ぴょんぴょんの「奇跡の薬」 ~抗ガン効果のある万能薬たち

新型コロナのおかげで、注目を浴びたイベルメクチン。
今まで、振り向きもされなかった駆虫薬が、ウイルスにも効果があるとは意外でした。
しかし、「イベルメクチンの『本領』は対コロナでも駆虫薬でもないかもしれない。」(In Deep)
なんだとお??
(ぴょんぴょん)
————————————————————————
ぴょんぴょんの「奇跡の薬」 ~抗ガン効果のある万能薬たち


ガンにも効くイベルメクチン


ねえねえ、知り合いのお医者さんの話だと、ぼちぼちガンの患者さんが増えてるって。

ふん、そんなの想定内だわ。

たしかに、新型コロナウイルスの感染、さらにコロナワクチン接種によって、免疫機能が破壊され、エイズ、自己免疫疾患、ガンが増えることは予想されてたけど。

思うんだが、今だに医者や病院を信頼してるヤツって、日本に何人くらいいるの?


まだまだ、たくさんいるでしょ。

そうゆう難しい病気になって病院に駆け込んだって、待ってるのは治療と言うより、さらに危険な抗エイズ薬、ステロイド剤、抗がん剤、もしかしたら無謀な手術だぜ。

そうだね、治すより、悪化させるばかりだね。
せめて、まともなお医者さんを選びたい。

それが、かんたんに見つかればいいんだが・・
てゆうか、おれらも人に頼ってねえで正しい知識を集めることだ。
なんたって、すでにガンの特効薬はいくらでもあるんだから。


へえ? たとえば?

イベルメクチン。
大村博士が、ゴルフ場の土から見つけた「ストレプトマイセス・アベルミティリス」。
それから取った「アベルメクチン」を改良した「イベルメクチン」。
こいつは、あらゆるガンに対抗できる「奇跡の抗がん剤」なんよ。



へえ? イベルメクチンは「虫下し」でしょ。
「虫下し」が新型コロナに効くはずない、って叩かれたのが「ガンに効く」って?

たしかに、イベルメクチンは「虫下し」でデビューしたが。
こいつは、すごい潜在能力を秘めているのよ。
ところで、どうしてこいつが、寄生虫に効くか知ってるか?

知らな〜い。

イベルメクチンは、無脊椎動物の神経・筋細胞に存在する〈グルタミン酸作動性クロライドチャネル〉に選択的、かつ高い親和性を持って結合する。それによって、チャネルが開いたまま閉じられなくなり、神経・筋細胞が興奮できなくなる、つまり、寄生虫は動けなくなり、マヒしちゃうんだよ。

マヒさせるの? コワ〜!
麻酔薬みたいな薬だね、ぼくたちも飲んだらマヒするんじゃない?

アホ! 
無脊椎動物って言ってるだろ。
この〈なんたらチャネル〉は脊椎動物にはないんだよ。
だから、おれたち人間や動物には影響しない。
マヒするのは、気の毒な無脊椎動物、寄生虫君だけなのだ。

そうか、安心した〜、ぼくたち脊椎動物は大丈夫。
って言うか、うまくできてるね。
抗ガン剤みたいな無差別攻撃じゃなくて、有害なものだけに効くなんて。

自然界から生まれたイベルメクチンは賢い、そして安全だ。
寄生虫が死滅する際の好転反応以外、副作用はほとんどない。
そのイベルメクチンが、抗ガン剤として使えると言っとるんだ。
いや、安全性や有効性が高いイベルメクチンは、すでにガン治療の中心と言える。

でも、ガンに効くって言われてもなあ。
にわかに信じがたいんですけど?

もうすでに、いろいろなガンで試されている。
肺ガン、乳ガン、食道ガン、白血病、腎細胞ガン、直腸ガン、卵巣ガンから、悪性度の高い、メラノーマや悪性脳腫瘍の膠芽腫まで、あらゆるガンにイベルメクチンは効果を表している。

そりゃすごい、でもやっぱりふしぎだ。
なんで、虫下しがガンに効くんだろう?

おれもふしぎだ。
もしかすると、「がんは、寄生虫や細菌など感染性疾患と似ている」のかもしれない。(「漢方がん治療」を考える)

へええ? どこが似てるって?

