独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第41楽章 ドイツで見た、猫のこと、犬のこと・・

猫は犬と違い、呼ばれてもいかない・・行きたい時に行く・・
こんな猫のような生き方にできればしたいな・・と思いつつ・・。
猫は、誰かに従うということにまったく無頓着な性格です。
犬は、ご主人さまに従うことで喜びを感じる性格です。
どちらがお好みですか?
日本人はわりと犬のような性格の方が多いのかな。
ドイツ人は犬を飼っている方が多いけれど、猫のような性格の方も多く、
犬と猫の性格が入り混じっているような気がしますが・・・。
それって、小さいころからの教育の問題なのかなとも思いつつ・・・。

第41楽章は、ドイツで見た、猫のこと、犬のこと・・です。
(ユリシス)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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猫のように、誰かに従うことにもっと無頓着になれたなら・・・


ドイツの新聞は、日本よりも報道の自由がありそうな・・

まずはじめに、最初に嬉しいことにドイツの新聞にも、
れいわの木村さん、舩後さんの当選の記事が載りました。




https://www.sueddeutsche.de/politik/japan-parlament-wahl-1.4534586
上記の記事の興味深い視点は、
  • 木村さんが教育学の学位を持ち、2冊の本を出版していて、本の題名まで書かれていること
    経験や学位が大事なドイツ。ドイツの超学歴社会を表し、木村さんの経歴を重んじている
  • さらに詳しく、日本の記事では見当りませんでしたが、木村さんは、子供のころは、まだ松葉杖で学校に行くことができていたと詳細に書かれていたこと
    (ドイツ人らしく、その後の経過が書かれている。以前は松葉杖で歩けたのに、リハビリの問題??と少し高齢者介護問題、リバビリの問題に直面し興味がある私はちょっと気になりました。)
  • 山本太郎さんの戦略に触れ、反原発のため、福島カタストローフェ以後、テレビの仕事を失ったとはっきりと書かれていること
    (選挙の戦略と書かれているので、山本氏の賢明さを理解されている!311をドイツでは、みなさん、福島カタストローフェと呼ぶのです!)

私自身でごちゃごちゃ読んでいたら、日本語訳を書かれているブログを教えてもらいました!参考にされてください。
ツイッターじゃ言い切れないこと 毛ば部とる子 / 南ドイツ新聞が報じた木村英子氏の当選(日本語訳)


また、安倍首相についての記事もありました。
https://www.sueddeutsche.de/politik/japan-wahl-abe-1.4533366
(簡単な概要)
安倍首相は戦後の首相の中では最高権力者であるが、(政治的な)昏睡状態にあり、国は混乱している。投票率49%であり、国民は国への発言権にも民主主義にも期待せず、政治に無関心である。日本人は現状に満足していないのに現状を選ぶしかなく、成長しない日本が続いている。安倍首相が引退するまで、明るい未来が期待できない。

https://www.sueddeutsche.de/politik/japan-wahl-abe-trump-1.4531587
上記の記事の興味深い指摘を取り上げてみました。以下、記事より抜粋して翻訳。
日本の大手メディア編集長は安倍首相の定期的な夕食会に招待されます。テレビなどの公共メディアは、安倍首相のもとでの政治の発言に敏感になっています。独立系メディアは政府の記者会見にアクセスすることさえできないのです。国連の報道官Kaye氏は、批判的な発言のために定期的に嫌がらせを受けている東京新聞の記者の例を強調していました。

ドイツの新聞の記事から感じたことは、日本の新聞より、より詳細により具体的に
より真実に近づけて書かれていて、わかりやすい
ことです。
日本の報道がわかりにくいのは、たぶん忖度して、クレーム、問題がないようにと
本当に大切な点をうまく、上手に問題がないように避ける傾向(やすとみ歩さんが書かれている東大話法? 立場主義?)が
あるからかな・・とひょっと感じました。
日本ももっと自由に!報道の自由を上げてほしい!

