米コロラド州では、“保護者の許可と医師の処方箋”があれば、学校の看護師が「医療用大麻」を生徒に渡しても合法に

竹下雅敏氏からの情報です。
 スプートニクによると、米コロラド州は、米国で最初に大麻が解禁された州だということです。今回、“保護者の許可と医師の処方箋”があれば、学校で、“疾病を患う生徒の体調を良くする助け”として、学校の看護師が医療用大麻を生徒に渡せるようになるとのことです。アメリカは、日本と違って随分進んでいるようです。
 大麻に様々な治療効果があるのは、下の記事でも明らかです。大麻の主成分THCは、“非腫瘍細胞に対しては、どんな毒性効果ももたず”、がん細胞の自殺を促進するということです。大麻に関しては、Now Creationさんが「大麻の解放は日本の解放」という、大変わかりやすく、優れた記事を書いています。
 記事を読むと、日本が持つ歴史と大麻の効能から、大麻は“神の植物”と考えても間違ってはいないように感じます。
 偶然ですが、ザウルスさんが今日、現代人のクスリ信仰を批判する記事を書いています。大麻を悪と決めつけ、薬に頼る現代人の姿は、神を捨てて、科学や奇妙なカルト宗教を信じる姿に重なって見えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米コロラド州、医療用大麻を生徒に渡しても合法に
転載元)
米コロラド州のジョン・ヒッケンルーパー知事は、保護者の許可と医師の処方箋を持つ生徒に限り、学校の看護師が医療用大麻を渡せる州法に署名した。デンバーポスト紙が報じた。
スプートニク日本
保護者が大麻を学校に持ちこみ、大麻は鍵のかかった特別な棚に保管される必要がある。さらに、保護者が服用量とスケジュールの書かれた医師の処方箋を提出しなければならない。

新法の下でも、生徒が学校に向かうバスや学校に大麻を持ち込むことは禁止される。この州法は、学校でも一連の疾病を患う生徒の体調を良くする助けになると見込まれている。

コロラド州は、医療用目的だけでない大麻の栽培、販売、使用が米国で1番早く解禁された州。5月にはニューヨーク市長が警察に、公共の場での大麻喫煙で逮捕することを止めるよう呼びかけた。
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研究:癌細胞はカンナビス(大麻、マリファナ)に触れると自殺する
THC に触れたがん細胞は増殖をやめ、自壊することを科学者が発見
転載元)
(前略)
Daniel Newton, www.neonnettle.com
May 29, 2018
(中略)
マドリッドの Compulutense 大学の分子生物学者クリスチーナ・サンチェスは、マリファナ(大麻)の主たるサイケデリック成分である TetraHydroCannabinol (THC)は、健康な非腫瘍細胞はそのままにして、成長細胞の自殺を促進するという報告を、初めて行った。
(中略)
たった 3 週間の THC の投与が、マウスの肺がん腫瘍の発達を半分に抑え、がん病巣をもっと大幅に減少させることがわかった。 http://woked.co/cancer-commitssuicide-exposure-cannabis/
(中略)
 「細胞はいろいろな死に方をすることができ、カンナビノイド治療をすると、彼らはきれいな死に方をする、すなわち、自殺をする。
 「カンナビスノイドの利点の一つは、彼らが特に、腫瘍細胞を狙うというこである。
 「彼らは、通常の、非腫瘍細胞に対しては、どんな毒性効果ももたず、これは、基本的にあらゆるものをターゲットとする標準的な化学療法に対して、大きな利点である。
  (中略)…
連邦政府はごく最近、マリファナが、特別の種類のがん細胞を縮小させる、確かな薬効をもつことを認めた。(中略)… NIDA(薬物乱用研究所)の声明はこう言っている:——「最近の動物調査研究によると、カンナビスは、がん細胞のあるものは殺し、他のものはサイズを縮小させることができることを、現実に示している。」
(中略)
科学者たちはまた、カンナビスの別の抽出物、CBD オイルもまた、がん細胞と戦う能力をもっていることを発見した。(中略)… CBD は、THC がもっているような、サイコ・アクティブな効果は全くもっていない。
(中略)
「実験医学ジャーナル」に発表された 2012年の研究によると、CBD は、ネズミにおいて、痛みを発することなしに、慢性の炎症と神経症的不快を、かなり改善することが発見された。

研究者の示唆するところでは、CBD や、マリファナの他の非サイコ・アクティブな成分は、慢性的な痛みの治療にとって、比類のないヒーリングの、代表的手段になるかもしれない。 
(以下略)

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