ぴょんぴょんの「ソフトクリームはなぜソフト?」

 添加物のない、おいしいアイスクリーム、ソフトクリームが食べた〜い!
 ところが調べるほどに、市販のアイスクリームには期待できないことが判明。
 結論は、「自分で作るっきゃない」でした。
 そして、できた! お手軽簡単アイスクリーム。(参考:Cookpad)
 とろーりではないけど、とにかく材料安心だし、おいしい〜〜!!
 食べ過ぎないようにしないと・・・ウエストがヤバイ。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「ソフトクリームはなぜソフト?」


ソフトクリームのおいしさの違い


あ〜暑い暑い・・・・・ソフトクリームが食べたくなった〜。

冷凍庫に、ハーゲン●ッツのアイスクリームがあるよ。

う〜ん? アイスクリームじゃなくてソフトクリームがいい!

pixabay[CC0]


わがままなヤツだなあ〜。
そんなにソフトクリームが好きなのかあ〜。
じゃ、ソフトクリームはどうやって作るのか、知ってるか?

牛乳、生クリーム、砂糖、バニラ・エッセンス、卵? を混ぜて冷やして絞る。

そんな複雑じゃない。
ソフトクリーム・ミックスを、機械にぶち込むだけ!

そうかあ〜、ソフトクリーム・ミックスという便利なものあるんだ?

じゃ、店によってうまい、まずいの差があるのはどうしてだ?

ソフトクリーム・ミックス が違う!

当たりい〜!
どんなミックスを使うか。
高いやつほど乳脂肪が高くうまい。
ソフトクリームも乳脂肪の割合によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスに分かれる。

アイスクリーム類の定義と区分 (厚生労働省)
種類別   乳固形分    うち乳脂肪分 
アイスクリーム 
15.0%以上
8.0%以上
アイスミルク
10.0%以上
3.0%以上
ラクトアイス
3.0%以上
氷菓
https://www.rakuten.ne.jp/gold/from-zao/icemix/question.html

アイスクリームを買うと、入れ物にちゃんと表示されてるからね。

じゃ、ソフトクリームはどうやって、区別をつけるんだ?

お店に表示してるのは、見たことないし・・・・・値段かな? 
安いのはまずいし、高いのはおいしい。


アイスに入っている悲しい油


確かにそれは言える。
安いアイスミルクや、ラクト・アイスは、乳脂肪を植物性油脂で補ってるから、本物と比べると劣るな。

だけど、植物性油脂って、軽くて体にいいイメージがあるけど?

植物性だから、体にいいとは言えないよ。
ちなみに、安いバニラアイス1カップ(200ml)あたり、植物油が大さじ2杯(23.1g)入ってる。問題は、その油がパーム油やキャノーラ油だということだ。(Business Journal)

精製されたパーム油 Author:Romain Behar[Public Domain]



パーム油は、ヤシから採る油だよね。
キャノーラ油は、安くてヘルシーが売りだよね。

パーム油は、ココナッツ・オイルのココナッツとは違う種類の、アブラ・ヤシから採る。
キャノーラ油は安くてヘルシーどころか、遺伝子組み換えの菜種油で、脳に影響があると言われている。(東洋経済ONLINE)

でも、パーム油なんて、どこにも売ってないよね。

主に業務用で使われているからな。
日本人はパーム油を、年間4kg食べてると言われるくらい、ありとあらゆる加工食品に使われている。(あぶない油の話)

へっ? 4kgも!

パーム油は便利で使い勝手がいい油で、問題のトランス脂肪酸が入ってない。
しかも値段が安いんで、世界中でひっぱりだこだ。
ポテトチップス、カップラーメン、フライドポテトをカラッと上げるのもパーム油
マーガリン、チョコレート、アイスクリームをとろーりなめらかにするのもパーム油

pixabay[CC0]


あらゆる加工製品に使われてるんだ。
 

しかし、大量生産のため、精製課程でさまざまな添加物が加えられてるらしい。
また、長時間の加熱も行われて、酸化している可能性がある。
しかしもっとも大事なのは、環境や人権だ。

パーム油って、どこで作ってるの?

