注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
検閲の表向きの説明
言論の自由という織物の組織的に仕組まれた分解――これが現在我々の目の前で起こっていることです。
ネット上最大の“保守派”あるいは“リバタリアン”と言われる存在――アレックス・ジョーンズ、デニス・プレイガー、ステファン・モリニュー其の他――が幾人もグーグルやフェイスブックやツイッター其の他のソーシャルメディア企業によってこのところ締め出されるか検閲を受けています。
一体なぜこんなことになったのかと首を傾げれば、分かり易い答えがすぐさま浮かび上がることでしょう。
こういったソーシャルメディア企業は、主要ニュース各局から寄せられた必死の嘆願を聞き入れてやっているのです。【なにせ主要メディアは】大量の視聴者をジョーンズやプレイガーやモリニューといった相手に奪われています。
新聞やTVニュース・ネットワークは最早崖っぷちです。自分たちの問題に何らの解決策も見出せず――ということでグーグルやフェイスブック其の他に赴き、「助けてくれ!」と縋った訣です。訳すと「我々の競争相手を検閲してくれ」ということ。
6 corporations own 90% of the mainstream media (MSM). pic.twitter.com/dfIvzvthvd
— PrimeS (@PrimeSoundz) 2018年8月13日
あるレベルにおいては、検閲を理解するのはこれほどまでに簡単だと言えるでしょう。
検閲の真の理由は?
ですが皆さんはそこから次のような質問を自らに投げかけてみるべきなのです:何故グーグルやフェイスブック其の他のソーシャルメディア巨大企業は主要ニュース各局の要望におもねるのか? と。
こういったソーシャルメディア組織は主要メディアよりも金持ちで巨大です。彼らはいとも簡単にこう言ってのけることが出来たでしょうに:「嫌ですよ、我々は開かれた討論【の場】と種々雑多な見識が好きでしてね。人々はそれぞれが嫌っている意見に自ら対処出来るのではないでしょうか。我々は開かれた社会を支持し、【言論や報道の自由を保障した】修正第一条を精力的に擁護していますし」
しかし彼らはそうは言わなかったのです。代わりに、禁止と検閲を実行しました。何故か?
まず目の前にぶら下がっている明らかな答えとしては:例えばグーグルやフェイスブックやユーチューブといった最大のソーシャルメディア企業体が【民間の】“自由企業”ではないという点です。
彼らは長らく諜報機関と結託してきたのであり、至る所で人民の監視をすることに賛成なのです。彼らは警察国家の“リベラル”版を好み、正しい意見は中に入れてやりますが、正しくない意見は締め出されるのです。
フェイスブック史
ではフェイスブックの歴史を簡単におさらいしてみましょう:
Top Far Left Organizations Bragged About Working with Facebook and Twitter to Censor and Eliminate Conservative Content https://t.co/mSYBMkE7sY
— Lionel🇺🇸 (@LionelMedia) 2018年8月20日
マーク・ザッカーバーグと彼の駆け出しの学生事業を軌道に乗せた大金の投入は2004年、アクセル・パートナーズ社によってもたらされました。
アクセル社のトップ、ジム・ブライヤーはフェイスブックに1,300万ドルをポンと出し、以来全てが様変わりしたという訣です。
@Tahoesquaw1 Another early investor: Blackstone director/Elaine Chao brother-in-law (wife Angela is a Bank of China Director), Jim Breyer. pic.twitter.com/Un8XDyQnZK
— Milo M. (@Ex67T20) 2017年11月4日
同じ年の初め、ギルマン・ルイーという男が全米ベンチャーキャピタル協会(NVCA)の理事会に加わりました。NVCAの会長は誰かって? ジム・ブライヤーです。ギルマン・ルイーはCIAの重要なベンチャー企業In-Q-Tel社の初代CEOでもありました。
In-Q-Telとは、CIAが“データ収集”に利用できるテクノロジーを開発してくれる諸企業を融資するだけのために1999年に創設されたのです。
And @facebook was seeded by C_A’s venture capital firm in-q-tel along with other social media companies.#qanon #greatawakening #WWG1WGA
— Truth Hammer (@Verum_Malleo) 2018年8月19日
👇👇👇👇👇👇👇👇 pic.twitter.com/IiCyAbOGwF
ジム・ブライヤーとCIA子飼いのギルマン・ルイーの間の繋がりはそれだけではありません。2004年にルイーはブライヤー率いるBBNテクノロジーズ社に勤務するようになりました。アニタ・ジョーンズ博士も同時期にBBN社に加わりました。ジョーンズはIn-Q-Tel社で働いたことがあり、DARPA【※アメリカ国防高等研究計画局】すなわちインターネット開発を手助けしたペンタゴン【※国防省】の技術部門の顧問でもありました。
以上のCIAおよびDARPAとの繋がりからすれば、ジム・ブライヤーによるフェイスブック投資での大儲けが、巷に流通するマーク・ザッカーバーグ神話の一部を成すものではないことにも頷けます。
割愛した方がいいに決まっています。【省いておかなければ】フェイスブックとは個人情報の尽きることのない泉であり、その追跡能力とも相まって、CIAの理想的な資産になるではないかと気が付かない人間がいるでしょうか?
