竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
————————————————————————
現在の米軍が「史上最弱」であることが判明している中で近づく世界戦争と経済破綻の中をどう生きる
転載元)
In Deep 22/10/25
(前略)
ロシアの特別軍事作戦に関しての日本の報道のいわゆる「プロパガンダ」は(中略)… ロシア側に不利な報道ばかりをして、日本の、あるいは日本国民の誰がどう得するのかが全然わからない。現時点では、ヨーロッパほどひどい状態ではないとはいえ、「不利益ばかりを受ける」のが実情だと思います。
しかも、あまり度が過ぎると、「日本もウクライナみたくなっちゃう」という可能性が絶対にゼロとはいえないですし。相手がロシアか中国かはともかく、可能性がゼロではないはずです。
それでまあ、日本は、アメリカと同盟だかなんだか軍事的にもそういうようなことになっていると思うのですが、最近のメルマガで少しふれたのですけれど、「今の米軍はメチャクチャ弱い」のです。
(中略)
この評価をつけたのは、歴史あるアメリカの保守系シンクタンクである「ヘリテージ財団」で、この財団は毎年、米軍の「強さ」を詳しく評価していますが、今回、初めて、「弱い」とつけざるを得なくなったのでした。
ヘリテージ財団が、10月18日に発表した報告書は以下にあります。
個々の詳しい内容はともかく、各軍に対しての評価は、以下のようになっています。
「強い」という評価は、海兵隊と「核能力」だけですが、しかし、それぞれ問題が多く、現状の評価の方向ですと、来年は共に格下げとなりそうです。
(中略)
もはや「国防機能として危険な領域」にまで達しているのにもかかわらず、それなのに、えんえんとウクライナへの支援を続けている。
(中略)
この「整合性を欠いている」ことに関しての海外の報道は事欠かなく、たとえば、ドイツは、「戦争用の弾薬がなくなっちゃった」と報じられています。以下に翻訳がありますが、ウクライナに武器を送り続けたせいで、「自国で戦争が起きた場合、1日か 2日分の弾薬しかない」ことをスウェーデンの報道社にドイツ政府の資料からスクープされていました。
さらに、アメリカも、自走多連装ロケット砲の「HIMARSロケット」という兵器があるのですけれど、「ウクライナに送りすぎて、全部なくなっちゃった」ことが判明しています。
アメリカの軍事分析組織のディーガル(あのディーガルです)が、ロシアの情報として伝えていました。下に翻訳があります。
この記事の冒頭は、
「……あんたら……脳をどこかに……」と思わず呟きましたが、月産で数百発しか製造できない兵器をウクライナにどんどん送って、そして、ウクライナ軍は非常に「無駄に」この高性能のロケットを使いまくった結果、「もう送ることができなくなりました」とアメリカが述べたという話です。
(中略)
ロシアの特別軍事作戦に関しての日本の報道のいわゆる「プロパガンダ」は(中略)… ロシア側に不利な報道ばかりをして、日本の、あるいは日本国民の誰がどう得するのかが全然わからない。現時点では、ヨーロッパほどひどい状態ではないとはいえ、「不利益ばかりを受ける」のが実情だと思います。
しかも、あまり度が過ぎると、「日本もウクライナみたくなっちゃう」という可能性が絶対にゼロとはいえないですし。相手がロシアか中国かはともかく、可能性がゼロではないはずです。
それでまあ、日本は、アメリカと同盟だかなんだか軍事的にもそういうようなことになっていると思うのですが、最近のメルマガで少しふれたのですけれど、「今の米軍はメチャクチャ弱い」のです。
(中略)
この評価をつけたのは、歴史あるアメリカの保守系シンクタンクである「ヘリテージ財団」で、この財団は毎年、米軍の「強さ」を詳しく評価していますが、今回、初めて、「弱い」とつけざるを得なくなったのでした。
ヘリテージ財団が、10月18日に発表した報告書は以下にあります。
ヘリテージ財団が2023年の米軍強度指数を発表。米軍に史上初の「弱い」総合評価を与える
