ビッグデータのベイズ分析によると「ワクチン接種は事態を悪化させている」、EUの医薬品規制当局もブースター接種を頻繁に行うと免疫系に悪影響を及ぼす恐れがあると警告

 EUの医薬品規制当局が、ワクチンのブースター接種に免疫系の悪影響があると警告を出しました。公的機関がワクチンに抑制的な発表をしたことに「お!?」となりました。ワクチン接種が進んだ国で感染者が増え、ブースター接種6回でマウスは全て死んでしまうことはすでに分かっています。しかしオミクロン株の猛威を受けて、今度はオミクロンワクチンを特例承認させ、早く打たせろのキャンペーンが展開されると予想される中、EUが懸念を発表したことに注目です。
 InDeepさんが、予想されるブースター接種に先手を打つ記事を出しておられました。ベイズ分析という「適用できるあらゆる観測データから検証し、人工知能が解析する」精度の高い手法によってビッグデータを分析したところ、「ワクチン接種は事態を悪化させていることを突き止めた」そうです。そうでしょうよ。ベイズ分析の前に、記事ではブースター接種を加速している国と、全くブースター接種をしていない国の感染者数の推移をグラフで比較し、ブースター積極導入の国の感染者数が垂直に伸びていること、とりわけ4回目のブースター接種に突入したイスラエルの過去最大、突出した感染者数の増大を可視化されています。「いつまで続けるのでしょうか。やはり 6回くらいまでなのでしょうか。」とのコメントにヒヤリとします。有害なだけのmRNAワクチン、ブースター接種はNGです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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コロナワクチンに対しての145カ国を対象とした過去最大となるビックデータ研究(ベイズ分析)により、「接種が進むほど事態が悪化している」ことが明確に判明
転載元)
(前略)
本気で「ブースター接種を停止」しないとマズイかも
(中略)
「ブースター接種を加速している国と、まったくブースター接種をしていない国」
のグラフなどを見比べていました


そして、もうそれらを見ていますと、「現在の世界の感染拡大の原因はブースターショット」だということが鮮明になってきているように感じます
(中略)
以下は適当に選抜したものですが、ヨーロッパで現在、感染拡大に歯止めがかからなくなっている国の一部です。フランス、ギリシャ、イタリア、アイスランドの、それぞれの感染者実数です。

この1ヵ月間で、過去のどんな時よりも急激な増加を示ししています

[過去1年間の感染確認数の推移 / 7日移動平均]
ourworldindata.org
(中略)
オミクロン株の感染力が仮に強いとしても、その感染力の高さを超えていまして、「なんで突然こんなことに?」とは思いましたが、他の国と比較してみまして、「原因はブースターショットかな」と思わざるを得ない部分はありました

(中略)
それで、先ほどの「ブースター接種率が高いヨーロッパの国」と「低いヨーロッパの国」を比較してみますと以下のようになっていました。人口 100万人あたりの感染数です。

最初に書いておきますと、接種率が低い国でも現在感染は拡大していますが「勢い」が異なります。

[ブースター接種率の高い国と低い国の感染数の比較]
ourworldindata.org

ブースター接種率の低い国あるいは実施されていない国で、今年に入ってから過去最大の感染数を更新したのはクロアチアだけです。また、低い国には、フランスやアイスランドのような「スカイロケット」と称されるような伸び方をしている国はありません

面白いのは、11月くらいまでは、接種率の低い国のほうが感染数が多かったのですね。12月に大きく逆転したようです。

これは、すでに「4回目の接種」に突入したイスラエルも同様で、過去になかったようなグラフを描いています。以下の記事で取りあげさせていただきました。

二年間の努力の結果:4回目のブースター接種を開始したイスラエルが過去最大の感染数を更新 地球の記録 2022年1月9日

この記事で、「ブースター接種を始めていないイスラエルの隣国」であるエジプト、そして(昼なのに)ヨルダンの比較グラフを載せたのですが、イスラエルはその後の2日でさらに感染数が上昇していまして、差はさらに大きくなっています。

常にこの地域の感染数の頂点をイスラエルがキープし続けてきましたが、今回の差異は圧倒的です。

ourworldindata.org

イスラエルのブースター接種率は人口の 46%に及びますが、イラク、エジプト、ヨルダンは 0%です。

興味深いのは、この中ではイスラエル以外で唯一、ブースターショットを始めたサウジアラビア(ブースター接種率 11%)もまた急激に感染数が上昇しようとしているということでしょうか。
(中略)

冒頭の、積極的にブースター接種を進めている国のグラフを見ましてもおわかりの通り、

「現行のワクチンは、オミクロンにはまったく効果がない(あるいは逆効果となっている)」

ことは、一目してわかるわけですが、今後ブースターが進んでも進んでも、このような状況が続いていく中で、「オミクロン対応のワクチンが出た」となったら、また各国当局はすぐに追加接種に移行すると見られます