グーグルの正体
ではグーグルはどうでしょう?
ナフィーズ・アーメド(ツイッター)の優れた連載「如何にCIAはグーグルを造ったか」をmedium.comで一読あれ。
“How the CIA made Google” by @NafeezAhmed https://t.co/l9e2lxsVrJ
— Isaac Green (@antischool_ftw) 2018年5月21日
グーグルは、技術と幸運と正真正銘のイノベーションが組み合わさって一躍有名になった、友好的でファンキーで利用者にとって使い勝手のいいテクノロジー企業だと自分では名乗っている。【確かに】これは事実だ。しかし話の断片でしかない。実のところ、グーグルとは裏に米国軍産複合体が隠れ潜む煙幕なのだ。
グーグル躍進の真相は、この場で初めて明かされるのであるが、グーグルを遥かに越えたパンドラの箱を開け、米国の国防組織の進化を促しその活動からたんまり利益を得ている寄生虫ネットワークの存在に図らずも光を当てることになる……」
言い換えると、ソーシャルメディアはただ単に主要なニュース各局を運営している親戚仲間に媚びへつらうがために“保守派”あるいは“リバタリアン”勢を締め出したり禁止している訣ではありません――いえ、更に根深い話なのです。
諜報界隈やペンタゴン筋がお供のネオコンだの軍事請負業者だのと共に、彼ら版“新世界【秩序】”を防衛しているということです。
この新世界の展望に抵抗し逆らう確固たる意見を有し、オンラインで多くの聴衆を獲得している者ならば誰であろうと、障壁と見做され、検閲の標的にされてしまいます。
諜報機関やペンタゴンの展望とは一体? 終わりなき戦争;移民の果てなき波によって生まれ出る渾沌;惑星中を好き勝手に動き回れる多国籍企業、悪の巣窟に店を構え、そこそこ安い値段で商品を製造し、関税なしにこの商品をどこでも売り捌き、ということで地元経済を蝕み、ごく少数の手に経済力を中央集権化させる;監視と検閲の広範囲な拡大(と同時進行);貧困の拡大、そしてそれがもたらす政府への人々の依存の悪化……
ソーシャルメディアによる検閲はワンパターンな一握りのリベラル連中が、自分の嫌いな意見を押し留めようとする話ではないのです。そうではなく、もっともっと、うんと【深い】のです。
グーグルとフェイスブックとは、安全保障国家の産物なのです。
BAN‼️
— 🌸🌸Vicki🌸🌸 (@wiptick) 2018年1月10日
CENSOR‼️
STIFLE‼️
SUPPRESS‼️
🚨GOOGLE, FACEBOOK, TWITTER
🚨POLICING of CONSERVATIVES pic.twitter.com/9IzCY7VrRj
アレックス・ジョーンズ・ショーを聴く場合のリンク先:
生放送:午前9時から正午まで(【米国】東部時間)
http://streams.infowars.com/realnews
生放送:正午から午後4時まで(【米国】東部時間)
http://streams.infowars.com/alexjones
生放送:午後4時から午後7時まで(【米国】東部時間)
http://streams.infowars.com/warroom
加えて、こちらからも:
https://www.infowars.com/watch-alex-jones-show/
ジョン・ラポポート
3つ驚異的な集大成『明らかになったマトリックス』、『マトリックスからの脱出』および『マトリックス外のパワー』の著者。ジョンはカリフォルニア州第29区選出の米国下院議員候補となった。自身の創作力拡大のため、個人的な顧客のコンサルタント業務を継続している。調査報道記者として30年働き、ピューリッツァー賞の候補にも。政治・医療・健康についてCBSヘルスウォッチやLAウィークリー、スピン・マガジン、スターン其の他の欧米の新聞や雑誌で執筆。ジョンは世界政治・健康・論理・創作力について世界中の聴衆を前に講演やセミナーを行ってきた。
無料のNoMoreFakeNews【=「フェイクニュースはなし」】メールへの登録はこちらから。無料のOursideTheRealityMachine【=「現実マシンの埒外」】メールはこちらから。
翻訳:Yutika
註:ラポポート氏ご本人から許可を戴き、翻訳させて頂いております。
【 】内は訳者の追記部分です。訳文は日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しやツイッター画像も挿入しています。
更に雑学となりますが、アメリカではクラウン恐怖症なる方もそこそこいらっしゃいます。ホラー映画に登場してたというより、でぃずにぃ……じゃなかった“サーカス”で迷子になると売り飛ばされるからでしょうか。ネット上にせよ、物理的にせよ、口封じが大得意な集団のお話です。