注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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政府、辺野古埋め立て再開へ デニー知事誕生から1ヵ月後
引用元)
田中龍作ジャーナル 18/10/30
翁長前知事が命と引き換えに表明した「辺野古埋め立て承認の撤回」。石井啓一国交相はけさ、承認撤回の効力を停止する決定を下した。決定を受け、防衛省は明日にも埋め立て工事の再開命令を出す。
上京中の謝花喜一郎・沖縄県副知事は、執行停止の決定を都内のホテルで知った。野党合同ヒアリングに出席した謝花副知事は、声を詰まらせ目を充血させながら窮状を訴えた。
「翁長知事が本当に命がけでやったものを、このようにいとも簡単に数ページで、決定がなされることに、沖縄県民は本当に怒っております」。
石井国交相の決定通知書は紙切れ4枚。破綻した論理が書き連ねられているだけだ。一方、予想されていた執行停止に対する沖縄県の意見書は250ページにも及ぶ。
執行停止は行政不服審査請求として防衛省が国交省に求めていた。政府(防衛省)の申請を政府(国交省)が認めるという茶番だ。
「沖縄県だけでなく他の自治体がやった場合、また国は同じようにするのでしょうか? 国の政策と異なることを地方自治体が行った場合に行政不服審査法を使うというのであれば、地方自治というのは絶対にありえないと思います」・・・謝花副知事の訴えは事態の深刻さを物語っていた。
官僚たちは自らの言説が破綻していることを重々承知のはずだ。「間違っている」などと正直に言おうものなら首が飛ぶ。
(以下略)
上京中の謝花喜一郎・沖縄県副知事は、執行停止の決定を都内のホテルで知った。野党合同ヒアリングに出席した謝花副知事は、声を詰まらせ目を充血させながら窮状を訴えた。
「翁長知事が本当に命がけでやったものを、このようにいとも簡単に数ページで、決定がなされることに、沖縄県民は本当に怒っております」。
石井国交相の決定通知書は紙切れ4枚。破綻した論理が書き連ねられているだけだ。一方、予想されていた執行停止に対する沖縄県の意見書は250ページにも及ぶ。
執行停止は行政不服審査請求として防衛省が国交省に求めていた。政府(防衛省)の申請を政府(国交省)が認めるという茶番だ。
「沖縄県だけでなく他の自治体がやった場合、また国は同じようにするのでしょうか? 国の政策と異なることを地方自治体が行った場合に行政不服審査法を使うというのであれば、地方自治というのは絶対にありえないと思います」・・・謝花副知事の訴えは事態の深刻さを物語っていた。
官僚たちは自らの言説が破綻していることを重々承知のはずだ。「間違っている」などと正直に言おうものなら首が飛ぶ。
(以下略)
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配信元)
やりやがった…。また工事が始まる。涙出てくる。翁長さん、命を懸けたのに。デニーさんを知事に選んだのに。 #辺野古 https://t.co/hfuIqXO6DE
— やんばるぐらし☆玉城デニーと名護市の未来✨ (@yanbarugurashi) 2018年10月30日
"沖縄県の玉城知事は、東京都内で記者団に対し、「結論ありきの中身のないもので、自作自演の極めて不当な決定と言わざるをえない。公平性と中立性を欠く判断がなされたことに強い憤りを禁じえない」と述べ、政府の対応を批判しました。"https://t.co/8Qm6eaWL9o
— 市民連合 (@shiminrengo) 2018年10月30日
「日本政府がとるこのような手法は、国民のための権利救済制度である行政不服審査制度を乱用するものであり法治国家にもとるものといわざるを得ない
— 弁護士 亀石倫子 (@MichikoKameishi) 2018年10月29日
法治国家の理念を実現するために日々教育·研究にいそしんでいる私たち行政法研究者にとって、憂慮の念に堪えないものである」https://t.co/8mfKoXC3bF
創価学会の皆さ〜ん
— やんか師匠 (@GM_YANKA) 2018年10月30日
公明党 の 石井啓一 国土交通大臣が
公明党 の 石井啓一 国土交通大臣が
公明党 の 石井啓一 国土交通大臣が
公明党 公明党 公明党 公明党 公明党 の
石井啓一 国土交通大臣が
沖縄の辺野古基地工事が再開出来るようにしゃはったで〜〜〜
大事な事やし何回も言うといたやんか https://t.co/iFU4MAsMEL
大浦湾と辺野古の海です。
— やんばるぐらし☆玉城デニーと名護市の未来✨ (@yanbarugurashi) 2018年10月30日
日本政府は選挙等で度々示された多くの反対の声を押し潰し、違法・脱法行為も辞さずこの海を埋め立て、耐用年数200年ともいわれるアメリカの巨大軍事基地を建設しようとしています。 #辺野古 pic.twitter.com/O1nFO91M3c
ところがその日の朝、石井国交相が、これ見よがしに「撤回の効力停止」を決めたと発表したことで、ヒアリングは急遽、抗議の場となり、上京していた謝花沖縄県副知事は「翁長知事が命がけでやったものをこのようにいとも簡単に」と声を詰まらせたそうです。
NHKでは相変わらずあべぴょんの「法治国家として必要な法的手続」「沖縄のみなさまの心に寄り添い」と虫酸の走る答弁だけを流しますが、今回の法的手続が法治国家を破壊するデタラメであることは、あべぴょん一味以外には常識です。行政法研究者110名が今回の「日本政府による行政不服審査制度の乱用を憂う」とする声明を発表し「このような申立は違法行為に他ならない」「国交相には第三者性、中立性、公平性を期待しえない」とバッサリ、胸のすくような解説をしています。田中龍作ジャーナルでも、国交省の官僚たちは自分たちの論理破綻を重々承知しているとあります。ヤクザになりきって地方自治と法治国家を潰しにきているわけですね。
防衛省はすぐにも埋立工事再開の命令を出すと見られています。
玉城知事は、政府の対応を「自作自演の極めて不当な決定」と厳しく批判し、国と地方の争いを調停する「国地方係争処理委員会」への審査を検討する方針です。
日本中も、この凶悪な見せしめの行方を注視しています。