独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第111楽章 ドイツと日本9000キロ離れて・・とドイツのプロパガンダ

ライラック by ユリシス

 ベルリンは5月になり、近くのライラックが咲き始めました。私は毎日スカイプにて、どんなことよりも美しい光景を見ています。私の父は母の老老介護をしています。父が母をお世話にしている光景はどんな欧州の風景よりも美しいと思っています。それはカルマ・ヨーガのようでもあります。(「東洋医学セミナー雑談集第16回Small Talk Collection2」では、介護は大変であるが心の持ち方で幸福にすることができる・・と学びました)部屋には、アージュナー・チャートが壁にかけてあります。スカイプをつないでいる間、父が母のお世話をしていることも多いです。その後、父と一緒にシャンティ・フーラの時事ブログのことを話します。週に2、3回、私は早起きをして、父が買い物に行っている間に母をスカイプで見ていたりします。人生の後半になると、このようになるのですね。私ができるのなら日本に帰国して父を手伝いたいと心から思うのですが、息子のことを考えるとまだそういうわけにもいかない状態です。日本の社会システムの歪みがこんなところにも現れているといつも感じています。しかし、私は若い頃、友達よりも母と一緒に長い時間過ごすことを選んできたので、後悔などもありません。父親にすべてを託すことに満足しています・・。

 いきなり現実的な話になりますが、両親は生命保険をかけていなかったのですが、高齢になってからですので、特に問題はありませんでした。後期高齢者になっていますので、医療費も1割だそうです。先日、お金に詳しい方とお話するチャンスがあり、保険について聞いてみたところ、はい、保険は本当はいらないのです・・必要なのは自賠責ぐらいですね・・とおっしゃられていました。多くの方が保険をかけるのは当たり前と思っている方が多いとのこと・・気づく必要があると思いました。
(ユリシス)
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ドイツのアビトウアと9000キロの旅


先日、息子のドイツの大学入学試験(高校卒業試験)アビトウアの英語と数学が実施されました。地理のプレゼンテーション試験(第109楽章に書きました)からはじまり、今週は物理の試験があるそうです。

以前にも書いたことがありますが、日本の大学受験とはかなり違うシステムになっています。ドイツの試験は、学校の授業に沿った内容で、試験問題はドイツ統一ですが、採点は学校に任されています。試験問題は暗記問題ではなく、すべて論述形式になっています。ですので、辞書を使用してもよく、数学などは、公式を見てもよく、計算機も使用可能です。4、5時間かけて、試験の解答である論述を書いて仕上げます。午前9時から始まり、午後の2時ごろまで続きます。途中で食事をしてもよく、学生はパンやジュースなど、持ち込み可能です。


英語の試験ですが、欧米の雑誌やニュース記事からピックアップされた問題で、地球環境問題、テクノロジー関連、人種問題、未来の展望などのトピックから自分で選択、記事を読んで以下の4つを論述していくそうです。

  1. 内容のアウトラインを論述
  2. 内容の分析を論述
  3. コメントやディスカッションを交えての論述
  4. ドイツ語の記事の内容を英語でまとめて論述

数学の問題は、大きな問題が3問で、英語と同様に4、5時間かけて書きます。微分積分やベクトルなど、すべて分析して解答していくそうです。

実際に経験しているわけではないので、詳細にはわからないですが、横で見ている限りにおいて、ドイツの大学入学システムの方が日本の受験制度よりもよいのでは、マシなのではと思います。自身では日本の中学受験、大学受験を経験して、この制度もどうなの??とずっと疑問視していましたので、ドイツの方が学校中心で、日本のように塾、クラブ活動などもなくより良い環境です。我が家は311で背中を押されて日本を出国し、ドイツの教育制度と働き方の環境を得るため日本から9000キロ、流れに任せて進んできたのかもしれません。

日本からドイツまで9000キロ、飛行機ではなく、船と電車で行く方法があります。日本各地からハバロフスク、またはウラジオストックまでいき、そこからシベリア鉄道の旅でモスクワへ入るのはいかがでしょうか・・。