日本でも、さらに迅速な特例承認なども行われるかもしれません


でも何度も書いてきたような感じもしないでもないですが、それがどんな抗体を作るワクチンであったとしても、その時点での感染拡大の抑制に寄与はしないですし、何より、以前の接種で歪められた自然免疫がさらに歪められるということであり、状況が好転する可能性はないと思われます。

あるいは、「さらに危険な変異株」の登場につながるだけだとも思われます。

まあ……昨年 12月にデンマークの研究者たちが、ブースター接種後の「抗体量の日ごとの減少率」についての論文を出したことがありました。

この研究を引用した科学記事には以下のように書かれていました。

> この論文の数値は、私たちが人々を「保護」したいのであれば、30日ごとに人々に追加の接種をする必要があることを意味する。…必要な間隔はブースターごとに短くなる可能性がある。 (substack


昨年の夏に、「永遠の接種の現実化」という文字が入った以下の記事を書いたことがあります。

「永遠の接種」の現実化:英国政府が想定する「選択圧から生まれる致死率35%の変異種、ワクチン免疫回避型の変異種」。しかしその対策の基本は追加接種…
投稿日:2021年8月2日

今、まさにこれが現実化しようとしていまして、しかし、「永遠の追加接種」の先にあるものは、以下のようなタイトルに現されるものとなる可能性もあります。

「6回目ぐらいで全部死んでしまう」:村上康文 東京理科大学名誉教授の言葉から見えるブースターによる、すぐそこにある終末
投稿日:2021年12月29日

数十年前などを含めた過去の臨床研究などを見る限り、どんなワクチンであれ、「まったく同じ抗原を繰り返し打つと問題が生じる」ようです 。だからファイザー社は「一応異なる抗原となるオミクロンワクチン」を出してきたのかもしれないですが、その基本が「スパイクタンパク質を生産する」という点については同じはずで、異なる抗原といえるのかどうかも微妙です。

この先どうなってしまうのかは、今はまだはっきりとはわからないですが、全世界をあげて「 6回目へと突き進んでいる」という状況は、あまり明るいものではないという気もしないでもないです。

それで、今回タイトルにしましたのは、カナダのアルバータ大学の研究者が、世界 145カ国のワクチン接種に関してのビッグデータ解析を行い、その結果、

「ワクチン接種は事態を悪化させていることを突き止めた」

というものです
。論文は以下にあります。

COVID-19に関連する死亡および症例に対するワクチン投与の世界的なベイズ因果的影響分析:145カ国のビッグデータ分析
Worldwide Bayesian Causal Impact Analysis of Vaccine Administration on Deaths and Cases Associated with COVID-19: A BigData Analysis of 145 CountriesPDF版はこちら

「ベイズ分析」という手法によるもので、「適用できるあらゆる観測データ」から検証して積み上げていくものであり、人工知能等による解析が使われ、その精度は大変に高いものですが、ただし、ベイズ分析は参照するデータが大変に大きいために、論文そのものも巨大になりやすいです。上の論文も、65ページあります。
(中略)

1回2回であろうが、ブースター接種であろうが、「続ければ続けるほど事態が悪化する」ことは完全なビッグデータからも明らかなのです

いつまで続けるのでしょうか。やはり 6回くらいまでなのでしょうか。
(中略)

145カ国の新しいビッグデータ分析は、COVIDワクチンが事態を悪化させることを示している(症例も死亡も)
New big data study of 145 countries show COVID vaccines makes things worse (cases and deaths)
Steve Kirsch 2022/01/09


この研究を私は知らなかった。あるいは何らかの理由で主流メディアもこの研究を取り上げることはなかった。しかし、この研究は、反論するのが難しい新しい独立した分析だ。

 この新しい研究では、COVID ワクチンが 100万人あたりの COVID 症例数を増やし(米国では +38%)、COVID に関連する 100万人あたりの死亡数を増やした(米国では +31%)ことがわかった。
(中略)

ビッグデータは、ワクチンが状況を悪化させていることを示しており、良い状況だとはいえない。私たちがパンデミックの穴から抜け出せない理由はまさにこれだ。義務付けられたワクチン接種がこの悪化した状況を作っている。

この研究は、このような結論に到達した最初の研究ではない。以下の研究はすべて独立して行われ、同じ結論に至っている

つまり、「予防接種をすればするほど、事態は悪化する」という結論だ

1. ライオンズ・ワイラー氏による研究

2. ハーバード大学の研究

3. ドイツの研究

4. デンマークの研究

5. ドイツ政府のデータ

6. 英国でのCOVIDによる死亡の80%はワクチン接種を受けている

7. ランセット:英国のCOVID症例の89%は2度のワクチン接種を受けていた

これらの驚くべき結果に、世界中の保健当局はどのように反応するのだろう。私の予測では、世界中の保健当局はこれを無視するのではないかと考えている。

むしろ、できるだけ早くすべての年齢のすべての人たちにワクチンとそのブースターを義務付けるのではないだろうか。

そんなことになってしまわないことを私は願っている。

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