注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
仁義なき戦い
本日クレムリンに出回っている【ロシア】対外情報庁(SVR)の衝撃的な新報告書は、【ロシア公文書として】機密度最上位の「特に重要な」情報として指定されていました。
――驚くべきことに、その中でアメリカの近代史における最も重要な出来事の一つとして明かしていたのが、ホワイトハウスで昨日開かれたドナルド・トランプ大統領、諜報部門のトップの面々、そしてニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事による「実り多き会談」でした。
JUST IN: Trump takes shot at Andrew Cuomo's brother before Oval Office meeting https://t.co/djPEOiliWb pic.twitter.com/lkjLgMtpD3
— The Hill (@thehill) February 13, 2020
税務調査などの嫌がらせを受け続けたトランプさんは昨年末とうとう堪忍袋の緒がブチ切れて、ニューヨークからフロリダ州に移転手続きをしてしまいました。
こんなのが直に会ったら平和裏に終わる訣がなく、「実り多い」は相当な婉曲表現です。】
――というのも特筆すべきは、この会談でクオモが単刀直入に脅され、しかもこのほどニューヨーク市で開設され、始動したばかりの巨大なサイバーセキュリティ・センター「サイバーNYC」に対して、どのような形であれ一切介入するなと命じられたからです。
――【同センターは】シギント【※通信傍受・盗聴による情報収集】と暗号解読を担当するイスラエル【参謀本部】諜報局【所属】、8200部隊という世界で最も恐れられしスパイらが組織し、動かしている実在の一大諜報作戦です。
――その規模を除けば全てにおいてアメリカ国家安全保障局(NSA)と肩を並べる世界で最も優秀なテキント【技術情報収集】機関であり、そこに所属する精鋭スパイは「イスラエルでハーバード大、プリンストン大、イェール大に相当する」【頭脳】と呼ばれているのです。
――サイバーNYCには公的【すなわち税金】および民間から1億ドル投入されており、その内の7割はアメリカの億万長者でヘッジファンド・マネージャーのポール・シンガーが出資しました。
――2019年3月に「社会主義が再び擡頭してきている」と警告した、あのポール・シンガーです。
How Neocon Billionaire Paul Singer Is Driving the Outsourcing of US Tech Jobs to Israel https://t.co/N6kQHB9CEd
— Kal (@Kh9syl) February 17, 2020
――数箇月後の2019年9月には、共和党の大口献金者であるポール・シンガーが自身のエリオット・マネジメント社(EMC)を使って通信大手AT&Tの株32億ドルを獲得しました。注目すべきは、AT&Tが反トランプのフェイクニュース局であるCNNを所有しているという点です。
――エリオット・マネジメント社の戦略によってトラウマを植え付けられた某ドイツの社長などは、「サイコ【精神的に狂わせる】・テロ」だと形容しています。
――――そして8200部隊の作戦活動サイバーNYCが今週になって始動すると、シンガーは自身の「サイコ・テロ」戦略を再び駆使しました。
――エリオット・マネジメントに日本の多国籍コングロマリット、ソフトバンク・グループの株を大量に取得させたのです。
――何故これが重要かというと、今や8200部隊にはメディア部門(CNN)に加え、詮索の目から資金繰りを隠すために【体よく】利用可能な国際銀行(ソフトバンク)までもが与えられたことになるからです。
――これにより8200部隊が運営するサイバーNYCの作戦活動は、CIAとFBIを合わせたものよりも強力なものとなります。
――【そして】この指揮権を100%握っているのがトランプ大統領です。
――クオモ知事との対決の場となった上記の会談で、【トランプは】チャド・ウルフ国土安全保障長官代行を同席させていました。
――ウルフ長官【代行】はこのトランプ対クオモの決戦が終了した直後、“戦術的工作員の精鋭”を社会主義者、民主党の強固な牙城である10の聖域都市へ配備するよう命じています。
――ですが其の他の国家ですと、「戦術的工作員の精鋭」なる存在は大抵が「死の部隊」【すなわち暗殺部隊】と呼ばれるもののことなのです。
【中略】
