注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
徹夜で書き上げたマコちゃんの新しい記事です!
— おしどり♂ケン (@oshidori_ken) November 28, 2020
マコちゃんありがとう!
そして、この件は本当に悪質だと思います!!
「ALPS処理水に関する東電・エネ庁の詐欺行為!?騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか?」 https://t.co/aoz7W7gruV
まとめました。
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) November 27, 2020
長いですが、ぜひお読みください。
ALPS処理水に関する東電・エネ庁の詐欺行為!?騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか? https://t.co/3u3L0GIJnd
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ALPS処理水に関する東電・エネ庁の詐欺行為!?騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか?
引用元)
(前略)
また県議のツィートには
ともある。
当たり前だ。ゲルマニウム温浴ボールはγ線を出し、処理水はβ線を出す。
γ線を計測する測定器では、ゲルマニウム温浴ボールの方が高いだろう。
(中略)
(中略)
記者の取材に対し、東電と国は、77万Bq/Lという高濃度トリチウムが入った汚染水の測定を、トリチウムのβ線が絶対に拾えない測定器で「放射線量」を測定させていたのだ。
「情報を正確に伝える」測定なのか?
これは記者や議員の、放射線に関する知識の少なさも問題ではあるだろう。
しかし、ALPS処理水に関して、東京電力と国は「情報を正確に伝えるためのコミュニケーションの取組」を謳ってきたではないか。
こんな詐欺まがいの測定を視察や取材にさせるのが「情報を正確に伝える」ことになるのか??
(中略)
γ核種ですら、告示濃度限度以下に除去できているかどうか、この詐欺のような測定では全く分からない。
なのに、なぜ、このような無意味な測定を、国や東電は嬉々としてやらせるのか。
どうせ意味が分からないだろうと、私たちは舐められているのだ。
(以下略)
3行まとめ
・ALPS(アルプス)処理水の視察や取材に際し、トリチウムのβ(ベータ)線が測定できないγ(ガンマ)線の空間線量を測定する計測器を東京電力が渡し「安全性」を確認させていた。
・ALPS処理水のトリチウム濃度は平均730,000Bq/L。告示濃度をはるかに超える高濃度トリチウムでも、東京電力が準備した計測器では絶対に測定できない。
・取材や視察には資源エネルギー庁 木野正登・廃炉汚染水対策官もたびたび同席し、処理水を手渡したり計測したりしている。国がらみの、詐欺に近い「安全キャンペーン」である。
処理水の安全性について、その場にいた全県議が科学的に確認することが出来ました。
— 渡辺康平(福島県議会議員) (@kohei_w1985) November 25, 2020
写真は、処理水の安全性を確認した神山悦子県議(共産党)江花 圭司県議(自民党)です。 pic.twitter.com/Gnbc4IW7xW
また県議のツィートには
「ちなみに、処理水ボトルの放射線量は、0.12マイクロシーベルト、対比する市販の家庭用ゲルマニウム温浴ボール1.38 マイクロシーベルトでした。 」
ともある。
当たり前だ。ゲルマニウム温浴ボールはγ線を出し、処理水はβ線を出す。
γ線を計測する測定器では、ゲルマニウム温浴ボールの方が高いだろう。
(中略)
ちなみに、処理水ボトルの放射線量は、0.12マイクロシーベルト、対比する市販の家庭用ゲルマニウム温浴ボール1.38 マイクロシーベルトでした。 pic.twitter.com/ZF4rXvZqMl
— 渡辺康平(福島県議会議員) (@kohei_w1985) November 25, 2020
(中略)
記者の取材に対し、東電と国は、77万Bq/Lという高濃度トリチウムが入った汚染水の測定を、トリチウムのβ線が絶対に拾えない測定器で「放射線量」を測定させていたのだ。
「情報を正確に伝える」測定なのか?
これは記者や議員の、放射線に関する知識の少なさも問題ではあるだろう。
しかし、ALPS処理水に関して、東京電力と国は「情報を正確に伝えるためのコミュニケーションの取組」を謳ってきたではないか。
こんな詐欺まがいの測定を視察や取材にさせるのが「情報を正確に伝える」ことになるのか??
(中略)
γ核種ですら、告示濃度限度以下に除去できているかどうか、この詐欺のような測定では全く分からない。
なのに、なぜ、このような無意味な測定を、国や東電は嬉々としてやらせるのか。
どうせ意味が分からないだろうと、私たちは舐められているのだ。
(以下略)
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放射能に無知なメディアや福島県議を小馬鹿にして欺そうとした東電
引用元)
東海アマブログ 20/11/29
おしどりマコが、東電の卑劣な欺瞞に満ちた宣伝工作を暴いた。
見つけた。最悪だ
— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) November 26, 2020
今年2月のメディアのALPS処理水に関する合同取材
「東電所有の検出器」の日立TCS-172で
トリチウム77万Bq/Lを「化学分析棟」で記者たちが測ってる
77万でもγしか測れないシンチではH3を測れてないんだよ!
資源エネ庁の汚染水対策官が処理水を差し出したと。
確信犯だ。悪質すぎる https://t.co/CrUJOFpt5j pic.twitter.com/LaxSd99Faw
(中略)
上の説明を聞いて、福島県、渡辺康平議員が、放射線や放射能について、とてつもない無知蒙昧であることがよくわかった。
【東京電力の職員から「このボトルには、汚染水をALPSで浄化した処理水が入っている。処理水の中に、基準値を超えているトリチウム以外の62核種があればガンマ線を発するので、シンチレーションで計測して下さい。」と事前説明がありました】
原発メルトダウン事故が起きたのは2011年3月であり、現在は2020年11月だ。すでに10年近い歳月の間に、短寿命核種が次々に消えてゆき、現在、ガンマ線サーベイで測定可能なのは、ほぼセシウム137に限られる。
(中略)
だから62種類のガンマ線核種と東電の職員が言うとき、それは、放射能に関する知識が皆無に近い素人を欺すための詭弁である。
セシウム137は、事故当時の8割近くが残っている。しかし、問題になっているのは、トリチウムと、それ以外のベータ線核種であるストロンチウム90なのだ。
渡辺は、汚染水にストロンチウム90が大量に含まれていることの恐ろしさを、まるで理解できない。
また、トリチウムが、OBT有機化というプロセスで、毒性がトリチウムガス体の1万倍に上がることも、まったく知らないだろう。
(以下略)
東電や経産省、「原子力のプロたちが、なぜ間違った測定を黙認しているのか?」と疑問を感じたマコさんは、20/2/12の福島民友の記事から、資源エネルギー庁も率先して詐欺まがいの測定をしていたことを確認されました。こうしたことを素早く的確に把握されるのは、マコさんがずっと利害を超えて取材を重ねてこられたからだと思います。議員や取材をした記者の「放射能に関する知識の少なさも問題ではあるだろう。」と指摘しつつも、まさか東電や国まで堂々と詐欺を行うとは思わなかったのでしょう。朝日新聞や読売新聞には電通からの広告費が同等に入っているそうですが、電通の広告費がもっとも少ない毎日新聞までも「この測定の詐欺にひっかかっていた」とショックを隠せないマコさん。「どうせ意味が分からないだろうと、私たちは舐められているのだ。」「常に権力や国を監視し、自らが知り調べ声をあげなければ、残念ながら酷いことがまかりとおってしまう。」私自身にも耳の痛いご指摘でした。
マコちゃん、ありがとう!