竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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武漢ウイルスが出現する2ヵ月前、アメリカの科学者が「次に発生するコロナウイルスのパンデミックは《地球上の6500万人を殺す》」というシミュレーションを公表していた
転載元)
In Deep 20/1/27
Health experts issued an ominous warning about a coronavirus pandemic 3 months ago. Their simulation showed it could kill 65 million people. | @BISouthAfrica https://t.co/ma5rB4BKgR pic.twitter.com/v0RGAd1DjI
— News24 (@News24) 2020年1月24日
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
(中略)
米国の科学者がビル・ゲイツ財団と共にパンデミックのシミュレーションを発表したのは武漢ウイルス発生の2ヵ月前
(中略)
武漢のウイルスの最初の感染者が確認されたのは、昨年12月のことでしたが、それから2ヵ月ほど前の2019年10月に、アメリカのジョンズ・ホプキンス健康安全保障センター(Johns Hopkins Center for Health Security)の科学者が、「次に起きるパンデミックはコロナウイルスによるもの」だと想定した上で、
「コロナウイルスのパンデミックの想定シミュレーションを公開していた」
のでした。
それは、当時の以下の日本語の報道などでも知ることができます。
ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センター、世界経済フォーラム、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が広域流行病シミュレーション・ライブ配信を主催
Business Wire 2019/10/19
ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターは、世界経済フォーラムおよびビル&メリンダ・ゲイツ財団と共に、2019年10月18日(金曜)にニューヨーク市で開催される世界的広域流行病マルチメディアシミュレーションの「イベント201」を主催します。
本演習は、深刻な広域流行病が経済・社会に及ぼす影響の緩和に向けた世界規模での官民協力の必要性を浮き彫りにするものです。
Business Wire 2019/10/19
ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターは、世界経済フォーラムおよびビル&メリンダ・ゲイツ財団と共に、2019年10月18日(金曜)にニューヨーク市で開催される世界的広域流行病マルチメディアシミュレーションの「イベント201」を主催します。
本演習は、深刻な広域流行病が経済・社会に及ぼす影響の緩和に向けた世界規模での官民協力の必要性を浮き彫りにするものです。
ビル・ゲイツ先生が絡んでいるのですが、それはともかく、問題は「そのシミュレーションの内容」です。
大ざっぱに書きますと、以下のような内容なのです。
感染開始から6ヵ月でウイルスは世界のすべての地域に広がり、1年後には、6500万人の人たちが亡くなる。
というものなのです。6500「万」人ですよ。このシミュレーションを発表した2ヵ月後に武漢で新型のコロナウイルスが発生するというのは・・・まあ、タイミングがいいというのか何というのか。
(中略)
シミュレーションでは、例えば以下のようなことも計算されています。
シミュレーションでの集団感染の発生は小規模に始まった。養豚場の何人かの農民たちにインフルエンザや肺炎と似た症状が見られ始めた。そこから、このウイルスは南米の貧困地域に広がっていった。
各地で航空便はキャンセルされ、旅行の予約は 45%減少した。そして、ソーシャルメディアではさまざまな噂や偽情報が出回り始めた。
その後、ウイルスの流行は世界的な金融危機を引き起こした。株式市場は 20%から 40%下落し、世界の国内総生産は 11%急落した。
各地で航空便はキャンセルされ、旅行の予約は 45%減少した。そして、ソーシャルメディアではさまざまな噂や偽情報が出回り始めた。
その後、ウイルスの流行は世界的な金融危機を引き起こした。株式市場は 20%から 40%下落し、世界の国内総生産は 11%急落した。
(中略)
このシミュレーションから連想することは、「航空機の飛行停止などの移動の制限をしても、感染の拡大が止まらない」ように響く部分です。
(中略)
Health experts issued an ominous warning about a coronavirus pandemic 3 months ago. Their simulation showed it could kill 65 million people
Business Insider 2020/01/24
2019年の秋に、米ジョンズ・ホプキンスの科学者は、致命的なコロナウイルスがパンデミック規模に達した場合にどうなるかをモデル化した。そこでシミュレートされたシナリオは、感染開始から18か月以内に6,500万人が死亡する可能性があると予測していた。
(中略)
トナー氏のシミュレーション上の「仮想の致命的なコロナウイルス」によるパンデミックでは、感染開始から6か月後に、世界中のほぼすべての国でウイルスの症例が発生することを示唆した。そして、発生から18か月以内に、6500万人が死亡する可能性があることを示した。
(中略)
この分析は、世界経済フォーラムとビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団との共同研究の一環で、ブラジルの養豚場でパンデミックが発生した場合にどうなるかを調査したものだ。なお、武漢のウイルスは、生きた動物を販売する食糧市場で発生している。
トナー氏の想定したシミュレーション上でのウイルスは、現代のあらゆるワクチンに耐性がある。そして、その病原性はSARSよりも致命的で、しかも、感染力はインフルエンザと同じ程度の強い伝染性を持つ。
(中略)