日本で使用されるパーム油のほとんどは、マレーシアとインドネシアからの輸入だ。
現在、世界的な需要の増大のために、原料のアブラヤシを増やさないと生産が間に合わない状態だ。
そのために、もとの住人である原住民や動物を追い出して、どんどん熱帯雨林を切り開いてきたんだ。

pixabay[CC0]


大切な熱帯雨林を破壊し、住んでいる動物や人を追い出してまで・・・・・。

しかもそこでは、強制労働や児童労働がふつうに行われている。
あのロヒンギャの難民たちも、犠牲者になっている。

うわあ〜、そんなふうに生産された油なんて食べたくないよ。

安いラクト・アイスや、ソフトクリームを買うと、そんな悲しい油を口にすることになる。
そこで、ネットで市販されているソフトクリーム・ミックスの原材料を調べてみた。

1 もっとも売れ筋だと思われるミックス。
生乳、乳製品、生クリーム、砂糖、水飴、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、カロチン色素

2 良質なバターで有名な会社のミックス。
乳製品、砂糖、安定剤(増粘多糖類)、乳化剤、香料

3 「あっさりとした軽い口当たり。世代を問わず人気のバニラソフトクリームです。」
水あめ、砂糖、乳製品、植物油脂、安定剤

4 牧場オリジナルのスーパープレミアムソフトクリーム。
牛乳、乳製品、砂糖、ブドウ糖果糖液糖、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料

5 「生クリームで仕上げた濃厚で満足感のある味わい。様々な素材と合う最高級生クリームソフトです。」
乳製品、砂糖、デキストリン/カゼインNa、乳化剤、安定剤(セルロース、
増粘多糖類、アルギン酸Na)、乳清ミネラル、pH調整剤、着色料(カロテン)、香料


6 イタリア製の ソフト・アイスクリームミックス。
砂糖、乳製品、植物性油脂、ぶどう糖、乳化剤、ミルクプロテイン、安定剤(タラガム、グアーガム、PGA)水溶性ベジタブルファイバー、香料


pixabay[CC0]


ことごとく、どれもこれも添加物がいっぱいだね。
特に 3の「あっさりとした軽い口当たり」、植物油脂が入ってるじゃん。
これまで食べてきたソフトクリームが、この中のどれかだと思うと・・・。
すべて、添加物が入ってたんだ、ショック・・・・・。

ここにあげたのはまだ、材料を公表しているだけ良心的だと思う。


乳化剤の正体


しかし、なんでこんなに、どいつもこいつも乳化剤、安定剤を入れたがるんだろね?

気づいたか?
アイスクリームの油分と水分が分離しないように、とろーり、ふわふわに仕上げるのは乳化剤のマジックだ。
乳脂肪の高いアイスクリームでは、乳脂肪そのものがクリーミィだから本来は乳化剤はいらないはずだ。
しかし、乳脂肪の低いアイスミルクやラクトアイスでは、どうしても乳化剤を入れないと製品にならない。

ここでも安いアイスは、添加物だのみの製品だとわかるね。
ところで、天然の乳化剤ってないの?

マヨネーズの卵黄がそれに当たる。
ハーゲン●ッツでは、卵黄が乳化剤の役割をしているから、乳化剤がいらないんだ。

pixabay[CC0]


さすがハーゲン●ッツ! 

今や乳化剤は、ありとあらゆるものに入っている。
乳製品、乳飲料、マーガリン、菓子類、豆腐(泡消し)、ホイップクリーム、ケーキ、カレールー、清涼飲料水など。

ケーキのホイップクリームやカレールーにも?


ふわふわのホイップクリームも、乳化剤なしには存在しない。
生クリーム(あるいはホイップクリーム)と称して市販されているものの大半は、乳脂肪の一部をパーム油等に置き換え、乳化剤や安定剤を添加。」(菓子工房フェルヴェール)

うわ、ホイップクリームにもパーム油が使われてる?


乳化剤と言うと、乳製品かな?と思うけど、要は界面活性剤のことだから。

台所洗剤と同じ?