Heritage Foundation Releases 2023 Index of U.S. Military Strength, Gives U.S. Military First-Ever ‘Weak’ Overall Rating
Heritage Foundation Releases 2023 Index of U.S. Military Strength, Gives U.S. Military First-Ever ‘Weak’ Overall Rating
個々の詳しい内容はともかく、各軍に対しての評価は、以下のようになっています。
(ヘリテージ財団の米軍の強度指数の報告書より)
・陸軍:最低限 (ここから落ちると「弱い」に分類)
・海軍:弱い
・海兵隊:強い
・空軍:非常に弱い
・宇宙軍:弱い
・核能力:強い
heritage.org
・陸軍:最低限 (ここから落ちると「弱い」に分類)
・海軍:弱い
・海兵隊:強い
・空軍:非常に弱い
・宇宙軍:弱い
・核能力:強い
heritage.org
「強い」という評価は、海兵隊と「核能力」だけですが、しかし、それぞれ問題が多く、現状の評価の方向ですと、来年は共に格下げとなりそうです。
(中略)
もはや「国防機能として危険な領域」にまで達しているのにもかかわらず、それなのに、えんえんとウクライナへの支援を続けている。
(中略)
この「整合性を欠いている」ことに関しての海外の報道は事欠かなく、たとえば、ドイツは、「戦争用の弾薬がなくなっちゃった」と報じられています。以下に翻訳がありますが、ウクライナに武器を送り続けたせいで、「自国で戦争が起きた場合、1日か 2日分の弾薬しかない」ことをスウェーデンの報道社にドイツ政府の資料からスクープされていました。
(報道) ドイツは弾薬が尽きた (2022/10/11)
さらに、アメリカも、自走多連装ロケット砲の「HIMARSロケット」という兵器があるのですけれど、「ウクライナに送りすぎて、全部なくなっちゃった」ことが判明しています。
アメリカの軍事分析組織のディーガル(あのディーガルです)が、ロシアの情報として伝えていました。下に翻訳があります。
(報道) 米国はHIMARSロケットを使い果たし、ウクライナへの供給を停止した (Deagal 2022/10/23)
この記事の冒頭は、
> ウクライナ政府は毎月 5,000 発以上の HIMARS ミサイルを消費しているが、ロッキード・マーチンはそのようなミサイルを年間 9,000発しか生産していない。 (Deagal)
「……あんたら……脳をどこかに……」と思わず呟きましたが、月産で数百発しか製造できない兵器をウクライナにどんどん送って、そして、ウクライナ軍は非常に「無駄に」この高性能のロケットを使いまくった結果、「もう送ることができなくなりました」とアメリカが述べたという話です。
(中略)
そんなことをやっている中で、アメリカでは、一般生活に危機が迫っていて、「もうすぐディーゼルが枯渇する」と言われているのです。
(中略)
こういうものがなくなれば、市民生活を「直撃」します。ですので、本来なら「他国の戦争どうこうではなく、自国民を守るのが政府の義務なのでは」と思いますが、決してそれはしない。
本当に狂気です。
(中略)
どうして、最初書きましたような「米軍の弱さ」にふれたのかといますと、一昨日でしたか、「米軍の空挺師団が、ウクライナの国境近くに派遣された」のです。
(中略)
「ここまで挑発するか?」と思いますが、事態は次第に最も厳しい状況に突き進んでいく可能性が出てきています。
最初に書きましたように、今の米軍に勝ち目はまったくないです。核以外は。
英デイリーメールの記事をご紹介します。概要です。
報告によると、米軍は弱く、戦争に勝つのに苦労するだろう:中国はより多くの軍艦を建造しており、米国の戦闘機のパイロットたちはジェット機や訓練を受けておらず、米国陸軍は十分な兵士を募集することができていない
