊急事態条項を憲法に新設すること-を国会発議の優先項目としてとりまとめ、年内の発議を目指して国会に提出するよう各党・国会議員に要望する運動などを展開するとしている。
続いて松山会場では、自衛隊の活動を紹介する映像を観賞。憲法改正キャンペーンソング「好きですニッポン、われらのKENPO」が披露された。
フォーラムでは安倍首相が同日、東京都内で開かれた憲法改正を訴える会合に寄せた九条に自衛隊を明記する必要性を重ねて強調したビデオメッセージなどを上映。その後、県議や元自衛官ら六人がそれぞれ意見を述べた。
(以下略)
現役自衛官を多数含む東京都隊友会が「憲法改正署名」をやっていた!!
— ryozanpaku (@gnpthnt311) May 6, 2018
これは大問題だ。隊友会は正会員は退職自衛官と予備自衛官だが、賛助会員として多数の現職自衛官を含む「公益社団法人」。これが改憲運動という政治活動に関与していたということは、自衛隊が政治活動をするのと変わらない。。
どころか東京都隊友会は、2005年の事務局便りに「美しい日本の憲法をつくる東京都民の会」設立に伴い「悲願である憲法改正、特に9条改正に向け〜本格的に活動を開始」を宣言。会員に「署名用紙(名簿)は、東京地本予備自衛官課、又は日本会議へ〜ファックス」と伝え、地本の改憲運動関与を記してます pic.twitter.com/l6LRii7e4n
— 出目金 (@TR_727) May 5, 2018
隊友会は表向きOB組織だけど、スローガンは「国民と自衛隊のかけ橋」ですし、実際は賛助会員は現役でもなれるし。中立性の見地からも文民統制の見地からも、突っ込めば色々問題出てくると思います。
— akabishi2 (@akabishi2) 2018年5月4日
神奈川隊友会も少し前にサイト削除して逃亡しましたし…https://t.co/ACGshwcxdS
神奈川県隊友会、日本会議との関係がバレるのが相当まずいと思ったのか、夕方呟いたら速攻でページ削除(移動?)した模様。https://t.co/KbzxX9qjTJ
— akabishi2 (@akabishi2) 2018年2月9日
隊友会会員向けに、「日本会議事務局」名で、「案内チラシ20枚」の「配布をご協力下さい」と送りつけてるってことか。OBだけじゃないだろうなぁ…
だとしても、隊友会が行う改憲署名運動の集約先を自衛隊の機関にするのは、自衛隊として日本会議の改憲署名運動をやっていると見られかねず、公務員の憲法遵守義務や文民統制の観点からも明らかに不適切だろう。ケジメをつけるところはケジメをつけないといけない。 https://t.co/8IUnasTkjw
— 布施祐仁 (@yujinfuse) May 6, 2018
東京の隊友会で自衛隊地方協力本部を改憲署名の集約先にしているということは、他の県でもやっている可能性があるのでは。隊友会は退職自衛官の民間組織だが、約17万人の現職自衛官も賛助会員になっており、自衛隊の機関が実質的に隊友会の実務をお世話しているところが結構あるのではないか。 https://t.co/bAKLO098K9
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2018年5月6日
隊友会が改憲署名を集めてたことの罪深さを「退役自衛官なのに!」って点に求めるとダメなのよ。そういう情緒的な反応じゃなくて、「ええやん。なんぼでも改憲署名集めたらええがな。そのかわり公益財団法人として不適格なんで、税とか支払いとかの優遇措置、全部撤去な!」って言ってやらんと
— 菅野完事務所 (@officeSugano) May 6, 2018
こういうことなのよ。安倍政権的なエートスが社会を壊すというのは。「公益財団法人でも、政権のほのめかす政策の路線に合致しているのならば、公益財団法人の矩を越えて、政治活動しても、看過する」ってのが常態化しとる。主張の内容で法人格喪失級の不祥事でも無問題になる。おそろしいことだ。
— 菅野完事務所 (@officeSugano) May 6, 2018
森友の土地、結局ゴミなんかないのよ。「なんで下がったん?」ってみんな聞くけど、「公益財団法人である相撲協会が自分たちの行為を神事であると主張する」とか「公益財団法人である東京都隊友会が改憲署名集める」って社会の空気みたら、なんで下がったかわかるだろ。いわすなや。
— 菅野完事務所 (@officeSugano) May 6, 2018
この内閣府サイトの国政モニターをしていた男性によると、投稿内容に手を入れていたことがあったとのことから、職員が投稿内容をチェックしていたことがはっきりとしました。しかも、引用元の記事によると「国政モニター」の留意事項では、“誹謗中傷、差別的な内容などは掲載しない”と書かれていたようです。明らかにヘイトスピーチに当たる投稿内容をそのまま掲載していたということは意図的なものであり、男性は“問題になったような書き込みが黙認されていたということは、そうした内容が各省庁には差し支えないものだったのだろう”と言っています。
“続きはこちらから”以降の記事をご覧ください。憲法改正に向けて、「国民投票連絡会議」を今年夏までに設立すると言っていますが、おそらくこれを全国展開するつもりでしょう。記事では、自衛隊の根拠規定を憲法に明記することと、緊急事態条項を憲法に新設することが国会発議の優先項目だとあります。自衛隊はおまけで本命が緊急事態条項であるのは明らかです。安倍政権がこれを手に入れると、独裁が可能になります。
下の東京新聞によれば、こうした運動に元自衛官らが関与している様子が窺えます。ツイートによると、東京都隊友会という現役自衛官を含む公益社団法人が、憲法改正署名をやっていたとのことです。これはかなり問題があります。神奈川県隊友会は、“少し前にサイト削除して逃亡”したとあります。彼らも、ヤバイことは自覚しているようです。
憲法改正は、安倍政権と自衛隊が一体となって行っているという感触がありましたが、事実だったようです。このまま安倍政権が存続すると、最終的に日本は今のウクライナのようになってしまうのではないかと思います。まず間違いなく、徴兵制になるでしょう。
冒頭の記事と合わせて考えると、国内の右傾化、憲法改正、東京オリンピックなどが、働き方改革も含めて連動している様子が見て取れます。過去のあべぴょんの発言から、南シナ海での中国との戦争のために、国を作り変えているのは明白だと思います。これを急激に進めるために、3.11がショックドクトリンとして仕組まれたと考えれば、辻褄は全て合います。フルフォード氏等の情報によれば、3.11はネタニヤフが関わっていたということです。