人類は「ウソ」によって発展した? / これからは「ウソをつく人」から淘汰される

竹下雅敏氏からの情報です。
 最初の動画は、超天才歴史学者のハラリさんという方が著した「サピエンス全史」という本の一部の解説です。地球上で私たちホモ・サピエンスが最も繁栄した理由の一つが、10万年前に「なぜか」突然「ウソをつき、ウソ(虚構)を語り、ウソ(虚構)を信じる」ようになったことだそうです。
麗々しく「認知革命」と呼ばれていますが、この「ウソ」を知ることによって知力も腕力も劣るホモ・サピエンスが他の強力な人種を滅ぼし、地球上にはびこって来たらしい。
にわかには納得しがたいのですが、現代社会で強力な力を持つ「お金」について考えると、まさに皆が一斉に「紙幣には価値がある」という虚構を信じ、その前提でこの社会を回し、繁栄という名の激動を引き起こしているのでした。
 このハラリさんは他の著書で、いずれ人類はAIをコントロールできるわずかなエリートと家畜のような大多数の人類に別れていくと予測していますが、それはこの「虚構を信じる」世界の延長線上にあるのかもしれません。
 さて一方、ビジネス誌では、エリートだろうと知識人だろうと「嘘をつく人」が真っ先に淘汰される時代になったという、ちょっとステキな記事がありました。インターネットの普及でこれまで簡単に隠せていた特権階級の「ウソ」が明らかになり、同様に、これまで国民を簡単に騙していたオールドメディアも、国民がネットで情報を得ることが可能になって以来、現代の大本営の虚構が明らかになりました。
 そんな中、社会の中で「ウソをつく」ことが有利なのかという研究があり、ロボットを使ったシミュレーションをしてみると、1回限りの取引であれば「ウソつきが断然有利」な結果となりますが、長期にわたる取引では、逆に「嘘をつくことが不利」であることが分かってきたそうです。記事では「嘘つき者情報」の共有によって「正直者コミュニティ」を守ると言っています。ヤマ・ニヤマの「正直」はお守りのようではありませんか。
 折しも偶然、パータ様からタイミングよく届いた情報がありました。この一連のツイートを見ると、正直シャープさんから買おうっかな?という気になりますわね。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
12分で解説【サピエンス全史】人類はウソに生かされていた
配信元)

————————————————————————
エリートも知識人も、これからは「嘘をつく人」が真っ先に淘汰される 情報の非対称性は消えた
引用元)
(前略)
官僚、政治家、大企業の役員、さらには学者、(自称)知識人など、記憶力に自信がある人は「嘘をついてもばれない」という自信を持っていると思われる

しかし、どのように記憶にすぐれた秀才であっても、現在のコンピューやインターネットが保有する膨大かつ極めて正確な「記憶」に打ち勝つことは不可能だ

つまり、受験秀才のような優れた記憶力を持たなくても、普通の人がコンピュータやインターネットを駆使して、彼らの嘘を簡単に暴くことができる素晴らしい時代がやってきたのである。
(中略)
これは、もう1つの「嘘つき代表」の、オールドメディアについても言える。読者や視聴者がメディアから流されるニュースの裏をとれなかった時代には、彼らが国民を嘘で操ることは簡単であった。

逆に言えば、我々国民は長年にわたってオールドメディアに騙されていたことを知らず、インターネットなどの登場が無ければ今でも騙され続けていたということである。

現在、オールドメディアは、ネット・リテラシーの低い人々と思想的に偏向した人々を対象に商売を続けているが、インターネット、コンピュータの登場が無ければ、大多数の国民が彼らのように操られていたのだと思うとぞっとする。
(中略)
とても悲しいことだが、1回だけの取引を繰り返している限り「嘘をつく」ことがかなり有利なのだ。

しかし、近年の研究で「長期にわたる取引」では、「嘘をつくことが不利」であることが分かってきた
実際の世の中では、コミュニティの中で長年にわたって繰り返し取引が行われ、誰かに嘘をついたらそのコミュニティ全体に「あいつは嘘つきだ」という情報が知れ渡り、取引そのものからはじき出される。

「嘘つき者情報」の共有によって「正直者コミュニティ」を守るのだ
(中略)
長年の取引の中では「嘘」は決して得ではないということだ。
(以下略)




————————————————————————
配信元)


*****




*****





*****




*****




*****




Comments are closed.