以前、ドイツの教育の視点として、どんな小さな意見でもすくい上げる・・と聞いたことがありましたので、そんな姿勢も感じられました。


猫を見ていてごらんなさい・・


竹下先生は、ぴ・よ・こ・と3の中で語られています。
猫を見ていてごらんなさい。彼らは考え事をしていません。
それが注意深いということなのです。
なぜ考え事をしていないのか。なぜ世界に正しく向きあえるのか。
それは、欲望がないからなのです。
(ぴ・よ・こ・と3 132ページより)


先日の時事ブログの中でも山本太郎さんも
おっしゃっています。
ただ存在してるだけでいいんだって教えてくれたのは、猫ちゃんなんですよ。
世界で一番偉そうにしているんですよ。ただ食べて寝てるだけなのに。素晴らしい存在ですよね。だから、みんなが猫みたいに生きられる社会を目指したいんですよ。


犬はリベラリストのようなもので、すべての人を喜ばせようとする。
猫は、みんなが自分を愛していることを知ろうともしない。

William Kunstler(ウィリアム・クンスラー 米国の弁護士/1919~1995)
https://iyashitour.com/archives/35348


猫は犬と違い、呼ばれてもいかない・・行きたい時に行く・・
こんな猫のような人生にしたいな・・と思いつつ・・。


我が家は2012年の1月から3月までドイツのゾーリンゲンという小さな町にホームステイをしていました。
以前このことは、第11楽章に書いたことがあります。

ゾーリンゲンといえば・・刃物製造で有名な町です。日本でいえば、岐阜県関市のような感じでしょうか・・。

ヴッパー川沿いに位置する。中世よりフランスのティエールと並び刃物の街として知られており、ハサミやカミソリなどの理髪用品、さらに高い完成度が要求される手術用ナイフなども製造している。約15 km南にレーヴァークーゼン、20 km北西にデュッセルドルフ、15 km北東にヴッパータールが位置している。

著名な企業
・ツヴィリング・J.A.・ヘンケルス

理髪用品のカミソリ


原発反対の黄色いポスター(Nein Danke)が貼られているこじんまりとした可愛い家に
3か月の間お邪魔していました。


Author:Eckhard Henkel[CC BY-SA]

このお宅は、猫の家族が一緒に住んでいて、
どちらかというと、猫が中心の家でした。1月から3月までのドイツの寒い期間に
猫の家族と思う存分一緒に暮らしました。猫ってこうなんだ・・という発見がたくさんありました。
こじんまりとした可愛い家は、猫がどこでも遊べる作りになっていて、
いつでも小高い丘や野原方面に家から出ることができる作りになっていました。

さて、猫の家族構成は、お父さんのガルー、お母さんのブルーメン(ドイツ語で花の意味)、長男のミケシュ、長女のプッカです。綺麗な毛並みの黒猫の家族です。
猫はお散歩、食べている以外は、毛繕いをして、ずっと寝ています。寒い冬でしたので、暖房の上を陣取って、思い思いの場所でずっと寝ていました。
ファミリーの猫でしたので、様子を観察するのがとても面白かったのです。


お父さん猫ガルーは、お母さん猫ブルーメンを可愛がり毛繕いをよくしますし、
また、娘猫プッカも可愛がり、暖房の上では、お父さん猫ガルーは娘猫プッカの
手の上に自分の手を重ねているシーンもよく見かけました。
息子猫ミケシュは堂々たる雰囲気で、お父さん猫ガルーを排除する感じでした。
息子猫ミケシュはイケメン猫で、我が家の息子も気に入りまして、よく私たちの部屋に
遊びに入ってきて、ずっと寝ていました。寝るまでの様子を観察していると、
ぼっ・・・としていると思いきや、毛繕いをはじめて、だんだんと寝落ちしていくんですね・・。
起きている時は、ぼっ・・・と外の景色を眺めているのです。

食事は、4匹一斉に食べている時もあれば、バラバラで、好きな時に食べている時もありました。
猫は犬のように呼んだら来るということでもなく、呼んでも行きたくない時は来ないという自由奔放で従わないところがいいですね。人間も見倣いたいものです。

Author:iyoupapa[CC BY-SA]

当時我が家の息子は10歳でしたので、息子もやんちゃな時期で、
お母さん猫ブルーメンにこう言いました。
『やーい、やーい、おばさん猫、おばさん猫、へへへへへ・・』
すると、お母さん猫ブルーメンは、息子をじっと睨み
・・そして、
『フン!』 という顔の動きをしたのです
これは面白い表情を見た!と思いました。猫も人間と同じように
『フン!』 とするんだ・・・と・・。
そして、息子が言ったことがわかったんだ・・と・・。
息子が言った雰囲気が伝わったのでしょう。(まったく、ひどいことを言う息子ですが・・)

