竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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英の研究チーム、新型コロナで脳損傷が起きる可能性指摘
引用元)
REUTERS 20/7/8
英国の研究チームは8日、新型コロナウイルス感染症が脳の炎症や精神病、せん妄など、神経系の深刻な合併症を引き起こす可能性があるとの研究結果を発表、脳が損傷を受ける可能性について警鐘を鳴らした。
英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームが学術誌「ブレイン」に発表した論文によると、新型コロナ患者43人に一時的な脳の機能不全や脳卒中、神経系の損傷などの深刻な症状が見られた。
(中略)
研究を主導したロス・パターソン氏は「新型コロナ感染症は発生から数カ月しか経っていないため、これがもたらす長期的なダメージをわれわれはまだ把握していないかもしれない」と指摘。「医師は神経系への影響の可能性について認識する必要がある。早期の診断で患者の治療結果が改善するかもしれない」とした。
英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームが学術誌「ブレイン」に発表した論文によると、新型コロナ患者43人に一時的な脳の機能不全や脳卒中、神経系の損傷などの深刻な症状が見られた。
(中略)
研究を主導したロス・パターソン氏は「新型コロナ感染症は発生から数カ月しか経っていないため、これがもたらす長期的なダメージをわれわれはまだ把握していないかもしれない」と指摘。「医師は神経系への影響の可能性について認識する必要がある。早期の診断で患者の治療結果が改善するかもしれない」とした。
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警告!研究者は、COVID-19の回復した患者や無症状の患者では、多くの神経精神医学的問題が現れるかもしれないと述べています。
引用元)
(前略)
研究者らは、過去の呼吸器系ウイルスのパンデミックの研究から(中略)… 不眠症、不安、抑うつ、躁病、自殺、せん妄の発生率の増加など、多様なタイプの精神神経症状が生じる可能性があることを指摘した。
(中略)
2003年のSARS-CoV-1、2009年のH1N1、2012年のMERS-CoVなど、最近のウイルス感染症の発生時には、ナルコレプシー、発作、脳炎(脳の炎症)、ギラン・バレー症候群、その他の神経筋疾患や脱髄疾患の発生率が高くなったとの報告があることも観察された。
Hong博士は、「COVID-19に感染した人の急性中枢神経症状の報告がすでに表面化しており、中国の武漢では重症感染者の脳卒中発症率が高く、せん妄や嗅覚・味覚の喪失などが報告されています」と警告している。
(中略)
研究者らは、現在の新型コロナウイルスパンデミックの神経精神医学的影響はまだ知られていないが、おそらく重要なものであり、何年も続くだろうと述べている。
(以下略)
研究者らは、過去の呼吸器系ウイルスのパンデミックの研究から(中略)… 不眠症、不安、抑うつ、躁病、自殺、せん妄の発生率の増加など、多様なタイプの精神神経症状が生じる可能性があることを指摘した。
(中略)
2003年のSARS-CoV-1、2009年のH1N1、2012年のMERS-CoVなど、最近のウイルス感染症の発生時には、ナルコレプシー、発作、脳炎(脳の炎症)、ギラン・バレー症候群、その他の神経筋疾患や脱髄疾患の発生率が高くなったとの報告があることも観察された。
Hong博士は、「COVID-19に感染した人の急性中枢神経症状の報告がすでに表面化しており、中国の武漢では重症感染者の脳卒中発症率が高く、せん妄や嗅覚・味覚の喪失などが報告されています」と警告している。
(中略)
研究者らは、現在の新型コロナウイルスパンデミックの神経精神医学的影響はまだ知られていないが、おそらく重要なものであり、何年も続くだろうと述べている。
(以下略)
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コロナ陰性後も続く“後遺症” 実態調査へ 日本呼吸器学会
引用元)
NHK NEWS WEB 20/7/2
(前略)
新型コロナウイルスの感染者をめぐっては、陰性になって退院したあとも、数か月にわたって発熱やけん怠感が続いたり、呼吸機能や運動能力の低下で日常生活に支障が出たりする人が多くいることが国内外で明らかになっています。
(中略)
SNS上には、新型コロナウイルスに感染し、陰性になったあとも後遺症とみられる症状に苦しむ人たちの投稿が相次いでいます。
「コロナ後遺症ですが、あります。発熱、息苦しさ、頭痛など。自分も微熱が60日続いています」
「耳鼻科に行ってきました。やはり情報が少なく、コレと言った治療がないので、感冒後嗅覚障害と同じ対応しかないとのこと。長期戦だ~」
「めまいが治らん。薬飲んでるのに治らん。耳鳴りも治らん。これ、本気で後遺症なんじゃないかという気がしてきた」
(以下略)
新型コロナウイルスの感染者をめぐっては、陰性になって退院したあとも、数か月にわたって発熱やけん怠感が続いたり、呼吸機能や運動能力の低下で日常生活に支障が出たりする人が多くいることが国内外で明らかになっています。
(中略)
SNS上には、新型コロナウイルスに感染し、陰性になったあとも後遺症とみられる症状に苦しむ人たちの投稿が相次いでいます。
「コロナ後遺症ですが、あります。発熱、息苦しさ、頭痛など。自分も微熱が60日続いています」
「耳鼻科に行ってきました。やはり情報が少なく、コレと言った治療がないので、感冒後嗅覚障害と同じ対応しかないとのこと。長期戦だ~」
「めまいが治らん。薬飲んでるのに治らん。耳鳴りも治らん。これ、本気で後遺症なんじゃないかという気がしてきた」
(以下略)
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コロナ感染の後遺症?
