非核化問題の合意に至らなかったという今回の失敗に見せた米朝首脳会談は、予定調和だった!

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ大統領と金正恩氏の米朝首脳会談で、非核化問題の合意に至らなかったとのことです。
 トランプ大統領は記者会見で、「北朝鮮は制裁の完全な解除を求めたが、我々はそれには応じられなかった」と述べました。アメリカ側が求める核施設の廃棄の要求も折り合わなかったようです。報道によると、“予定していた合意文書の署名や昼食会をキャンセルして終わった”とあり、今回の首脳会談は、失敗であったかに見えます。
 ところが、今朝の板垣英憲氏の情報を見ると、米朝交渉は2017年5月のオスロの「秘密合意」に基づいて進められており、「北朝鮮を核保有国と認める。そのうえで核兵器の不拡散に関する条約(NPT)に復帰して、核軍縮に努める」ということのようです。この方向でお互いに合意しているなら、非核化について進展するはずがありません。なので、今回の失敗に見せた米朝首脳会談は、予定調和だったということになりそうです。
 “続きはこちらから”の、“トラちゃんとジョンウン君”の会話は面白い。案外、こんな感じなのかも知れません。
 どう考えても、トランプ大統領と金正恩氏の会談は、“あの金を上手に使って”、新金融システムを立ち上げるという計画が進行している上での話です。
 最後の記事は、その新金融システムの中核銀行が、みずほ銀行であるという話です。背後では、着々と準備が進んでいます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
米朝首脳会談 合意至らず 共同声明の署名式中止か(19/02/28)
配信元)
————————————————————————
トランプ米大統領「今回は合意に署名せず」
引用元)
28日午後、ベトナムの首都ハノイで米朝首脳会談を終えたトランプ米大統領の記者会見が始まった。トランプ氏は「今回は(合意文書に)サインしないことにした」と述べ、首脳会談が合意に達しなかったことを説明した。その上で、2日間の会談で「生産的な時間を過ごした」と強調した。

トランプ氏は記者会見で、北朝鮮について「巨大な可能性がある」と指摘した。「27日の会談で金委員長は核の実験をしないと約束した」とも明かした。「彼を信じている。金委員長とは良好な関係で、今後も関係を維持していきたい」と述べた。

首脳会談は同日、予定していた合意文書の署名や昼食会をキャンセルして終わった。
(以下略)
————————————————————————
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
第2回目米朝首脳会談は、第2次世界大戦の延長戦である朝鮮戦争に一刻も早く「終戦宣言」し、「新しい時代」に踏み出すことを最優先しなくてはならない
◆〔特別情報1〕
 ベトナム訪問中のトランプ大統領と金正恩党委員長は2月27日午後8時29分、ハノイの高級ホテル「ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイ」で夕食会を開いた。トランプ大統領の右隣に金正恩党委員長が座った。米側からはポンペイオ国務長官やマルバニー大統領首席補佐官代行、北朝鮮側から金英哲(ヨンチョル)党副委員長らが同席した。トランプ大統領は前日「とても明日は忙しい日になる。明日の会談によって、とてもすばらしい状況になり、二国の関係はとても特別なものになるだろう」と話していた。米朝交渉を北朝鮮北米局長時代から、担当してきた北朝鮮の崔善姫外務次官は、金正恩党委員長が、ハノイ入りすると直ぐに、これまでの米朝協議の経緯について報告した。それは、2017年5月8日~10日、ノルウェーの首都オスロで「秘密合意」した「北朝鮮を核保有国と認める。そのうえで核兵器の不拡散に関する条約(NPT)に復帰して、核軍縮に努める」ということを北朝鮮は実行するということだ。従って北朝鮮は、トランプ大統領が表明しているように「ただちに非核化する必要はない」ということだ。何よりも大事なのは、第2次世界大戦の延長戦である朝鮮戦争(1950年6月25日勃発~1953年7月27日休戦)に一刻も早く「終戦宣言」して、いい加減「区切り」をつけて、「新しい時代」に踏み出さなくてはならないということである。天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦は、今回の米朝首脳会談の結果について、以下のように予測している。


————————————————————————
ハノイの微笑。米朝合意は北から世界に地政学的変化を引き起こす。同時に日本神話の政治力(利権維持)消失へ。
引用元)
こんにちは。今日は2月の最後の日。
昨夜のヴェトナム料理、美味しかったでしょうね。トラちゃんとジョンウン君が並んで舌鼓。

虎「世界中の富豪たちの隠しマネーが流れ込んでくるように、仕組みを造るからね。」
金「北には地下資源はたくさんあるし、これを資本算定すれば十分に担保機能になるけど、これまでワルドモがチャンと生産活動に移行させなかった。それより緊張をつくった方が手っ取り早く儲けられるとけしかけてきんたんだよ。まあミサイルもそれに付き合っていただけ。緊張を大きくした方が儲かる人間が日米にいたし、日本からはいくらかの裏口銭が回ってきて、北にはそれで食っている人間がいた。
虎「でも、そんなのいつまでも続かない。続けるわけにもいかない」
金「そこにトラおじさんが登場。本気でこんな関係を変えよう、すでにある、あの金を上手に使って、と。それにキンペイ兄貴も同意。今、中国系・華僑系も来ているし、もちろん南の企業家も。なんも知らんのはその先の島国のみ。プーチン親分なんか、日米にいるワルドモを凍り付かせているしね」
・・・てな、会話をしていたかもね。
(以下略)
————————————————————————
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
みずほ銀行は3月1日からスマホ決済サービス「J-Coin Pay(ジェイ コイン ペイ)」の提供を開始し、名実ともに「第2日銀」の地位を築き、「暗号通貨時代」のスタートを切る
◆〔特別情報1〕
 株式会社みずほフィナンシャルグループ(坂井 辰史執行役社長)の中核子会社である株式会社みずほ銀行(藤原弘治頭取、以下「みずほ銀行」)は3月1日より約60の金融機関と協働し、「銀行系デジタル通貨のプラットフォーム」として、QR コードを活用したスマホ決済サービス「J-Coin Pay(ジェイ コイン ペイ)」の提供を開始する。Jコインは、スマホのアプリ上で、「いつでも、どこでも、無料」で利用できるサービスであり、お金に関することが全てスマホ上で完結できる。まずは3月25日に20行の銀行口座の登録が可能になり、「2年程度で全国の地方銀行など約70以上の金融機関の参画を目指す」という。

Comments are closed.