Trump Takes Command Of Worlds Most Feared Spies More Powerful Than CIA-FBI Combined https://t.co/iukAonWn7n pic.twitter.com/ewk7khqX2E
— Clemonce DuVall (@cleoworks1) February 15, 2020
アメリカの大統領がアメリカの諜報機関を信用できない異常事態は最初から
アメリカ人の大多数は選挙でトランプ大統領がヒラリー・クリントンに対して衝撃的な大勝利を収めた2016年11月8日こそ歴史的に最も重要な日付の一つだと思い込んでいますが、当該報告書に言わせれば、これほど真実からかけ離れていることはありません。
――というのも、後世の歴史家がアメリカ合衆国を未来永劫変えてしまった日として記すのは翌日の2016年11月9日だからです。
――しかもこれは、米海軍のマイク・ロジャーズ大将というたった一人の人物に起因しているのです。
――彼はトランプが【大統領に】選ばれた当時、アメリカ国防総省における国レベルの情報機関、国家安全保障局の長官でした。
――単にNSAと呼ばれることも多い、米国のあらゆる諜報組織の中で最も秘密に満ち、最も強力な機関です。
2016年11月9日という運命の日の早朝、NSA長官のロジャーズ大将は【軍服ではなく】民間人の服をまとい、ワシントンD.C.にある自宅を出発した、と当該報告書は詳述しています。
――米軍の高位の将校にしては珍しいことに、武装したボディーガードたちを【ついてこないように】下がらせ、前もって呼んでおいたタクシーに乗り込みました。
――彼を乗せたタクシーが向かった先はワシントン・ダレス国際空港。そこからニューヨーク市のジョン・F・ケネディ国際空港へ向かう便に搭乗しました。
――【同市に】到着すると、またもやタクシーに乗ってマンハッタンのミッドタウンに建つトランプ・タワーへ向かいます。
――事前に報せることもなければ、予約も取り付けず、【上司である】最高司令官で大統領のバラク・オバマに通知することもなく、次期大統領のトランプに至急会わせて欲しいと申し込みました。
NSA長官のロジャーズ大将が玄関先に突然現れて、次期大統領だったトランプはどれほど驚いたことだろう、と当該報告書は続けます。
――ですが歴史が記すところによると、この驚きはすぐさまショックと恐怖に変わりました。いち選挙陣営に対するアメリカ史上、最も大掛かりで最も違法なスパイ作戦の標的になっている、とロジャーズがトランプに知らせたからです。
――この違法な一大スパイ作戦はオバマ政権の最上層部の指揮により、アメリカの全ての諜報機関を使って行われていました。
――このことを知るや否や、トランプはすぐさま【盗聴・監視されていた】トランプ・タワーから移動します。ロジャーズがワシントンD.C.に戻った瞬間には、トランプが家族全員と【選挙】陣営を自身の所有するニュージャージー州のゴルフクラブ施設へと避難させていました。
――そして【ロジャーズが首都に】戻った【2日】後には、アメリカの諜報機関のトップ【※ジェイムズ・クラッパー国家情報長官とアシュトン・カーター国防長官】がロジャーズをクビにするよう、オバマに訴えています。
――ですがそれが実現するよりも先に、ロジャーズは辞表を提出していました。
【※但し、現実に退任することが発表されたのは2018年1月。】
――唖然とさせられる事態の余波はこんにちまで続いており、以下のような衝撃的事実を含んでいたのです:
既に行われていた監視活動をカバーしてくれるFISA令状取得のために作成されたのだ
それまでの違法な監視活動の論理的根拠を生み出すこと――トランプ文書作成の大元はそうだったのだろう。
だがマイク・ロジャーズ大将の英雄的な行動で、同計画の実行は阻止された。FISA裁判所は警告を受けたのだ。
【だが】我が国の諜報界全体が大統領選挙を改竄するための兵器と化した。その一連の活動を辿れば、最上層部にまで到達するだろう。
これほどまでの犯罪行為に、いち国家がどうやって備えることが出来よう?」
Trump Takes Command Of Worlds Most Feared Spies More Powerful Than #CIA #FBI Combined https://t.co/9aceuxYPeP #Trump2020NowMoreThanEver #Trump2020 #WWG1WGAWORLDWIDE #WWG1WGA #QAnon #KAG #MAGA #GreatAwakening pic.twitter.com/60crjtXy0d
— BJPetersen (@Barbara2011a) February 16, 2020