介護されている母は、妄想なのか、本当なのかがわからないのですが、シベリア鉄道でバイカル湖の横を通り過ぎたとのこと・・以前に聞きました。いつ行ったの??本当??父と検証中なのですが・・。

バイカル湖畔
Author:Sorovas[CC BY-SA]


ドイツに来てからは、飛行機ではなく、いつも電車で移動しています。コロナ時代になり、飛行機の中こそ、内気循環で怖いですよね・・。(息子の友人たちは結局全員ワクチン接種してしまいましたが、その一人は飛行機でオーストリアに行き、呼吸がおかしくなったと聞きましたし・・)
カナダ横断を列車でするか、日本に帰国するならシベリア鉄道でのユーラシア大陸横断をしてみたいのですが、速攻で息子には拒否されましたが・・。

70年代は飛行機代が高かったので、このコースが人気であったと知りましたが、私のバブル時代にもやる気のある方がシベリア鉄道と騒いでいましたが、1週間かかる、シャワーなしということで・・、ずっと気になっていたユーラシア大陸横断です。アジアとヨーロッパの境目はウラル山脈なのですね・・。バイカル湖の横を通ってみたいです・・。

こちらの動画では、ハバロフスクやウラジオストックまでいく方法が詳しく解説されています。




ドイツの大手メディアとプロパガンダの批判


以下の2つの記事は、ドイツの大手メディアとプロパガンダの批判を書いていて、それもズバッとわかりやすく書かれていて面白いです。この記事は、ロシア在住のドイツ人独立メディアで、サイトの名前もなんと、アンチシュピーゲル!!!

本屋さんにもよく売られている成功哲学、プラグマティズム、グローバリズムなどの本には「民主主義、自由、人権・・」がよくうたわれています。大学の講義でもこんな内容がよく見られませんか?私もいつも、なんて、抽象的なことばかり言っているのだろう??意味わからん・・とずっと不思議だったのです。日本の犬HKでも311の前だったでしょうか・・。バーバード大からお白熱教室とかがやってきて、正義について講義していたような・・。我が家の主人は、おっ!ということで喜んで聞いていましたが、私はなんか詐欺師に騙されたような気持ちで聞いていたことを思い出します・・。ドイツでも、人権、権利・・と主張する方がたくさんいらっしゃいます。数年前にドイツ語でもためになるであろうと、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の「サピエンス全史」を一応買ってしまいました・・

サピエンス全史 by ユリシス


プロフィールや写真を見た時、あれ?と思い、先日の時事ブログで納得しましたが、この方は天才歴史学者兼、権利を推し進めるL G B Tの広告塔でもあるのかもしれませんね・・。

嘘がばれた:ヴェルトとシュピーゲルが密かに記事を変更
https://www.anti-spiegel.ru/2022/beim-luegen-erwischt-welt-und-spiegel-veraendern-heimlich-ihre-artikel/

大手メディアは読者に嘘をつき、嘘がばれると、最近私が『ヴェルト』や『シュピーゲル』の例で示したように、記事を変えてしまうのだ。読者に全く知らせないか、あるいは「勘違い」で事実と異なる報道をしたことを知らせず、嘘を隠し続ける。

シュピーゲル誌とマリウポリに関するその嘘
5月3日、私は再び、『シュピーゲル』誌が読者に対していかに堂々と嘘をつくかを報告。5月2日には、マリウポルの製鉄所から避難してきた民間人についてのビデオレポートを掲載した。その中で、ある女性の発言が詳細に紹介、シュピーゲルが示した彼女の発言要旨は、原発下のバンカーから民間人を出さなかったロシア軍を非難している印象を与えるものであった。

愚かなことに、この女性のインタビューはネットで見ることができ、シュピーゲル誌が読者に伝えたことと正反対のことが書かれている。実は、この女性はロシア軍の告発をすべて認め、アゾフの戦闘員が民間人を施設から出さなかったと告発したのだ。最後に彼女はこう言っています。

