ユダヤ問題のポイント(日本 平成編) ― 第9話 ― 2007年元旦に

 今回は2007年元旦からスタートした「天界の改革」に少し触れます。必然的に個人的なことにも触れますが、私自身としては「天界の改革」をその始まりからリアルタイムで立ち会えたことは僥倖の一語につきます。
 2001年の「911テロ」そしてその後の世界の破壊劇、あまりにもあからさまなので、その破壊劇の背後の首魁にはデイヴィッド・ロックフェラーがいるのは認識していました。また小泉内閣が進める構造改革およびその背後の当時の言葉での「グローバル・スタンダード」の動きのいかがわしさは認識し、それが日本を、世界を破壊するものだとも思ってもいました。ロックフェラー、ロスチャイルド、彼らがこの世界を支配していること、またその実動隊がブッシュ親子であること、そして地上世界を破壊し支配する彼らの背後には、「悪魔」というべき霊存在があるのもぼんやりとですが認識はしていました。
 しかしいかんせん、私が得られる情報は断片的で、この世界の全体像やリアルタイムで何が進行しているかは分かりようもありませんでした。当時、自分自身が「群盲象を撫でる」状態にあるのは分かっていて、そして実際に自分が何をすべきで、何をできるのかは分からない状態で日々を過ごしていたのです。
 そのような中で「天界の改革」が始まりました。その当初は「なぜ天界の改革? 酷い状態の地上世界の改革が先なのでは?」と思っていましたが、すぐに天界の改革が先にすべきことも理解できました。「鯛は頭から腐る。」上が変わらないと下はどうしようもないということだったのです。
 「天界の改革」をリアルタイムで立ち会っていると驚愕の連続でした。まずこの世界の見え方、風景が一変していきます。思いもよらなかった全体像がおぼろげながらにもその姿を表していきます。驚愕は同時に疑問の解消であることが多々でもありました。
(seiryuu)
————————————————————————
ユダヤ問題のポイント(日本 平成編) ― 第9話 ― 2007年元旦に

日本国憲法機能停止へ


左から町村外務大臣、ライス国務長官、ラムズフェルド国防長官、大野防衛庁長官
Wikimedia Commons [Public Domain]

日本の経済・産業を、新自由主義・市場原理主義者(ネオコン・ナチスは同類)に明け渡す「郵政民営化関連法」が、2005年(平成17年)10月21日に公布されました。この直後の10月29日には日米両国間にて「日米同盟:未来のための変革と再編」というタイトルの文書に署名がされました。ただし日米間の署名と言っても、日本側は外務大臣・防衛庁長官、米側は国務長官・国防長官による署名です。当時、騒ぎにもならずひっそりと署名されたこの「日米同盟:未来のための変革と再編」は日米安保条約の締結を思い出させます。

日米安保条約は、1951年9月8日のサンフランシスコ講和条約の同日に締結されたものであり、その場所は士官クラブで、調印者は米国側はアチソン(国務長官)、ダレス(国務省顧問)、ワイリー(上院議員)、ブリッジス(上院議員)の4名、日本側は吉田首相ひとりのみの署名という秘密的なものでした。独立したはずの日本の米国による軍事再占領が、この日米安保条約にて決定されたのでした。

日米安全保障条約に調印する吉田茂首相
Wikimedia Commons [Public Domain]

その後に、1960年に対米自立を目指していた岸政権で締結された「新安保条約」は安保の本質部分は変えられず、せいぜい「国際連合の目的」に合致という歯止めをなんとか設けられた程度でした。

そして2005年の「日米同盟:未来のための変革と再編」によって、新安保の歯止め部分も一切が雲散霧消させられたようなのです。

『戦後史の正体』p343にて、

2005年、日米同盟はついに新安保条約の枠外に出てしまいます。新安保条約は東アジアの安全保障を目的にしたものでしたが、その枠を超え、全世界を舞台にした日米の軍事協力をめざすことになったのです

と指摘の孫崎享氏は、同著のp343〜347にて「日米同盟:未来のための変革と再編」の内容の詳細を記されています。

「日米同盟:未来のための変革と再編」は、文書にある「日米共通の戦略」「国際的安全保障環境の改善」などがキーになっているようです。この署名された文書の内容をごく端的にいえば、911テロ以降世界中の主権国家に対し自由に軍事力を行使するようになった米国、その軍事戦略に日本がそのまま同意協力するということです。安保条約で定まっていた東アジアの安全保障の枠を超え、国連の目的という歯止めもなしに、世界中で米国の命に従って日本がその下請けとなって働くというものです。