トナー氏は、現在の武漢のコロナウイルスも、症例の総数が数千規模に達した場合は、経済に大きな影響を与える可能性があると述べていた。
仮想ウイルスCAPSのシミュレーションでは、科学者たちはパンデミックの拡大をを止めるために間に合うワクチンの開発はできなかった。
そして、これはシミュレーションとはいえ、現実的な仮定でもある。なぜなら、SARSやMERS(2012年以来840人以上を殺したウイルス)のような本物のコロナウイルスでさえ、まだワクチンがないのだ。
トナー氏は以下のように語る。
「感染発生から数ヶ月以内にワクチンを接種できるようになった場合、感染状況に大きな変化をもたらすでしょう。しかし、それはワクチンの開発に成功するということだけではなく、それを世界規模でどのように製造し、そして世界中の人々にどのように配布して、管理されるかについてさらに考える必要があります」
もし、科学者たちがワクチンを、より迅速に開発する方法を見つけなければ、危険なアウトブレイクは拡大し続けるだろうと言う。
(中略)
Business Insider 2020/01/24
医療専門家たちは、今から三か月前にコロナウイルスのパンデミックについて不吉な警告を発していたことが判明。専門家たちのシミュレーションでは、そのウイルスは「6500万人を殺す可能性がある」ことを示唆した
2019年の秋に、米ジョンズ・ホプキンスの科学者は、致命的なコロナウイルスがパンデミック規模に達した場合にどうなるかをモデル化した。そこでシミュレートされたシナリオは、感染開始から18か月以内に6,500万人が死亡する可能性があると予測していた。
(中略)
トナー氏のシミュレーション上の「仮想の致命的なコロナウイルス」によるパンデミックでは、感染開始から6か月後に、世界中のほぼすべての国でウイルスの症例が発生することを示唆した。そして、発生から18か月以内に、6500万人が死亡する可能性があることを示した。
(中略)
この分析は、世界経済フォーラムとビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団との共同研究の一環で、ブラジルの養豚場でパンデミックが発生した場合にどうなるかを調査したものだ。なお、武漢のウイルスは、生きた動物を販売する食糧市場で発生している。
トナー氏の想定したシミュレーション上でのウイルスは、現代のあらゆるワクチンに耐性がある。そして、その病原性はSARSよりも致命的で、しかも、感染力はインフルエンザと同じ程度の強い伝染性を持つ。
(中略)
トナー氏は、現在の武漢のコロナウイルスも、症例の総数が数千規模に達した場合は、経済に大きな影響を与える可能性があると述べていた。
仮想ウイルスCAPSのシミュレーションでは、科学者たちはパンデミックの拡大をを止めるために間に合うワクチンの開発はできなかった。
そして、これはシミュレーションとはいえ、現実的な仮定でもある。なぜなら、SARSやMERS(2012年以来840人以上を殺したウイルス)のような本物のコロナウイルスでさえ、まだワクチンがないのだ。
トナー氏は以下のように語る。
「感染発生から数ヶ月以内にワクチンを接種できるようになった場合、感染状況に大きな変化をもたらすでしょう。しかし、それはワクチンの開発に成功するということだけではなく、それを世界規模でどのように製造し、そして世界中の人々にどのように配布して、管理されるかについてさらに考える必要があります」
もし、科学者たちがワクチンを、より迅速に開発する方法を見つけなければ、危険なアウトブレイクは拡大し続けるだろうと言う。
(中略)
ここまでです。
現在の武漢のウイルスの厄介なところは、以下の記事でもご紹介しましたが、現在までの感染状況から推定される基本再生産数(R 0 / 感染力)がとても高いということです。
英ランカスター大学などの研究では、
「1人が 3.6人から 4.0人に感染させる」
と計算されていまして、感染力は SARS などより相当高いはずです。
さらに、ウイルス全般にいえる厄介な部分としては、「どんどん変異していく」という点と、「感染者が多くなればなるほど変異しやすくなる」という点です。
どんなウイルスでもそうですが、ウイルスというのは信じられないほど「単純」な構造でして、たとえば、2014年にアフリカで流行したエボラウイルスについて、米ハーバード大学の生物学者たちによる解析のことを記事にしたことがありましたが、その時わかったのは、「何とエボラウイルスは、たった 7個の遺伝子を持つだけ」の存在だったのです。比較でいえば、私たち人間は約 20,000の遺伝子を持っています。
解析にあたった生物学者たちは、そこで、「壮絶な様子」を目の当たりにします。
それは、「目の前でどんどんウイルスが変異していく様子」でした。ハーバード大学のパラディス・サベティ博士は、米 NPR にこのように語っていました。
「私たちは、250以上の突然変異を発見しています。それらは、私たちが見ている目の前で、リアルタイムで突然変異を起こしたのです」
こういうように、どんどんと変異していく中で、場合によっては、感染力や毒性に変化が出ることもあるのだと思います。現時点では、武漢のウイルスは「毒性が比較的弱くて、感染力が強い」というものになっていますが、それがどのように変化していくかはわかりません。
(中略)
武漢ウイルスが、かつての SARS や MERS のように、ある程度感染が広がったところで、自然と消滅していくのか、それとも、トナー博士のシミュレーションのように、全世界に拡大するまで感染は止まらないのか今はわかりません。
彼らのシミュレーションでは、「感染開始から6ヵ月でウイルスは世界のすべての地域に広がり、1年後には、6500万人の人たちが亡くなる」ということのようです。今の所、彼らの想定通りに事は進んでいるように見えますが、さて今後はどうなるのでしょう。
彼らとしては、人々がパニックになって、新型コロナウイルスのワクチンを誰もが喜んで接種する状況に持ち込みたいのでしょう。インフルエンザが流行っているとテレビで報じると、利きもしないワクチン(単に利かないだけなら、まだ良いのですが…)を打ちに行く人が、結構な割合で居ます。
子宮頸がんワクチンの後遺症で苦しむ人がたくさん居ても、ほとんどの人が見向きもしないのであれば、新型コロナウイルスのワクチン接種でどんな後遺症が出ても、誰も問題にしないでしょう。新型コロナウイルスをばら撒いた連中には、笑いが止まらない状況ですね。
さて、これをひっくり返せるでしょうか。