"ウクライナという国家は私には死んでいる"

しかしシュピーゲルは、このこと、そしてアゾフの戦闘員に対する彼女の非難をすべて読者に隠している。
私の記事が掲載された後、『シュピーゲル』誌には多くの怒りの手紙が届き、読者から教えてもらったように、記事の下には怒りのコメントが書き込まれたはずだ。シュピーゲルはこれに反応し、動画を削除。その代わり、現在では写真を見ることができ、それについてシュピーゲルは以下のコメントを掲載。

“この時点にあった動画は、その後発見された内容の矛盾により、一時的にサイトから削除しました。シュピーゲルはロイター通信社から映像資料を入手、現在、ロイター通信社とも関連する事実関係を明らかにしているところです。その後、新たな知見があればここで発表する予定です”

さすがシュピーゲル、あまりにも大胆な嘘がバレてもそれを読者に隠し、「内容の不一致」を口にする、これぞクリエイティブ!?なぜシュピーゲル誌は、実際に起こったことを読者に伝えない?ロイターのせいにすることもできるだろうし、すでにそうしている。

シュピーゲルは、プロパガンダの道具に過ぎないことを改めて証明した。読者に嘘をつき、その嘘を消さなければならないときでさえ、読者から真実を隠しているのだ。
しかし、『シュピーゲル』を購読している人たちはまだいます。

世界とアゾフ・ナチス
4月23日、私はウクライナの民族主義者・宣伝主義者が書いた記事を「ヴェルト」が翻訳したことについて記事を書きました。ヴェルトの記事は、「"ネオナチ"大隊の嘘と西側の非難」と題されていた。
この記事の愚かな点は、表紙の写真にアゾフの戦闘員が明確なポーズで、非常に多くの大きなナチスのシンボルが描かれていたこと。アゾフ大隊がネオナチであることは、『ヴェルト』誌自身が表紙の写真で確認している。


ヴェルトにも、その後、批判的な手紙が届いたのだろう。これに対して、表紙の写真を変え、見出しを書き直した。今日の記事はこんな感じです。

もちろん、『ヴェルト』紙はこのような記事の「小さな変更」について読者に知らせる必要はないと考えたし、自己批判を行う必要すらなかった。なぜなら、この記事はネオナチを矮小化するだけでなく、事実上彼らのプロパガンダになっているからだ。

ヴェルトとシュピーゲルは、ドイツの「クオリティ・メディア」の代表格。しかし、彼らの嘘にすら、もはや「クオリティ」はない......。
(DeepL翻訳・修正)

下記の記事の最後の結論のところで、「読者を動揺させ、情報を提供がなしで、感情的な記事が大量に掲載されている。」と書かれていますが、これで思い出したのが、竹下先生が「東洋医学セミナー雑談第15回Small Talk Collection1」にて、チャネリング本というのは、感情的に訴える文章が多く、これは偽物であり、聖典などの本物は情緒的ではない(現在は、転落していますが・・)と語られていた内容です。

教科書通りにドイツのメディアは戦争プロパガンダに関与
https://www.anti-spiegel.ru/2022/nach-lehrbuch-deutsche-medien-betreiben-kriegspropaganda/


現在の欧米のメディア報道を追ってみると、自由で客観的で批判的であるはずのドイツのメディアが、戦争プロパガンダに従事していることがわかる。戦争プロパガンダの有名な10カ条があり、これによって簡単に確認することができる。

歴史家のアン・モレリ氏が『戦争プロパガンダの原理』の中で挙げた「戦争プロパガンダの10ヶ条」。これから、このルールについて見ていきます。主要なメディアが、それらに従っていることがわかるでしょう。