「がんは寄生虫のように体に寄生し、正常な体を蝕んでいく性質を持っています。」(「漢方がん治療」を考える)

言われてみれば、そうかも。

免疫の低下した条件下で、ガンは異常な自律増殖能力をもち、浸潤・転移によって全身に広がり、宿主の体が死ぬまで無制限に増殖する。そんなところは、宿主が死ぬまで増殖を続ける寄生虫や細菌やウイルスに似てるかも。

うんうん、似てるかも。


イベルメクチン以外にも、抗ガン作用のある駆虫薬


実は、イベルメクチン以外の駆虫薬にも抗ガン作用があるの、知っとるか?

へえ。

大村博士がノーベル生理学・医学賞を受賞した2015年に、同じく生理学・医学賞を受賞した中国の屠呦呦(ト・ユウユウ)氏は「アルテミシニン誘導体がマラリアに効く」ことを発見した。
そのアルテミシニンも駆虫薬であり、新型コロナに効き、抗ガン作用がある。


屠呦呦氏
Author:Bengt Nyman[CC BY-SA]

アルテミシニン?

「アルテミシニンは、ヨモギ属の植物であるクソニンジン(アルテミシア-アヌア)から分離・命名されたマラリア治療薬」。(時事ブログ)

クソニンジン
Author:Kristian Peters[CC BY-SA]

へえ、クソニンジンとかすごい名前の割には、いい薬だね。

さらに、駆虫薬のフェンベンダゾール
「培養細胞(in vitro)や動物実験(in vivo)やコンピュータ解析(in silico)など複数の実験系で強い抗がん活性が報告されています。」
(「漢方がん治療」を考える)

あ、フェンベンダゾールはニュースで聞いたことある。
余命3ヶ月だった男性が、犬の駆虫薬フェンベンダゾールを飲んで、ガンがきれいに消えたって、一大センセーションを巻き起こしたからね。
「3ヶ月前・・がんは頭からつま先まで、体中に転移していました。恐ろしい転移で、3ヶ月以内に100%死ぬという状態でした。ところが3ヶ月後、PETスキャンには何も映っていなかった。どこにもがんはありませんでした」(日刊ゲンダイ)
ね、衝撃的でしょ?


このように、アルテミシニン、そしてフェンベンダゾールの兄弟メベンダゾールは明らかにガンに効く。くわしくはこの記事を読むといい。

でも、駆虫薬が、寄生虫やマラリア、ウイルスだけじゃなくて、ガンにも効くなんて。
「あれ、ガンって何だっけ?」って頭クラクラするよ。

そうだな、おれたちの頭に刷り込まれたガンのイメージは、何だったのか?

ガンって、もしかして虫? 細菌やウイルスのかたまり?

だが、駆虫薬がガンに効くらしいことは、何十年も前からわかっていたことだ。
実際、1980年代から1990年代にかけて、レバミゾールという駆虫薬が大腸がんに使われていたらしい。
(QNNのレッドピルニュース)

何十年も前から知っていたなら、なぜもっと広まってないの?

わかるだろ? 抗がん剤はビッグファーマのドル箱なんだ。
もしも世界中が、イベルメクチンを初めとする特許切れの駆虫薬で、ガンが治るなんてわかった日にはビッグファーマも倒産するわ。

倒産、おめでとう!

もひとつ、駆虫薬ではないが、MMSも忘れちゃいかん。
MMS、ミラクル・ミネラル・ソリューション、改めマスター・ミネラル・ソリューションも、抗寄生虫、抗菌、抗ウイルス、そして抗がん効果がある。


flickr[Public Domain]

そうだった! MMSもすばらしい!


PAK1を阻害して、あらゆる病気を治癒する薬


ところで、イベルメクチンはどうしてガンに効くのか、知ってるか?
「PAK1」が関係しているんだ。


PAK1? パック・ワン? なんのこと?

大村智著「イベルメクチン」の50Pに書いてあるんだよ。
新型コロナがはやり出した2020年3月、大村博士は、オーストラリアで研究している丸田浩博士から「イベルメクチンは新型コロナのクスリになる」という手紙をもらった。
丸田博士は、PAK研究の第一人者だ。
丸田博士は、ウイルスがレセプターに結合して細胞の中に侵入してくると発現されるシグナルを伝達するPAK1キナーゼ(中略)...をイベルメクチンが阻害すると指摘していた。このキナーゼは、細菌に感染したり、がんになると増えて、免疫機能を阻害する。抗体が産生できなくなり、体内でウイルスを阻止できなくなる。イベルメクチンでPAK1キナーゼを阻止すると、体内の免疫機能が復活して抗体を作り、ウイルスを阻止するという作用機序を提唱した。

何のこと言ってるのか、さっぱり?

