15日、日経平均株価が3万円を超え、1990年のバブル景気から30年ぶりという高値をつけました。同時に日経は、富裕層の消費意欲は旺盛で高級車や宝飾の売れ行きが良いと報じています。菅総理はこの株高を「前政権からのアベノミクスの成果」と評価しています。しかし、現在の超絶不況下にあっての急激な株高は異様で、17日の衆院予算委員会で田嶋要議員は、まさにその点を質しました。この歴史的な株高が実体経済とはかけ離れたものであること、日銀を通じて35兆円もの公費を株に注ぎ込んだ結果の官製相場、官製バブルであることは今や周知の事実です。健全な経済を反映したものではありません。「1人10万円の特別給付金を配っても全部で13兆円」、その数倍の35兆円という「公助」の株価で所得100億円という上級国民達を応援する国に成り果てています。コロナ禍で露頭に迷う人が溢れているというのに。この上「バブルが弾けた」ということを理由に所得1億円以下の下々の国民の財産は根こそぎ奪われるのではないか危惧します。
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配信元)
【速報 JUST IN 】株価 3万円超え 1990年8月以来 30年6か月ぶり #nhk_news https://t.co/uIgLeYJNsl
— NHKニュース (@nhk_news) February 15, 2021
【17日のMJ】コロナ下で意外にも堅調なのが高額品の売れ行き。歴史的な株高を背景に、富裕層が高級車や宝飾品などを買う勢いが強まっています。
— 日経MJ (@nikkeimj) February 16, 2021
富裕層は揺るがない コロナ禍でも消費意欲旺盛:日本経済新聞 https://t.co/kKOwM82QYe pic.twitter.com/R8Stv99RBu
衆院予算委。#国会中継
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) February 17, 2021
田嶋「昨年、国民全員に10万円を給付したが、安倍・スガ政権では、ずっと株価維持のために年間それの3倍以上をマーケットに注ぎ込み続けてきた。一体、誰のための政治なのか」 pic.twitter.com/CNr4a7cFZG
年間GDPがマイナスとなり、紛れもなく実体経済がガタガタになっているのに、株式市場には湯水のように公的資金が流れ込み、超富裕層には唸るほどカネが入っている。そんな超富裕層ほど負担率の低くなる税制の欠陥は全く是正されず、所得の低い人々は搾り取られている。国家が格差を拡大させている。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) February 16, 2021
政治家は、なぜ日銀の無限の購買力を
— tasan@所得倍増計画をもう一度 (@tasan_121) February 16, 2021
株の購入には使っておきながら、
国民への分配や生活の維持、技術や文化、供給力の保全には使わない?
みんなそろそろ目を覚そう?緊縮財政で20年間デフレなんだよ?株価と景気は連動してないよ?平均賃金下がってるよ?非正規雇用が増えてるよ?消費税上がってるけど、法人税と所得税は下がってるよ?中小企業潰されそうだよ?公務員も減ってるよ?いつ気がつくの?それでいいの?
— 出世を諦めた若手研究者 (@Kiai_2020) February 16, 2021