Report finds US military is WEAK and will struggle to win a war: China is building more warships, fighter pilots don't have jets or training and army can't recruit enough soldiers
dailymail.co.uk 2022/10/18
(中略)
米国に対する軍隊の強さと潜在的な脅威を分析するシンクタンクであるヘリテージ財団によって 10月 18日に発表された。
財団の軍事力指数で、ヘリテージはアメリカ軍を「弱い」と評価し、中国やロシアなどの成長する大国から「アメリカの重要な国益を守るという要求に応えられないリスクが高まっている」と評価した。
ワシントンに本拠を置くヘリテージ財団によって記録されている中で「弱い」という格付けは、歴史の中で初めてだ。
さらに、急速に前進する中国は、準備不足の米軍にとって依然として最も「包括的な安全保障上の課題」であり、財団は、中国が最近、陸、海、空の装備を強化していることを挙げている。
逆に、調査によると、米軍は大部分が停滞したままであり、現状は、パイロットたちは、飛行する航空機を持たずに放置され、入隊者が合法的な戦闘部隊を配備するために市民を募集するのに苦労している点まで後退している。
「米軍は、能力、準備態勢が全体的に侵食されており」、軍の主要な目的を達成する能力が危険にさらされていると述べている。
(中略)
米国は現在、陸上配備型ミサイルを300発しか保有していないが、中国は14,000発以上、ロシアは12,000発以上を保有している。
ヘリテージ財団は、 米軍に関する4つの主要な側面は、横行するインフレに対応できなかった国防総省の予算によって絶望的に妨げられていると指摘する。
特に海軍は、「艦隊の継続的な減少を阻止し、元に戻すことができない状況」であることを示しており、一方、ロシアと中国のライバル艦隊は、過去20年間でそれぞれの人員を3倍以上増やしている。報告書は、海軍が戦闘力を増強するよう求める声を支持し、298隻の海軍艦隊は「激化する作戦テンポ」に追いつけないと主張する。
2000年に米国は350隻近くの艦隊を誇っていたが、ロシアと中国は、それぞれ400隻強だった。現在、米国の艦隊は300隻未満に減少しており、ロシアと中国はそれぞれ 700隻以上を保有している。
(中略)
こういうものがなくなれば、市民生活を「直撃」します。ですので、本来なら「他国の戦争どうこうではなく、自国民を守るのが政府の義務なのでは」と思いますが、決してそれはしない。
本当に狂気です。
(中略)
どうして、最初書きましたような「米軍の弱さ」にふれたのかといますと、一昨日でしたか、「米軍の空挺師団が、ウクライナの国境近くに派遣された」のです。
(中略)
[記事] アメリカ軍の最強空挺部隊「第101空挺師団」が、第二次世界大戦以来約80年ぶりにヨーロッパに配備される。状況はさらに世界戦へ近づく…
In Deep 2022年10月24日
In Deep 2022年10月24日
「ここまで挑発するか?」と思いますが、事態は次第に最も厳しい状況に突き進んでいく可能性が出てきています。
最初に書きましたように、今の米軍に勝ち目はまったくないです。核以外は。
英デイリーメールの記事をご紹介します。概要です。
報告によると、米軍は弱く、戦争に勝つのに苦労するだろう:中国はより多くの軍艦を建造しており、米国の戦闘機のパイロットたちはジェット機や訓練を受けておらず、米国陸軍は十分な兵士を募集することができていない
Report finds US military is WEAK and will struggle to win a war: China is building more warships, fighter pilots don't have jets or training and army can't recruit enough soldiers
dailymail.co.uk 2022/10/18
