独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ～第１１９楽章　8月は、新しいシーズンのはじまり・・

月に9ユーロで特急以外はドイツの鉄道乗り放題キャンペーン

ドイツは、6月から8月までの3ヶ月の間、月に9ユーロで特急のICE以外はドイツの鉄道乗り放題というキャンペーンがありました。9月になりますので、これを継続するのか、しないのか、または、もっと違う金額でのキャンペーンがはじまるのか・・と議論されています。実際、私はベルリン市内の定期券を持っていて、月に62ユーロぐらいの引き落としがあるのですが、6月からは月額９ユーロのみ引き落とされていました。


旅行好きの若者は、この9ユーロチケットで、時間をかけてでも、各駅停車の電車を乗り継いで、ドイツ全国を回っていた方もいたようで・・。ベルリンから直通なので、北のバルト海まで出かけたベルリンの方がわんさかいらっしゃいました。ベルリン中央駅は、ものすごい混雑で、電車が動かなくなったハプニングもあったそうで・・。

我が家もこの９ユーロチケットで旅行に行こうかなとも思いましたが、混雑に入りたくないですし、感染も怖いですし・・行くのなら、キャンペーン関係なく、特急電車で行った方がいいという結論に達し、9月にドイツから少しだけはみ出た場所へ行く予定。（ドイツは多くの国と国境を接しているので、どこでしょう？？）また、その様子はまた記事にしますね・・・

下記の記事は、ベルリンのメディアがちょっと嫌味なタイトルでこの９ユーロチケットについての総評を書いていました。

ベルリンフィルコンサートの新しいシーズンがスタート

そして、8月26日には、ベルリンフィルのコンサート新しいシーズンが始まりました。学校の新学期も始まり、欧州では、8月から、新しいシーズンのスタートです。文房具店では、新学期に合わせて、8月からの手帳も売られているほどです。

嬉しいことに、再びご招待をいただき、オープニング演奏会に行ってまいりました。キリル・ペトレンコ指揮「マーラー７番」の1時間20分休みなしの公演でした。こちらがベルリンフィルのデジタルコンサートのサイトです。コンサートのトレイラーを見ることができます。

会場は、皆さんほとんどがマスクなしでした。念のために前日にイベルメクチンを飲んでいきました。マーラー７番の曲は、テノールホルンが響き、カウベルの音が印象的で、マーラーの愛する故郷のオーストリアなのか、チェコのボヘミア地方なのか・・の心象風景だな・・と感じました。第4楽章では、ギターやマンドリンの演奏もあり、オーストリアらしさがしみじみと伝わってきます・・。

私はマーラーの曲はほとんど聴きませんし、実際によくわかりません。しかし、これをチャンスに聴いてみました。クラシック音楽に精通している方は、みなさんマーラーの曲が好きだと言われることが多いです。マーラー7番は、あまり演奏されない曲と言われていますが、最も素敵な曲であるという方もいらっしゃいます。長い時間聴く暇もありませんので、マーラーの7番に関しては、最後の第5楽章から18分ぐらい楽しむか、もしくは、最後のフィナーレ2分を聴くのでもいいのではないでしょうか・・。ウィキペディアには、第5楽章は「天上の祭典」と書いてありました。カラヤンの後に、ベルリンフィルの首席指揮者をつとめた故クラウディオ・アバド指揮者の晩年の動画を選んでみました。亡くなられる少し前の演奏ですね・・

音楽の専門家からは、怒られるかもしれませんが、私は、曲の最後だけを最初に聴いて、気に入ったら、全部を聴くようにしています。

サッカー試合中に気候変動活動家が乱入し、ゴールの紐で自殺未遂

優雅なクラシック音楽と違い、息子から教えてもらった情報は、なんとサッカーの試合途中に気候変動活動家が乱入、サッカーゴールの紐で自殺未遂・・という記事・・。サッカーは、オイルマネー会社のスポンサーなしでは、やっていけない世界ですからね・・。このような気候変動活動家たちは、他にも、ハンガーストライキなどをして、高速道路の車を塞いだりもしています。

原発の時のウランを掘り起こすな！という訴え同様、資源を掘り起こすことに反対することは正しいのですが、これを自殺未遂のパフォーマンスまでするのはいかがなものでしょうか・・。息子曰く、「活動家たちは、俺と同年代ぐらいなんだよな・・」と言っていました。

（シャンティフーラで学んでいる私は、怖い顔のサッカー監督を見て、「この人はドラコニアンよ・・」などと言ったりして、多くの西洋人をドラコ、レプ認定しちゃっています・・笑）

他の記事取りより

1番目の記事でびっくりしたことは、サステナブルとは、昆虫食のための謳い文句だったの？？ということと、2番目の記事で、ついにバチカンがお金を守るために動いている？？・・ということです。




前回の第118楽章に書いた、息子の粉瘤を放置した方がいいという件について検索していましたら、『がんと闘うな』で有名な近藤誠氏が亡くなられていることを知りました。





9月1日になり、9ユーロチケットが終了して、みなさん高い電車代や定期券を購入して文句を言いつつ、過去3ヶ月の安いチケットを懐かしんでいました。そして、ドイツでは、オミクロンのワクチンも許可が降りたとの報道、毎年まるでアイフォンのように新しいワクチンモデルが出てくると・・喜んでいる人もいるようで・・いまだに、シュードラ（奴隷・庶民）の人々で埋め尽くされているドイツです・・
（シュードラなどのメンタリティーの４つのヴァルナ支配などは、映像配信 夫婦（75）サーカーの思想以降で学ぶことができます・・）

Writer

ユリシス

311を機に息子と共に、東京からシアトル、2012年ケアンズ、2015年ベルリンへと移住。
ユリシスの名前は、ケアンズ近郊でみられる見ると幸せになると言われる青い蝶から命名。
幸運にもケアンズの家の近くでペアのユリシスに遭遇したので、それを思い出し・・。
映像配信、東洋医学セミナーなどシャンティフーラでの学びが大好きです。
体癖1-3