一風変わった五輪情報に目が止まりました。InDeepさんのなにか物言いたげなコメントも可笑しい金メダルの話題です。「オリンピックで授与される」「栄誉の証」である金メダルが実は「金メッキで覆われた銀メダル」である上に、日本全国から集められた中古携帯電話などの廃棄物から作られたものであることが公式サイトで伝えられています。その名も「東京2020メダルプロジェクト」と言い、リサイクルプロジェクトと持続可能な社会への貢献を掲げて「ゴミから」約5000個のメダルを作り出したとか。市民が集めた廃品を処理してメダルを準備する。さらにメダルデザインコンペティションなるものを開催し審査員を置く。どこかにブラックボランティアと同じものを感じます。タダで調達、どこかに流れるお金。しつこいようですが「栄誉の証をゴミから作る」東京五輪。戦時中に不要不急の金属の供出があったと伝えられていますが、なにかとても象徴的です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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2020東京で授与されている金メダルは、オリンピック史上初めて「廃棄物からリサイクルされた純粋なジャンク」であることをオリンピック組織委員会の説明で知る
転載元)
In Deep 21/7/31
(前略)
選手の努力とメダルの実質的な資産価値は関係がないとは思うものの
(中略)
別に陰謀論とかの話でなく、東京オリンピック組織委員会の参照記事もあるもので、まあ、ジャンクは言い過ぎですが、正確に書くと、
ものだということを今日知ったのです。
もちろん、出所がジャンクなだけで、壊れたスマートフォンなどの廃棄物から抽出された本物の金や銀が使われてはいるのですけれど。
その金自体も金メダルには、もともとほとんど入っていないようです。
そもそも現在までの金メダルのほとんどに金はほとんど使われていないために、その貴金属的価値は、かなり格安なものであるようです。
選手の方々もそういう事情をご存じなら、特別問題はないのですが、「金メダルは純粋な金から作られたものだ」と考えていらっしゃる場合があるなら、ちょっとあれだなと。
(中略)
(中略)
なんというか、栄誉の証をゴミから作るという語感がなんかちょっとアレだったもので。
(以下略)
選手の努力とメダルの実質的な資産価値は関係がないとは思うものの
(中略)
別に陰謀論とかの話でなく、東京オリンピック組織委員会の参照記事もあるもので、まあ、ジャンクは言い過ぎですが、正確に書くと、
東京オリンピック2020年の金メダルは、オリンピック史上初めて、廃棄・寄贈などされた中古携帯電話や小型電子機器の廃品から金を抽出リサイクルして作られた
ものだということを今日知ったのです。
もちろん、出所がジャンクなだけで、壊れたスマートフォンなどの廃棄物から抽出された本物の金や銀が使われてはいるのですけれど。
その金自体も金メダルには、もともとほとんど入っていないようです。
そもそも現在までの金メダルのほとんどに金はほとんど使われていないために、その貴金属的価値は、かなり格安なものであるようです。
選手の方々もそういう事情をご存じなら、特別問題はないのですが、「金メダルは純粋な金から作られたものだ」と考えていらっしゃる場合があるなら、ちょっとあれだなと。
オリンピックの金メダル? それはシルバーだ
Going for Olympic — Silver?
schiffgold.com 2021/07/30
(中略)
ただ、実際には彼らは銀のメダルを求めて競争していることをご存じだろうか。
実際の話として、オリンピックの金メダルには金がほとんど含まれない。
金メダルは主に銀で作られている。約6グラムの金メッキで覆われた銀メダルだ。つまり、金メダルを獲得した勝者は、実際的な意味では銀メダルを獲得している。
(中略)
もう一つ書いておかなければならないことがある。
現在行われている東京オリンピックで配られるメダルはガラクタだ。
つまり、文字通りジャンクだ。
東京オリンピック2020(行われているのは 2021年)のオリンピックを計画した人々は、オリンピックのすべてのメダルを作るのに十分な量の銀、金、青銅(銅と錫)を電子廃棄物から集めた。オリンピック組織委員会は、9,000ポンドの銀、67ポンドの金、および 6,000ポンドの青銅を収集した。
(中略)
東京2020オリンピックメダル
Tokyo 2020 Olympic Medals
Tokyo 2020 Organising Committee (東京2020オリンピック組織委員会)
(中略)
これらの貴重なメダルを生み出すために、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会(東京2020)は、日本全国から中古携帯電話などの小型電子機器を集める「東京 2020メダルプロジェクト」を実施した。
このプロジェクトにより、東京 2020オリンピックは、オリンピックとパラリンピックの歴史上で初めて、市民たちがメダルの製造に参加することになり、そして、やはりオリンピックとパラリンピックの歴史上で初めてリサイクルされた金属を使用してメダルを製造することとなった。
全国から寄贈された小型電子機器から約 5,000個のメダルが生み出された。
(以下略)
(中略)
なんというか、栄誉の証をゴミから作るという語感がなんかちょっとアレだったもので。
(以下略)