アルゼンチンで発生したサバクトビバッタが北上を続けて、アメリカに向かっている! ~気象兵器を使ってイナゴの生育しやすい環境を作り出し、イナゴを巧みに誘導している

竹下雅敏氏からの情報です。
 イナゴ(サバクトビバッタ)の被害が世界的に拡大していて、“現在、少なくとも「20カ国」がイナゴの大群に襲われている”のですが、アルゼンチンで発生したサバクトビバッタが北上を続けて「アメリカに向かっている」というのです。
 7月20日の記事で、“ガーナのナナ・アクフォ=アド大統領が、ロックフェラー財団の作成した書類を入手”したことをお伝えしましたが、計画書には「市民を不安に陥らせ、フードチェーンを崩壊させ、深刻な食糧危機も作る」とありました。
 なので、こうしたイナゴによる被害は、新型コロナウイルスのパンデミックを作り出した連中が、気象兵器を使ってイナゴの生育しやすい環境を作り出し、イナゴを巧みに誘導していると見て良いのではないでしょうか。
 「深刻な食糧危機」を意図的に作り出すつもりなのは明らかなので、出来る範囲で自衛する必要があります。新型コロナウイルスの対処を見ても分かるように国は「無能」です。食料備蓄は怠らないようにしましょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イナゴの大群がアメリカに向かっている
転載元)
(前略)
イナゴ(主にサバクトビバッタ)の被害が世界的に拡大して久しいですが、最近の中国の報道を見ましたら、現在、少なくとも「 20カ国」がイナゴの大群に襲われているのだそうです。
 

sohu.com

春に東アフリカを中心として出現し始めたイナゴ(サバクトビバッタ)は、イラン、サウジアラビアなどの中東から、インド、パキスタンなどのアジアにまで拡大しています。

また、南米では、アルゼンチンで発生したサバクトビバッタが「北上」を続けていまして、現在、ブラジルから「中米」にまでに到達しつつあることが報じられています。

そして、今、このそれぞれの地域のイナゴの大群が、ふたつの大国すなわち、中国とアメリカに接近しつつあります。
(中略)

緊急!雲南省に大量のイナゴが入ってきた
sina 2020/07/21

中国農務省によると、6月末以降、多数の黄色針刺タケイナゴがラオスから中国の雲南省江城とその周辺の国境地域に継続的に移動しており、すでに、農地 32,000ムーと、森林 103,000ムーに影響を与えている。

イナゴの移動に対応して、農業農村部は雲南省の農村部に黄色針刺タケイナゴの被害を効果的に封じ込めるために緊急管理措置を直ちに講じるよう要請した。

現在、雲南省は 25グループの植物保護ドローンを動員し、2574機の噴霧器に殺虫剤を装備し、35,000人を派遣。合計 135,000ムーの予防と制御を実施し、作物の成長に対する深刻な被害を防ぐためにあらゆる措置がとられている。

この「ムー」という単位は、中国での面積を示す単位で、Wikipedia には、「 1ムーは、6000平方尺」と示されています。
(中略)
現在の中国に関しては、大雨と洪水が深刻で、話題と報道はそちらに集中する傾向にありますが、洪水もイナゴも「大きな農作物被害につながる」という面では、似た結果を招く自然災害とはいえます。
(中略)
 
 
もうひとつのイナゴ被害の中心地となっている「南米のイナゴ」の現在ですが、アルゼンチン南部で発生したイナゴは、現在、パラグアイまで進行しており、ブラジルに到達する可能性が指摘されています。
 
6月下旬 パラグアイのイナゴの大群

そして、最近の報道によれば、サンサルバドルやベリーズといった「中米」にもイナゴが侵入していることが報じられています(サンサルバドルの報道ベリーズの報道)。
 
6月以来、アルゼンチンのイナゴは、以下のルートで北上していしまして、今後の気候や気温や風向きにもよるでしょうけれど、
「どうもアメリカを目指しているっぼい」
のですね。


・Google Map,onamaeseal.jp
(中略)
サバクトビバッタは、1日で 100km 単位で移動できるということからも、本格的にイナゴの繁殖が増加して、移動が止まらなかった場合、そして、そのイナゴの大群がメキシコに達した時には、そのままアメリカに到達する可能性はゼロではなさそうです。
(中略)
なお、アメリカ合衆国でも、かつて「聖書的なイナゴの大発生」が起きたことがあったことが記録に残されています。
(中略)

12兆匹のイナゴがアメリカ中西部の大平原を1年間で壊滅させ、その後、絶滅した
In one year, 12 trillion locusts devastated the Great Plains—and then they went extinct
timeline.com 2017/02/16

彼らは「すべてのもの」を食べた

アメリカ西部はいろいろと浮き沈みが激しい場所だ。しかし、1870年代にグレートプレーンズ(アメリカの中西部の大平原)が巨大なイナゴの大群に襲われた時ほど、この地が「聖書的」な状況を味わったことはなかっただろう。
 
その数「数兆匹」と見られるイナゴはグレートプレーンズに渡って下降し、モンタナ州からミネソタ州を越えてテキサス州まで広大な土地に広がった。イナゴは、農地を荒し、作物を何もかもむさぼり食うだけではなく、おがくず、皮革、そして人々の衣服など、ほぼすべての有機物を食い尽くした。
 
この際のアメリカでのイナゴの大群は、おそらく歴史上見られないほどの数の群れを形成し、イナゴはアメリカの農村社会に驚異的な経済破壊をもたらし、農民たちの死さえももたらした。
(中略)
幸運なことに、その後、イナゴは、この 1874〜75年ほど破滅的な発生となることはなかった。そして、驚くことに、このアメリカのイナゴは突然絶滅した。(中略)… 絶滅した原因は謎のままであり、何十年間も、いくつもの仮説が唱えられたが、正確な答えとなるものはない。

(以下略)

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