ああ、その通り。
乳化剤を食べると、胃腸を台所洗剤で洗ってるようなことになる。
乳化剤は成分的には『食べられる洗剤(界面活性剤)』のようなもの」 (Diamond Online)。

うわあ、気持ち悪い。

実は、界面活性剤を体内に入れることは非常に危険なんだ。
なぜかと言うと、われわれの体を構成する細胞は、「細胞膜の界面作用」によって維持されているから。

界面作用・・・つまり細胞の内外を細胞膜が境界になって、仕切るってことだね。

家の内外をへだてる壁みたいなもんだ。
その壁は「リン脂質」、つまり油でできている。
いいか? 合成界面活性剤は、油と水の境界をなくすんだ。

ヤバイ! ということは壁が溶けてしまう。
外から侵入者が入って、中の物がもれ出てしまうよ。

結果として、腸炎を発症することがマウスの実験で証明されている。
加工食品に広く使われている乳化剤(洗剤に似た性質の分子で、in vitroで細菌の上皮通過を促進する作用を持つ)が、20世紀半ば以来の炎症性腸疾患の増加を促進しているとの仮説が出されている。」(Nature)

実はこの界面活性剤は、台所洗剤や洗濯洗剤をはじめ、柔軟剤、化粧品、シャンプー、歯みがきなど幅広く入れられてる。
メイク落としも昔は、油100%のクレンジング・クリームだったのに、今じゃ水で洗い流せるのも界面活性剤によるものだ。

顔を台所洗剤で洗ってるようなもの?


ああ。
実は界面活性剤が必要以上に油を溶かすために、皮膚の脂質バリアが破壊され、外部から汚れや細菌が侵入しやすい状態になるんだ。

それで、皮膚炎が増えてるのか。

皮膚と腸粘膜はもともと、口と肛門で折り返すラッピングみたいなもの。
どっちも、外界から内部を守るための防壁なんだ。

それが溶かされるんだね。
ということは、腸内細菌の細胞膜も界面活性剤に溶けるってことだね。
つまり、抗生物質のように細菌を殺すってこと?

まさにその通り。
乳化剤には「抗菌性」があるんだ。(Wiki)

大事な腸内細菌が死ぬ。

腸内細菌は、おれたちの考えを作ると言われるほど重要な存在だ。(2018/06/03時事ブログ)

腸壁をこわし、異物の侵入を許すとアレルギーの原因にもなるよね。

体全体から見ると、最悪だな、乳化剤は。


ソフトクリームを作ろう


ああん、どっかに乳化剤やパーム油の入ってない、安全でおいしいアイスはないのかな?

そんなに食べたいのなら、いっそのこと、てめえが作れよ。
思い切りいい材料使って、安全で、しかも最高のアイスが食えるぞ。

そう言えば数年前、アイスクリーム・メーカーを買ったことがあるんだけど・・・・・。

へえ? さすが食いしん坊だ。

ソフトクリーム・メーカーだって売ってるよ。
「自宅でソフトクリームが作れたら……をかなえる『電動ソフトクリームメーカー』
インスタ映え? 『太くて丸いソフトクリーム』が作れるソフトクリームメーカー」(価格.comマガジン)

モリモリしてて、うまそうだな。
しかしチョコレート色を想像すると、まるで・・・・・!


あ・・・それ以上言わなくていいからね。
で、どちらの場合もあらかじめ容器を、一晩冷凍しないとだめなんだよ。

今すぐ、作って食べられないってことだな。

そうなの。しかも夏のさなか、冷凍庫は満杯でさ。
容器がけっこう大きくて、入れるのに一苦労。

せっかくスペースを空けて、容器を冷やしたとこまではいいんだけど。
いざ、材料を入れて作動してみたら今度は・・・・・固まらない!

なんでだ?

何度も何度も、容器を冷やし直したけど固まらないんだ・・・それで、結局捨てた。

はあ?? 決断早すぎ。

捨てた後にわかったんだけど、冷凍庫のダイヤル、最強にしてないとだめだって。
うち、節電モードで、冷え方が不十分だったんだね。

アイスクリーム・メーカーのために一晩中、最強にしとけってことか?
そのために電気代、よけいにかかるぞ。

せっかく作ろうと思っても、冷凍庫のスペースはいるし、電気代覚悟で冷凍を最強にしないとダメ。

しかし昔は、アイスクリーム・メーカーがなくても家で作ってたはずだ。

ステンレスのバットに材料を入れて、冷凍庫で固まる前にかき混ぜるやり方だよね?
ようし、それでシンプルに自家製のアイスを作ってみようかな。

手伝ってやるから、最高の材料で作ったアイス、早く食べさせろ!!



ぴょんぴょん

Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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