PAKとは、「p21活性化キナーゼ(p21-activated kinase)」の略。
「シグナル伝達物質の一種で、動物細胞の増殖・生死・運動などをコントロールする要のタンパクキナーゼで、PAK1からPAK6までの6種類が知られています。」(PAK OKINAWA)

シグナル伝達物質?
細胞の増殖、生死、運動などのコントロールするタンパクキナーゼ?
何のことか、ぜんぜんわからん。

おれもよくわからんが、ガン治療のポイントは、PAK1にブレーキをかけることらしい。PAK1を抑制できれば、難治と言われる膵臓ガンですら増殖を止められると。(「漢方がん治療」を考える)

へえ、PAK1は、ガンと関係があるのか。

正常細胞がガンになるかどうかは、PAK1次第だ。
なぜならPAK1は、細胞の生存、分裂、遺伝子転写などの細胞活動を調節しているから。


てことは、PAK1の元気が良すぎると細胞がどんどん分裂して、遺伝子がどんどん転写されて、増えすぎるってこと? 
それが、ガン細胞でも、寄生虫でも、細菌でも、ウイルスでも?

おそらく、そういうことだろう。
実際、ヒトのガンの70%以上で、PAK1の活性が亢進している。
(「漢方がん治療」を考える)
ガンだけじゃない。
炎症、感染症、糖尿病、認知症も、PAK1の異常活性化によって起きると言う。
(PAK OKINAWA)

認知症も?!


PAK1依存性の病気には、ガン、神経線維症、2型糖尿病、アルツハイマー病、パーキンソン病などの難病や、炎症疾患、感染症、高血圧、脱毛症などもPAK1が関わっています。したがって、理論上このPAK1を阻害することで、各疾患を治癒することができます。」(PAK OKINAWA)

なんか、スゴイことになってきた。
PAK1を阻害するだけで、あらゆる病気、ガン、糖尿病から、はたまた脱毛症まで治せるの? 早く、PAK1を阻害する薬を見つけなきゃ!

それだけじゃないぞ。
PAK1そのものが老化促進物質であることが報告され、PAK1を遮断することで動物の寿命延長に大きく寄与することが解明されました。」
(PAK OKINAWA)

若返りと長生きの薬だって?!

実際、今、世界中の研究機関で、PAK1阻害剤の熾烈な開発競争が繰り広げられているそうだ。(PAK OKINAWA)


うわ〜ん、どんな病気も治っちゃう薬、そして若返る薬、早く見つかるといいなあ。

・・・おめえ、おれの話、ちゃんと聞いてた?

?? 聞いてたけど?

さっき、おれは言った。
「イベルメクチンがPAK1を阻害する」と、丸田博士が手紙に書いてたと。

???
もしかして、ガンも、アルツハイマーも、糖尿病も、脱毛症も治って、おまけに若返るという奇跡の薬は、イベルメクチン
イベルメクチンが、あらゆる病気に効くってこと?


らしいな。

なんか、ウソみたい。
世界はまだ、気づいてないの? 
すでに、イベルメクチンというPAK1阻害剤があるということを! 

いや、気づいてる。
「イベルメクチンのPAK阻害作用や抗がん作用は世界中のがん研究者が注目しています。」「PAK阻害剤としてのイベルメクチンの利用は極めて有用だと思います。」(「漢方がん治療」を考える)

もしかして、イベルメクチン以外の駆虫薬も、MMSもPAKに作用する万能薬かもしれないよ。

あらゆる病気に効くというMMSも、そうかもしれない。

イベルメクチンからMMSまで、奇跡の薬のオンパレードだ!
ぼくたち、すでに、どんな病気も克服する薬を与えられてるんだ。

それを隠して、大儲けしているビッグファーマのワナにかからないことだな。
ワクチンの影響で、これからますますガンが増えることが予想される。
イベルメクチンも、アルテミシニンも、フェンベンダゾールも、MMSも、これからもっと、活躍の場が増えそうだ。

これでもう、抗ガン剤を選択しない道が開けるね。
でも、こういうことは、お医者さんにもっと知ってほしいよね。

は? コロナ騒ぎで分かったろ?
医者をはじめ、医療関係者ほど頭が固いことを。
それより、おれたちが自分で自分の身を守ることだな。

そうだね。
本当の治療をしてくれるお医者さんが増えるまでは、自分で治療できるといいね。

幸い、駆虫薬もMMSも、安くて手に入りやすい。
飲み方を守れば、化学薬品のようなコワい副作用もないし、常備薬にもってこいだ。



Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

Comments are closed.