(中略)
米国に対する軍隊の強さと潜在的な脅威を分析するシンクタンクであるヘリテージ財団によって 10月 18日に発表された。
財団の軍事力指数で、ヘリテージはアメリカ軍を「弱い」と評価し、中国やロシアなどの成長する大国から「アメリカの重要な国益を守るという要求に応えられないリスクが高まっている」と評価した。
ワシントンに本拠を置くヘリテージ財団によって記録されている中で「弱い」という格付けは、歴史の中で初めてだ。
さらに、急速に前進する中国は、準備不足の米軍にとって依然として最も「包括的な安全保障上の課題」であり、財団は、中国が最近、陸、海、空の装備を強化していることを挙げている。
逆に、調査によると、米軍は大部分が停滞したままであり、現状は、パイロットたちは、飛行する航空機を持たずに放置され、入隊者が合法的な戦闘部隊を配備するために市民を募集するのに苦労している点まで後退している。
「米軍は、能力、準備態勢が全体的に侵食されており」、軍の主要な目的を達成する能力が危険にさらされていると述べている。
(中略)
米国は現在、陸上配備型ミサイルを300発しか保有していないが、中国は14,000発以上、ロシアは12,000発以上を保有している。
ヘリテージ財団は、 米軍に関する4つの主要な側面は、横行するインフレに対応できなかった国防総省の予算によって絶望的に妨げられていると指摘する。
特に海軍は、「艦隊の継続的な減少を阻止し、元に戻すことができない状況」であることを示しており、一方、ロシアと中国のライバル艦隊は、過去20年間でそれぞれの人員を3倍以上増やしている。報告書は、海軍が戦闘力を増強するよう求める声を支持し、298隻の海軍艦隊は「激化する作戦テンポ」に追いつけないと主張する。
2000年に米国は350隻近くの艦隊を誇っていたが、ロシアと中国は、それぞれ400隻強だった。現在、米国の艦隊は300隻未満に減少しており、ロシアと中国はそれぞれ 700隻以上を保有している。
ウクライナ最強のアゾフは一般市民を相手にしている時は強いのですが、ロシア軍の前には、ただのチンピラでしかありませんでした。そのアゾフを訓練していたのが米国です。ダグラス・マクレガー元陸軍大佐は、“この20年間、アメリカが戦ってきた相手は赤子の手をひねるよりも容易な、つまり反撃することのできない相手ばかりでした。”と言っていました。
現在のウクライナでは、ウクライナ軍は既に壊滅状態で、事実上NATO軍がロシアと戦っています。しかもハイマースが標的にしているのは病院や学校、原子力発電所やダムです。テロか偽旗作戦以外の戦略は無いように見えます。
In Deepさんの記事によれば、ヘリテージ財団が10月18日に発表した報告書では、“「強い」という評価は、海兵隊と核能力だけ”ということです。米兵にワクチンを強制した時点で、米軍は滅びたと言っても良いのではないでしょうか。少なくとも中国は、そう思っていると思います。この点は自衛隊も同様です。
“米軍の上層部が、なぜこうした愚かなことをするのか?”を想像すると、軍産複合体は寄生する国を米国から中国へと移すつもりであること、没落した米国を支配するには、AI(人工知能)とロボット兵士で十分だと見ているからではないでしょうか。ワクチンや食料・エネルギー危機で相当数のアメリカ人を殺すつもりなのでしょう。
アメリカにはスコット・リッター氏やマクレガー元大佐のような優れた人物がいますが、こうした本当の愛国者で専門的な知識を有する人は上層部にはいないのです。マクレガー元大佐は、“イギリス軍のシステムはアメリカ軍のシステムとはたいへん違います。イギリス軍では、本人の実力で二つ星将軍にまでなることができます。しかし、アメリカ軍においては全てがあまりにも政治的になっているのでそれはできません。”と言っていました。
中国、ロシア、北朝鮮の3つの核保有国と敵対関係になる「三正面作戦」を展開しているのが岸田政権で、「メチャクチャ弱い」米軍の二軍となって戦うつもりなのでしょうか。私には、頭がおかしいとしか思えないのですが…。