「一日も早く全面返還」と言いながら、現実には「普天間の3分の1を辺野古に移す」!!

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画は必見です。サギゾーは、「一日も早く全面返還」などとのたまわっていますが、現実には「普天間の3分の1を辺野古に移す」ということらしい。
 2017年6月15日の参議院外交防衛委員会における民主党の藤田幸久議員の“辺野古の新基地が建設されても、アメリカ側との調整が整わなければ普天間基地は返還されないということで間違いございませんですね”という質問に対し、当時の稲田防衛相は、“米側との具体的な協議、またその内容の調整が整わない、このようなことがあれば、返還条件が整わず、返還がなされないということになります”と答弁しています。
 返還条件は8項目で、その中で問題になっているのは、「普天間飛行場代替施設では確保されない長い滑走路を用いた活動のための緊急時における民間施設の使用の改善」だということです。
 「緊急時における使用」を考慮すると、那覇空港しかないと言われていますが、翁長知事は、「那覇空港は絶対に使わせない」と、2017年7月の県議会で答弁しているようです。
 細かいことわかりませんが、こうした問題を見ている限り、政府の方針は無理筋だといえます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)




————————————————————————
辺野古に代替施設ができても、普天間飛行場が返還されない可能性があるって本当?
引用元)
(前略)

  返還条件とは。

  日米両政府が普天間飛行場を名護市辺野古に移設することを決めた2013年の「統合計画」に明記され(中略)... その内容は「普天間飛行場代替施設では確保されない長い滑走路を用いた活動のための緊急時における民間施設の使用の改善」など8項目あり、それが実現しなければ返還されないという。

  代替施設では確保されない滑走路ってどういうこと?

  代替施設として名護市辺野古でV字形滑走路の建設が計画されているが、その長さは1800メートルで、固定翼機には短いと言われている。そのため米軍は長い滑走路を持つ民間空港を使えるようにしてほしいと要求している。

(中略)

  8項目の条件はどれだけ実現しているの?

  14年8月に完了した「KC―130飛行隊による岩国飛行場の本拠地化」などの2項目だけだ。

(以下略)
————————————————————————
配信元)

Comments are closed.