トランプの私的スパイ組織
「これほどまでの犯罪行為に、いち国家がどうやって備えることが出来ようか」という問いへの答えとして、トランプ大統領は「如何なる大統領にも、このようなことが二度と起こらないようにする」と誓ったのだ、と当該報告書はまとめています。
――トランプは【この誓いを】実現するため、2017年12月には彼独自の民間の諜報チームを立ち上げ、【本来、大統領に従うべき】アメリカ諜報諸機関との戦いへ突入していくことに備えています。
――【この】民間の諜報チームこそが、今やトランプの全ての敵に対して8200部隊が運営しているサイバーNYCなのです。
――彼らは皆イスラエル人の諜報工作員であることから、如何なるアメリカ市民を標的にしようが、【法律上】アメリカの令状は必要ない、というのが最も重要な点です。
――しかも彼らの収集した情報が流れ込む先は、恐れられしジョン・ダーラム連邦検事であり、トランプを転覆させようと試みた連中に対して【検事が】開始した犯罪捜査なのです。
――ダーラムがこういった犯罪の主要参考人としているのが元NSA長官のロジャーズ大将となります。
――そしてダーラムが犯罪人として主に標的としているのがオバマ【政権下】のジョン・ブレナン元CIA長官です。
――現在ダーラム率いる捜査チームが尋問したCIA職員らは、「当該捜査の内容と行方について極めて憂慮している」との報告が上がってきています。
――というのもブレナンが転落した時には、トランプ製の地獄の門は彼ら全員に口を開けて【待ち構えて】いることが分かっているからです。
Good article
— ₵0₥₱Ⱡ3Ӿ (@c0mpl3x1776) February 15, 2020
µɲɨƮ 8200. ɨȿ Ʈɦɨȿ ώɦ¥ Ʈɦƹ ȡȿ ɦąȿ ȿρąʍ'ɲ 8ƙµɲ ǰƹώ þąȿɦɨɲǥ? https://t.co/2QCAFzPMbB pic.twitter.com/TfBFucCLKz
正義が訪れようとしている――地獄を共に引き連れて。」
翻訳:Yutika
【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しやツイッター画像を加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
但し、ファール女史はイスラエルやトランプさんをほぼ無批判に応援しており、両者に懐疑的なフルフォード氏とは立場が大分異なります。
前提としてアメリカ政治は民主党も共和党も、大口献金者という名のラスボス連中の意向を汲んで動いております。トランプさんの背後にいるのが、シェルドン・アデルソン、ベルナード・マーカス、そしてポール・シンガーといったユダヤ人億万長者です。
シンガーは当初トランプさんの対抗馬(マルコ・ルビオ)を推しており、あの「スティール文書」(※本文にも登場する、2016年大統領選挙時にトランプをはめようとした偽文書)に資金を出すほどでしたが、イスラエル寄りの政策を取らせることを約束させて応援に回ることにしたのではないかと見られています。
グーグルやフェイスブックなどハイテク大手がこぞってイスラエルに拠点を移し、同国に多額の投資をしているのはコイツのせいだと言われています。
しかも黒木亮氏の「破綻国家にたかる訴訟型『ハイエナ』ファンドのエグすぎる手口」によると、シンガーが率いるハイエナないしはハゲタカ・ファンドである……
ソブリン(国家)債務への投資では、破綻した国家の債務を額面の5%とか10%といった二束三文で買い、額面だけでなく金利やペナルティを含めた全額の支払いを求めて世界中の裁判所で訴訟を起こす。
そして勝訴判決をとると、債務国のタンカー、外貨資産、航空機、果ては人口衛星打ち上げ契約まで差し押さえ、投資額の10倍から数十倍のリターンを上げるのだ。」
……マフィアとどの辺りが違うのでしょう。いち企業ではなく、世界中の国家を食い物にするという視野の差ですかね(※褒めてません)。
こいつらがいる限り、トランプ政権は完全なドブ掃除なんて無理じゃないか、と思ってしまいました。
今回の記事では「トランプさんが指揮権を完全掌握」とありますが、シオニストの筆頭格ですよ? シンガー本人といい、怪しげなサイバー部隊といい、一体どこまで支配下に入っているのでしょう。これから起こると言われている大量逮捕に向けて、せいぜい司法取引して協力に持ち込む程度じゃないでしょうか。
そしてウィーワークなど投資大失敗で、死に体だった筈のソフトバンクまで登場します。孫正義の不審死だか事故死だか自殺だかの噂が聞こえてこないのは、まだ利用価値があったからなんですね。「〇〇とハサミは使いよう」とは良く言ったものです(※褒めてません)。