ルール1:戦争は嫌だ
平和を強調しながら、戦争に仕向けている。

ルール2:戦争は敵の独壇場
ロシアではなく、N A T O西側こそが戦争そのものを引き起こしている。

ルール3:敵のリーダーは、悪魔の顔
断定的で感情的な表現で、読者を思考停止させ、プロパガンダを作り上げる。読者は「悪」に加担してしまう。

ルール4:私たちは大義を守るのであって、特別な利益を守るのではない
今まで、イラク、リビア、マリ、シリアで行ってきたのと同様に、アメリカはロシア弱体化を狙い、30年にも渡りウクライナを使ってきた。アメリカは人権、民主主義、自由というおとぎ話を語る。

ルール5:敵は故意に残虐行為を行う
子供を利用して、ロシアの戦争犯罪を感情的にアピールする。例えば、アメリカがアフガニスタンの病院を爆撃したら、それは「巻き添え」事故。誰も罰せられず、「大手メディア」はこの問題を無視。

ルール6:敵は許されない兵器を使用
「大手メディア」は、例えば、キエフがクラスター弾を搭載したトーチカU弾道ミサイルを住宅地に発射する際、公然と違法兵器を使用している事実を黙殺。

ルール7:我々の損失はわずか
キエフ軍は強いとアピール。

ルール8:芸術家と知識人が支持
「大義名分」への共感を呼び起こすため、有名人を使う。

ルール9:大義は神聖なもの
西欧の「神聖な」価値観は、民主主義、自由、人権。

ルール10:プロパガンダに疑問を持つ者は裏切り者
主流と異なる意見を持つ人は、悪者扱いされ、排斥される。反対意見を持つメディアが禁止されることさえある。EUの最初の国は、すでにソーシャルネットワークにメッセージを投稿した場合の罰則を検討。

結論
欧米の「大手メディア」は、紛れもなく教科書通りの戦争プロパガンダに従事。なによりも、ロシアの介入が始まってから、欧米のメディアの報道内容の低さに愕然とする。その代わりに、読者を動揺させ、情報を提供がなしで、感情的な記事が大量に掲載されている。
マスコミがプロパガンダの教科書通りに動いているのは偶然だと思いますか?そして、自由で独立した批判的なはずの西側メディアが、例外なくすべて同じ意見を持ち、あたかも第三帝国のように均質化されているというのは、実際にはどうなのだろうか。第三帝国と同じように、異端の外国のメディアが即座に禁止されるとしたら、それは何を意味するのだろうか。
(DeepL翻訳・簡略)


食糧難に向けて・・・


さてさて、プロパガンダはほっておいて・・備蓄、備蓄・・・こちらは、トルコ、ギリシャ。アラブ地域でよく食べられているドルマです。葡萄の葉で包んであるのがいいですよね・・。私は欧州に来てからドルマを知ったのですが、日本の甲州の葡萄の産地ではありますでしょうか?ロールキャベツの元だそうです。

ドルマ by ユリシス


こちらの缶詰もたくさんありますので、備蓄にいいかしら・・。

父親は、戦前の満洲国ハルピン生まれで、小さい頃は羊を飼っていて、羊のミルクを飲んでいたと聞きました。羊は子供と遊べるし、ミルクもいいですね・・父親が健康なのは、羊のミルクを飲んだからかもしれない。また、羊を飼う理由は食糧難のためでもあった・・とも聞きました。最後は解体したらしく・・😱



Writer

ユリシス

東西冷戦時代を身近に感じられるドイツの首都在住。豪州の出会うと幸せになれると言われる、めったに出会えない青い蝶、ユリシスがいる、(ほとんど毎日会っていた!)トロピカルな街から移り住みました。世界に国境はない、人種も言語も関係なく、心で通じ合えるが信条。英、独、インドネシア語を学びました。1985年の人民服を来ていた時代の上海、1988年のベルリンの壁、1992年のインドネシアの民主化運動を目の当たりにする。
現在、東洋医学セミナーを勉強中。体癖はたぶん、2−8かな?しかし、3、5、10も入っているような気がする。

わかりやすく、音楽のように流れるような、軽快な文章をお届け出来ればと思います。小学生でもわかるように簡単で、本質をついた内容に努めてまいります。


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