注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
・2020年6月20日、毎日新聞と社会調査研究センターが世論調査を実施。その結果、安倍政権の支持率が36%と、前回調査と比べて9ポイントも大幅アップしたことが報じられた。(不支持率は8ポイントダウンの56%に。)
・安倍総理が法相に指名した上に、首相補佐官も歴任した安倍最側近の河井克行容疑者が妻とともに前代未聞の巨額買収容疑で逮捕されたものの、なぜか、安倍政権支持率が大幅に回復傾向にあることに、ネット上では疑いの声が噴出。折しも、フジ&産経の世論調査で大規模な不正が行なわれていたことが発覚した中、海外メディアもこの調査結果に疑問を呈する記事を発表した。
河井夫妻逮捕、首相の責任「重い」59% 内閣支持率36% 毎日新聞世論調査
毎日新聞と社会調査研究センターは20日、全国世論調査を実施した。河井克行前法相と妻の案里参院議員が公職選挙法違反容疑で逮捕されたことについて、安倍晋三首相の責任は「重い」との回答が59%を占め、「重いとは言えない」は32%だった。安倍内閣の支持率は36%。5月23日に行った前回調査の27%から9ポイント戻したものの、不支持率は56%(前回64%)と支持率を大きく上回る状態が続いている。
(以下略)
【毎日新聞 2020.6.20.】
(中略)
(中略)(前回調査より)内閣支持率は9ポイントも上がってるし、自民党支持率も6ポイント戻してる。そして野党では維新が一番人気。何だよこれは。毎日新聞社の調査がどうこうではなくて、ニッポン人がどうかしている。今さらではあるけれど。https://t.co/d00GJN2O8R
— ワイド師匠 (@feedback515) June 20, 2020
6/20 毎日新聞世論調査
— 安倍おろし隊🇯🇵 (@abeoroshitai) June 20, 2020
内閣支持率 36% (+9%)
不支持率 56% (-8%)
河井夫妻逮捕後の調査でこの結果かよ・・😱
本当にヤバイよ、この国😨https://t.co/jace9eySjS
(中略)毎日新聞発表の最新世論調査、みなさん、どう思われますか?
— うっちん (@uttinchan) June 20, 2020
フジ・産経のありえない世論調査不正問題が出た直後の毎日新聞の世論調査。どれも納得いかない数字。安倍内閣支持36%(+9p)、都知事にふさわしいのは小池百合子51%!これ、大丈夫なの?色んな意味で!! https://t.co/5XeDA8yEOc
前代未聞の安倍側近の前法相逮捕にもかかわらず、なぜか政権支持率が大幅アップ!毎日新聞は「調査方法に不正はない」ことを強調も、都知事選に関する設問は公選法違反の「小池サポ」の疑い!
(中略)
ついこの前にフジテレビ&産経新聞による大規模不正世論調査が明らかになったけど、早速、他にもおかしな調査結果が出てきたわっ!!
安倍総理の最側近の前法務大臣が酷い”イカサマ”(票を金で買う公選法違反容疑)で夫婦揃って逮捕されたっていうのに、どうして、安倍政権の支持率が大幅アップ&不支持率も大幅ダウンするのよっ!!
ご覧のように、海外メディアのロイターも、この調査結果に疑問を呈するような記事を出したし、どう考えてもおかしすぎるだろう。
しかも、フジ&産経によるインチキ発覚を受けて、毎日新聞は「自社の調査は一切の問題がない」ことを強調しているけど、そもそも、(この記事でも詳しく触れたように)今回の世論調査の中に含まれていた「東京都知事にふさわしいと思う人を選んでください」という設問は、公職選挙法で禁じられている「人気投票の公表」にあたる可能性があり、この結果をもとに「小池氏が圧倒的な人気がある」ことを大きく報じている時点で、悪質な「小池サポートの世論誘導」(洗脳報道)にあたると考えられる。
そもそも、東京都のコロナ感染数や死者数は、(人口を考慮しても)他道府県と比べて大幅に突出しており、事実上、小池都知事はコロナ対策に大きく失敗しているといってもいい。
それにもかかわらず、小池氏の評価が「うなぎ上り&圧倒的人気」というのは、かなり不可解な現象だし、そもそも大手マスコミが(ここまで有力な情報や根拠が出てきたにもかかわらず)現在ネットを中心に大きな話題になっている小池氏の学歴詐称疑惑を全くと言っていいほど報じないのは、あまりにも不自然だ。
つまりは、(小池氏を再選させたい1%の支配層からの意向を受けた)大手マスメディアが、世論調査や日常的な報道を通じて、小池氏の人気を「人工的に醸成」させ、日本国民を小池氏支持に誘導・洗脳している疑いが非常に強いってことだ。
そういう意味でも、毎日新聞の世論調査も大きな問題があるのは間違いないことであり、いくら「不正のしようがない環境にある」と声高に喧伝しているところで、これを簡単に鵜呑みにするのは危険といえそうだ。
(以下略)
#東京都知事選 で新聞社は先に世論調査で「結果」を都民に刷り込んで、今までも投票率を下げてきた。
— お賽銭マン (@OSAISENMAN) June 20, 2020
16年 59.73% 小池百合子
14年 46.14% 舛添要一
12年 62.6% 猪瀬直樹
11年〜99年 平均53.74% 石原慎太郎
平均55.55%
安倍政権以降 衆参平均53.62%
民主党政権誕生 69.28%https://t.co/8pfMEovahI https://t.co/muMGJAnUpS
そもそもなぜ #東京都知事選 の候補者の支持率を全国調査するのか?調査会社は株式会社社会調査研究センターで、松本正生社長は財団法人明るい選挙推進協会理事も兼務。
— お賽銭マン (@OSAISENMAN) June 20, 2020
明るい選挙推進協会の正体をご覧下さい。https://t.co/gBpjg5MXCr https://t.co/4vh52Yw8YD
お賽銭マンさんのツイートでは、さらに深く切り込んでおられます。調査を行なった「社会調査研究センター」の社長は「財団法人明るい選挙推進協会理事」も兼務とあり、その「明るい〜協会」などいくつもの選挙関連団体は創価学会、与党公明党に繋がっています。またこれまでの東京都知事選では新聞社が事前に世論調査を行い「結果」を都民に刷り込んできたとあります。「投票しようがしまいが結果は変わらない」という諦めが投票率を下げてきた原因でもあるようです。
今回も「小池候補が圧倒的優位」と聞いて投票をやめてしまう人が現れるかもしれません。そんなチンケな誘導に騙されず、命を託す候補を見極めたいではないですか。最後まで市民の意思を信じたい。