財務省が国会に提出した決裁文書の黒塗り部分が、一定の操作で外れるようになっていた!

竹下雅敏氏からの情報です。
 Buzzap!さんが、24日のNHKニュースにリンクを貼ってくれていますが、財務省が23日に国会に提出した決裁文書は、黒塗り部分が一定の操作で外れるようになっていました。ツイートによると、“公開後3時間は、黒塗りが外せるやつだった”とのことです。しかも、この黒塗りが外せるPDFファイルは、今でも「インターネットアーカイブ」で見られるとのこと。
 菅野完氏がこの黒塗りを外せることに気づいたようで、27日の午後には全部剥がし終えたようです。その結果、稲田朋美氏の虚偽答弁が確定したと言っています。財務省が意図的に「大チョンボ」をした可能性も捨て切れません。
 ただ、稲田朋美氏の虚偽答弁に関しては、かなり微妙なものがあるように思いました。 2017年3月24日の産経新聞の記事を添付しましたが、確かに稲田朋美氏の夫の稲田龍示弁護士は、この時「代理人でも顧問でもない」ようで、「土地の売却について相談を受けた事は無い」というのも本当のようです。なぜなら、この時の話し合いは、“土地の売却ではなく、借地の建て替え費用の返還の話”だからです。
 ただ、当時の稲田大臣は、森友学園の問題に全く関与していないかのように発言していました。稲田氏側は事務所だけ提供して、森友問題には全く関与していないと人々が勘違いするような、巧妙な答弁でした。要するに、嘘はついていないのだが、こちらが聞きたいことに、適切な回答をしていないのです。
 例えて言うと、エダノンの“ただちに影響は無い”と似ています。決して“安全だ”とは言っていないのです。なので、嘘をついているわけではなく、エダノンの当時の言葉を聞いて、安全だと解釈する方が間違っているというわけです。頭の良い人は、こういう非常に巧妙な言葉の使い方をします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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黒塗りを外せる財務省の森友文書(交渉記録)、ウェブアーカイブからダウンロードできるようになってしまう
引用元)
(前略)
先日、財務省が黒塗りの中身を見える状態で公開してしまったことが報じられていましたが、なんと現在進行形で公開されていることが明らかになりました。詳細は以下から。

アメリカ議会図書館やスミソニアン博物館などの他機関と恊働し、ウェブ上の資料を保存している「インターネットアーカイブ」によると、資料が公開された5月23日時点でのPDFファイルが掲載されているようです(それぞれの画像をクリックすると全体を閲覧できます)。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 


 
 
 
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【森友学園問題】
稲田朋美防衛相の夫がコメント 「土地の売却について相談を受けたことはない」「代理人でも顧問でもない」
引用元)
(前略)
 稲田朋美防衛相は24日午前の記者会見で、学校法人「森友学園」(大阪市)の小学校設置をめぐる問題に関し、夫で弁護士の稲田龍示氏のコメントを発表した。23日に行われた衆参両院の証人喚問で、籠池泰典氏が平成28年1月に龍示氏の事務所で近畿財務局や大阪航空局の職員と会ったと証言したことについて、「土地の売却について相談を受けたことはない」などとしている。

 コメントによると、籠池氏の依頼を受けて同月27日に、事務所の会議室で籠池氏と財務局や航空局の職員らが面会。龍示氏も立ち会ったが冒頭に「私は籠池氏の代理人でも顧問でもないが、立ち会ってほしいという要請があったので話し合いに同席だけする」といった趣旨の発言をし、その後はほとんど発言しなかった。この件で費用は受け取らず、その後は籠池氏から何の連絡もないという。

 龍示氏はその場でのやり取りについて「土地売却の話ではなく、借地の土壌汚染対応の立替費用の返還の話でした」と強調。
(以下略)

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