引用元)
新中野耳鼻咽喉科クリニック 20/5/8
ずっと微熱が続く、ずっと経験したことのない頭痛を時折感じる、何だが息苦しいのが1カ月くらい続いている、などの症状を訴える人が増えているように感じます。(中略)… コロナウイルス感染症が蔓延して久しいですが、どうもその後遺症のような風に感じています。
(中略)
どうもこれはコロナウイルス感染の後で生じた、サイトカインストーム(過剰な免疫現象のことです)が何等かの理由で収まっていないのだなと推測することができます。実際、免疫を調整するように漢方薬を使ってみると、1カ月続いた症状が1-2日で取れてしまいます。しかしその後、数日して何かの刺激を受けたからなのか、少しだけ症状がでたり引っ込んだり。一直線には治りませんが、不安にならない程度の症状に落ち着いていきながら治っていくのです。
「コロナウイルスに感染した覚えはない!」と皆さんおっしゃいますが、無症候性感染(症状がでない感染)でもサイトカインストームは起こりますので、決して不思議なことではないのです。
(以下略)
(中略)
どうもこれはコロナウイルス感染の後で生じた、サイトカインストーム(過剰な免疫現象のことです)が何等かの理由で収まっていないのだなと推測することができます。実際、免疫を調整するように漢方薬を使ってみると、1カ月続いた症状が1-2日で取れてしまいます。しかしその後、数日して何かの刺激を受けたからなのか、少しだけ症状がでたり引っ込んだり。一直線には治りませんが、不安にならない程度の症状に落ち着いていきながら治っていくのです。
「コロナウイルスに感染した覚えはない!」と皆さんおっしゃいますが、無症候性感染(症状がでない感染)でもサイトカインストームは起こりますので、決して不思議なことではないのです。
(以下略)
ディディエ・ラウルト教授は、“感染症に関しては未知の要素が非常に多く…感染症を安易なものと言う者は無知”だと言っていますが、いまだに治療法も確立しておらず、正体も良く分かっていないウイルスに対して、“ただの風邪”と断定すること自体が、およそ科学的な態度とは相容れないと思います。
正体がハッキリとしない以上、最悪のケースを想定して警戒するのは当然ではないでしょうか。なのに、経済を優先する立場からなのか、およそ科学者とは思えない発言をする人が結構いるのには驚かされます。
記事をご覧になると、“新型コロナウイルス感染症が脳の炎症や精神病、せん妄など、神経系の深刻な合併症を引き起こす可能性がある”とのことです。「脳の炎症」は悪化すると、慢性疲労症候群(CFS)に発展する可能性があるということでした。
“新型コロナウイルス感染症から回復した人のうち3割に呼吸器疾患などの後遺症が生じる可能性”があり、“無症状の患者にも後遺症がある”という病気がどうして、“ただの風邪”だと言えるのかは理解に苦しむところです。
日本では幸いにして、今のところ感染者数は多くありません。しかし、これからどうなるのかは分かりません。医者の言う「軽症」とは、意識がある人のことなので、新型コロナウイルスに感染して、インフルエンザの10倍も苦しく死ぬような想いをしたとしても「軽症」なのです。しかも、後遺症のおまけがつく可能性まであるのです。
このような感染症に対して、“マスクは不要”と言う人までいます。いよいよ、良識のある人と極端な見解に固執する人、そして何も考えない人の「三つ巴」になってきた感があります。