一番身体の力が抜けて楽な「正しい姿勢」 ~そのポイントとなるのは「骨盤の傾き」

竹下雅敏氏からの情報です。
 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 ボリショイ・バレエ団のプリンシパルを務めるスヴェトラーナ・ザハーロワさんとヴァイオリニストのヴァディム・レーピン氏らによる表敬訪問(2017年6月6日)の様子。
 ザハーロワさんとレーピン氏は夫婦だという事です。動画の14秒の所を見て欲しいのですが、2人の立ち姿の美しいこと。対するあべぴょんは別の意味で見事です。どうやったら、これほど「甘ったれの幼児」のような立ち方が出来るのか。
 という訳で、新年にあたり、「正しい姿勢」を示すことが、これからの日本の行く末を定めるのではないかとの思いから、いくつかの動画を選んでみました。
 「正しい姿勢」が一番身体の力が抜けて楽なはずなのですが、力まないと「正しい姿勢」が取れない様では、体のあちこちに「歪み」があるという事。その「歪み」が一定の限度を超え、もとに戻ろうとするときに「風邪をひく」というのが、野口晴哉氏の世界観でした。すなわち、身体は歪みを戻すために「風邪」を利用しているという訳です。なので、風邪は治すものではないのです。詳しくは名著「風邪の効用」をご覧ください。
 「正しい姿勢がわからないあなたへ」という動画の50秒~1分30秒あたりをご覧ください。横から見て、耳、肩関節、大転子(股関節)、外くるぶしが一直線になるのが正しい姿勢だという事です。次の動画は「壁立ち」で正しい姿勢を作るというもの。20秒~2分25秒をご覧ください。
 これらの動画から「正しい姿勢」のポイントは、“骨盤の傾きにある”ことが分かるのですが、そのニュートラルな位置を簡単に実現する方法を、「3秒で正しい姿勢になる方法」という動画の40秒~1分3秒で説明しています。
 また、最後の動画は簡単に上体の正しい姿勢を保持する方法を説明しています。3分10秒~50秒の所です。これらの動画で説明されている姿勢を取れるようにして、“その姿勢を保持している時が一番楽だ”と感じられるようにすることを、まずは目指しましょう。
 「正しい姿勢」を日常生活で意識するようにすれば、いつでもどこでも出来ます。ところが、そのいつでもどこでも出来ることが、意外に出来ないのです。何故でしょうか。それは「正しい姿勢」が本当に大切だという認識を、ほとんどの人が持てないから。そして、この事に意識を向けて「正しい姿勢」を身に付けるよりも、今の自分にとってより重要なことが別にあるからです。
 例えば、スマホに夢中になっている際には「正しい姿勢」を取るのが難しいのです。ヴェトラーナ・ザハーロワさんがスマホを使っている時の姿勢を見てみたいですね。
(竹下雅敏)
————————————————————————
ロシア・ボリショイ劇場バレエ団バレリーナ及びヴァイオリニスト等による表敬―平成29年6月6日
配信元)
————————————————————————
正しい姿勢がわからないあなたへ
配信元)
————————————————————————
【大転子・O脚・反り腰を改善】1日3分で効果が出る『壁立ち』で美脚を作る!【姿勢改善】
配信元)


————————————————————————
3秒で正しい姿勢になる方法
配信元)
————————————————————————
【正しい歩き方】誰でもすぐ出来る!肩こりも腰痛もこない歩き方!
配信元)

Comments are closed.