デトックス・プロジェクト・ジャパン~毛髪に蓄積されたグリホサートを検査して、危険性を訴え、禁止させていこうという真っ当なプロジェクト!~日本だけがなぜ規制緩和しているのか?

 先日、デトックス・プロジェクト・ジャパンが発足されました。
 ご存知のように、グリホサートは世界各国で使用禁止や規制強化の動きがあるのに日本では逆行した規制緩和がされてしまっています。そこで身体に蓄積されたグリホサートを検査して、発ガン性があるとされるグリホサートの危険性を訴え、農薬や除草剤としての販売や使用の禁止等、グリホサートを削減させていこうという実に真っ当で急務なプロジェクトが立ち上がったという訣です。
 アメリカや欧州では議員らからグリホサートが検出されたことで反対運動が大きなウェーブとなり、有機食品が広まったという経緯があります。マムズ・アクロス・アメリカのゼンさんからこうした報告を受けて、ぜひ日本でもはじめようと有志の政治家の方々はじめ28名が髪の毛を切って、グリホサートが蓄積されているかどうかを調べたのです。食に気をつけていると思われる方々なので、何も出なかったらどうしよう?という危惧もあったそうですが、結果は約7割の方からグリホサートが検出されるという衝撃的なものでした。食品はもちろんのこと、除草剤としても幅広く使用されているグリホサートですから、油断はならないということかもしれません。
 環境や健康のためにも、ここは何としても止める必要のあるグリホサートですが、世界各国においては反対運動により使用禁止や規制強化がされているのですから、日本でもできるはずです。いくら非常に不思議な政権とはいえ!?「あきらめない運動は続いていく。そしてすべてはつながっていく。」のですから。
 近いうちに、一般社団法人の農民連食品分析センターさんによるグリホサート検査の受け付けがはじまります。
(追記:只今準備中で、7月頃になりそうとのことです。)
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
国会議員らの毛髪検査で...発がん性「農薬」検出7割の驚愕
引用元)
発がん性の疑いがある農薬「グリホサート」をどれくらい摂取しているのか――。国会議員らの毛髪を使って検査したところ、驚くべき結果が出た。山田正彦元農相が共同代表を務める「デトックス・プロジェクト・ジャパン」(DPJ)が21日、参院議員会館で開いた会合で明らかにした。(中略)

DPJは21日、日本の“グリホサート漬け”の実態を探るため、「検査プロジェクト」を立ち上げ、広く参加を呼びかけたのだが、それに先立って、国会議員23人を含む28人分の毛髪を仏の機関で検査した結果を発表した。グリホサートか、グリホサートが分解してできるAMPAが検出されれば、グリホサートが体内に存在していたことになる。

〈両方検出〉4人
〈グリホサート〉4人
〈AMPA〉11人
〈検出せず〉9人

28人中、実に7割にあたる19人から検出されたのだ。(中略)
会合には国会議員9人が顔を見せた。近く、食の安全の議員連盟を立ち上げるという。(中略)
立法府は食の安全を取り戻せるか。
————————————————————————
配信元)

————————————————————————
ラウンドアップの主成分 グリホサートは私の身体からも検出されました。
引用元)
昨日デトックスプロジェクトジャパンは国会議員のフランスのクズサイエンスでの毛髪検査の結果の発表をいたしました。
 
なんと 23人のうち 16人からグリホサートが検出されたのです。木村ー黒田純子先生の話によれば驚くべき高い数だそうです。...
 
モンサントはグリホサートはすぐに分解されて尿から排出されるので、人間に蓄積することはないとこれまで主張してきたのです。
(以下略)
————————————————————————
配信元)

————————————————————————
印鑰 智哉
引用元)
(前略)
なぜ、測定が重要だとゼンさんは思ったのか?(中略) 母乳からDDTやPCBが発見された後、5年で禁止となった。だからモンサントの農薬グリホサートを止めるためには測定するしかないとゼンさんは考えていた。そして実際にグリホサートが母乳から発見されることになる。(中略)
これが世界に大きな影響をもたらした。同様に欧州議会の議員も46名(だったと思う)が自分の尿を検査、なんと全員から検出された。この事実はEUでのグリホサートの再承認に大きな影響を与えたに違いない。その後、世界大でグリホサートを測るプロジェクト Detox Projectへと発展している(中略)

 具体的に日本国内でどのように測定を進めるのか、どのように日本政府や自治体、販売企業などにどう規制・販売禁止を求めていくか、そしてその際、グリホサートに代わる代替策をどう確保していくか、今後課題はまだ残っているが、測定しようという気持ちは参加者の多くに伝わったのではないだろうか?これは画期的なことだと思う。(中略)

 ゼンさんが衆議院第1議員会館を出る時、首相官邸前から辺野古埋め立てに抗議する声が響いてきた。辺野古で起きていることを伝えた。あきらめない運動は続いていく。そしてすべてはつながっていく。

Comments are closed.