さて、黒猫といえば、ドイツには、黒猫のワインがあります。
モーゼル川沿いのツエル村は、黒猫ワインの村なのです。
そして、世界初のスパークリングワインは、ドイツワイン黒猫なのだそうです
https://www.necoichi.co.jp/Blog/detail/id=3493

Author:ギーゲル[CC BY]

また、ドイツには、ライン川沿いにねこ城とよばれるお城もあります。
ネコ城(Burg Katz)はドイツ連邦ラインラント=プファルツ州ザンクト・ゴアールスハウゼンのライン川上流沿いにある城。西ドイツ政府から日本人男性がホテルにする目的で購入し修復したが、世界遺産のライン渓谷中流上部に含まれたことで頓挫した。規制によりカーテンをつけるなどの事はできない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ネコ城

Author:Alexander Hoernigk[CC BY-SA]
ライン川沿いに建つネコ城

ベルリンの街中でよく見かける犬


ベルリンで見る限りは、猫は家で静かに飼っているらしく、街中でよく見かけるのは
犬だけになります。
犬は毎日見ます。電車でも地下鉄でも、カフェにでも犬は同伴ができます。
以前、車椅子に乗られている年配の女性が、犬をたぶん10匹ぐらい(?)連れてデパートを進まれていました。
10匹ぐらいです!! 車椅子の年配の女性の膝の上に小さい犬が3匹ぐらいと、
あとは、リードで繋がれていた犬もいましたし、リードなしの犬もいました。
(サンタクロースの犬ぞりのような感じで、なんだ?なんだ?とびっくりしてしまいました。)

以前息子がインターンを体験した会社では、会社に犬が出勤していました。
働いているお姉さんと一緒に犬も出勤してくるのです。
お姉さんが会議中の間は、心配そうにずっとお姉さんを見守ります。
会議が終了すると、喜んだようにお姉さんに寄り添っていました。
お姉さんがちょっと外出するときも
犬は一緒についていきます。会社の写真にも一緒に映ります。


息子は、犬といつも一緒に出勤できること、犬が会社にいるのはいいな・・と
言っていました。
日本でも会社に犬を同伴してもよいことにすれば、
ストレス解消にも良く、意外にも、効率的かもしれません
家の近くの小さな会社でも入り口にいつも犬が寝そべっています。
犬はおじさんと一緒に出勤してきて、おじさんと一緒に帰って行きます。
とてもうらやましい働き方・・だと思いませんか・・・。
ドイツで犬を飼うには、犬税を支払うようになっています。

意外にも、パグがドイツでは人気だとか・・そういえば、確かに
よくパグも見かけます。また、大型犬がドイツ人には人気のようです。

パグ

猫だとこんな感じで・・いつも眠そうでリラックス・・(女の子がかわいい!)



犬だとこんな感じで・・元気に働きます!(コーギーお利口さん!)



日本もドイツのように、犬と一緒に出勤できるとか、犬も一緒に電車に乗れるとか、
もっと自由にリラックスした社会になるといいな・・と願ってしまいます。


さて、面白いクイズです!ちょっと難しいですが・・

子子子子子子子子子子子子

12個の子は、なんと読むでしょうか・・・ヒントは猫・・
回答はこちらです。





Writer

ユリシス

東西冷戦時代を身近に感じられるドイツの首都在住。豪州の出会うと幸せになれると言われる、めったに出会えない青い蝶、ユリシスがいる、(ほとんど毎日会っていた!)トロピカルな街から移り住みました。世界に国境はない、人種も言語も関係なく、心で通じ合えるが信条。英、独、インドネシア語を学びました。1985年の人民服を来ていた時代の上海、1988年のベルリンの壁、1992年のインドネシアの民主化運動を目の当たりにする。
現在、東洋医学セミナーを勉強中。体癖はたぶん、2−8かな?しかし、3、5、10も入っているような気がする。

わかりやすく、音楽のように流れるような、軽快な文章をお届け出来ればと思います。小学生でもわかるように簡単で、本質をついた内容に努めてまいります。



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