注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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<新型コロナ>インフル特措法 改正検討 首相、緊急事態で強制力
引用元)
東京新聞 20/3/3
安倍晋三首相は二日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大に備えた法整備について、既存の新型インフルエンザ等対策特別措置法を改正する方向で検討していることを明らかにした。
(中略)
日弁連は特措法制定時に「人権に対する過剰な制限がなされる恐れがある」との反対声明を発表。当時の事務総長だった海渡雄一弁護士は法整備について「感染症予防で人権制限をするには、節度と正確な事実把握が大事。後手後手の政府が突然、言い出した印象で、まずは法律がなくてもできるPCR検査をきちんとするべきだ」と話している。
(中略)
日弁連は特措法制定時に「人権に対する過剰な制限がなされる恐れがある」との反対声明を発表。当時の事務総長だった海渡雄一弁護士は法整備について「感染症予防で人権制限をするには、節度と正確な事実把握が大事。後手後手の政府が突然、言い出した印象で、まずは法律がなくてもできるPCR検査をきちんとするべきだ」と話している。
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野党4党 PCR検査拡充法案を共同提出 新型コロナ
引用元)
毎日新聞 20/3/3
立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党は3日、新型コロナウイルスの検査体制を整備する「検査拡充法案」を衆院に共同提出した。
感染の有無を調べるPCR検査(遺伝子検査)が「円滑に受けられない」との不満が出ていることを踏まえ、国に検査体制整備に向けた予算を確保するよう求めた。検査件数や結果の速やかな公表も要求している。
感染の有無を調べるPCR検査(遺伝子検査)が「円滑に受けられない」との不満が出ていることを踏まえ、国に検査体制整備に向けた予算を確保するよう求めた。検査件数や結果の速やかな公表も要求している。
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配信元)
危険な臭いがする。「戒厳令」のつもりか?勝手に法解釈を変える人間など、信用できない
— a.e.u.g.0087 (@team_argama) March 2, 2020
安倍首相 緊急事態宣言の実施含め立法措置急ぐ考え | NHKニュース https://t.co/87u11856IK
緊急事態の収束に最も有効なのは安倍が辞めること。緊急事態宣言を出して、防疫失敗を隠蔽すれば、状況はさらに悪化し、経済はドン底、世界からも総スカンを喰らい、オリンピックも中止となる。
— 島田雅彦 (@SdaMhiko) March 2, 2020
「同等」の措置を講じる新法をいまからつくるぐらいなら、「当初、感染症法6条8項の指定感染症とましたが、その後の状況に鑑み6条9項の新感染症とします」とすればいいのに(これで新型インフル特措法が使える)。
— 弁護士 小口 幸人 (@oguchilaw) March 2, 2020
この方が自治体も動きやすい
首相、緊急事態宣言の立法を推進 https://t.co/dL0Ptgs2W6
実質安倍政権崩壊
— 𓉤箱コネマン𓁷 (@HAKOCONNEMAN) March 3, 2020
【速報】珍しく野党法案の成立なるか?新型コロナPCR検査拡充法案を提出 4日の与野党党首会談でも提案へ https://t.co/78Hwhztagb
その中で最も危機感を感じた問題は、安倍首相が予算委員会の冒頭で突然「新型コロナウイルス感染拡大への対応として、緊急事態宣言の実施を可能とする法整備を早急に進める」と言い出したことでした。すでにある「新型インフルエンザ等対策特別措置法」を使うよう、これまで野党に散々要求されても無視を決めていたのに、急にこの法律と同様の立法をすると言うのです。本気で対応する気があるのならば「指定感染症」とした新型コロナウイルスを「新感染症」に変えるだけで、すぐさま自治体も動けると言います。なぜわざわざ「緊急事態宣言を可能とする」ことに力点を置くのか、これまでの安倍政権の無法ぶりを見ていれば当然に身構えます。この「新型インフルエンザ等対策特別措置法」ですら使い方によっては人権侵害の恐れがあるもので、日弁連も危惧を表明していました。本当に独裁を許すことになるか否か、際どい状況です。
対して野党4党は、新型コロナウイルスの検査体制の整備を内容とする「検査拡充法案」を共同で提出しました。同時に検査件数など結果の速やかな公表も求めています。今後誰がどのように動くのか、国民を生かすのか殺すのか、国民は命がけで見極めることになりました。