この日米同盟は、同盟とはいうものの同盟などではなく、ただただ日本は米国のポチになるということで、ここに日本の主権などどこにも見当たりません。勿論のこと国民主権、平和主義、基本的人権の尊重を三大原則とする日本国憲法はここには全く介在していません。2001年の911テロで、米国政府は自国民にテロ攻撃を仕掛けて米国憲法を完全停止させたのですが、日本でも2005年911を経過して、日本国憲法が機能停止させられたわけです。2005年911の「郵政選挙」はやはり「日本の911テロ」でしょう。



日本の固定された路線


日本の経済・産業を喰い物にさせ、わずかに残っていた日本の国家主権部分までも完全喪失させる路線を引いた小泉首相は、2006年(平成18年)夏に首相を退いていきます。売国の褒美としていただくものはいただき、あとは悠々自適に、といったところでしょう。

これと交代して、2006年9月からは第1次安倍晋三内閣となります。改めてですが、安倍晋三氏は岸信介元首相の娘である岸洋子氏と安倍(李)晋太郎元外相の間に生まれた子です。朝鮮王族の李家の血統であり、同時に長州田布施一族の血統となります。裏世界の支配構造では血筋が重要であり、安倍晋三氏は血筋的には小泉元首相のずっと上位にあったということにはなります。


安倍晋三氏は、2005年10月に第3次小泉内閣にて官房長官に抜擢され初入閣し、2006年9月の総裁選に勝利して内閣を成立させる流れでした。この安倍内閣ですが、ウィキペディアの「安倍晋三」記事の「第1次安倍内閣」欄に「9月29日、所信表明演説で、冒頭に小泉構造改革を引継ぎ加速させる方針を示した。」とあるように、第1次安倍内閣の路線は基本的に小泉売国路線の継承であり、目新しいものはありません。祖父の岸信介首相は対米自立の意欲を見せていましたが、内心はともかくも安倍内閣に対米自立の動きを見ることもできませんでした。すでにこの第1次安倍内閣で「美しい日本」のフレーズを盛んに使用してはいましたが、この時点では「美しい日本」が何を意味しているのかも不明な状態でした。

こういった具合で2006年の秋から冬、日本はいよいよ好き放題に喰い物にされて、日米同盟と言う名の日本奴隷化を深化させていく路線に乗せられていたのでした。

世界に目を転じても、軍事的にはネオコン・ナチスとその配下のジハード団が暴れまわって世界のアチラコチラを破壊し、同時に 新自由主義・市場原理主義者によって国家は私物化されて、世界民衆の奴隷化は進んでいました。


この全体としての世界の破壊劇の背後の地上での首魁はデイヴィッド・ロックフェラーと見なして良いでしょう。彼は1994年に裏のイルミナティのトップになっていたとのことで、地上世界での絶対的な権力者として「好き放題、やりたい放題」に振る舞っていたでしょう。それで実際に彼は「悪魔大王」などと呼ばれていました。

このように地上世界の破壊劇は進行し、光明が見当たらない中で2007年(平成19年)の元旦を迎えることになります。この2007年元旦こそが「天界の改革」のスタートになります。地上世界での破壊劇が進行する中、2007年元旦に神団が降臨されて、それをきっかけにして「天界の改革」が始まり、このことがが地上世界にも絶大な影響を及ぼしていくこととなるのでした。
【※映像配信「ホツマの神々 天界の改革の全体像」シリーズはこちら


デーヴァダッタの登場


個人的なことになりますが、私が竹下さんの存在を知ったのは2006年の確か晩秋の地震騒ぎによってでした。当時発生した大地震を竹下さんが正確に予測して発表されていたのを知ったのでした(参考:災害の警報。そしてその予測はその土地の波動の変化観測による答えとされていました。
「波動? 3−3−3−3が1−1−1−1? この数字の意味は? どうしてこんなことが分かるのだろう?」
となったのです。

そしてその波動の観測以上に注目させられたのが、当時すでに竹下さんが「人類はこれから黄金期を迎える。神々と歩みを共にして」と明言されていたことでした。私にはどう見てもこの地上世界そして人類の行方には光明が見えないのに、「人類が黄金期を迎える」との明言に目が釘付けとなったのでした。また勿論私が全く知らない神々のことも気になりました。

2006年末に告知が竹下さんからありました。元旦に瀬織津姫穂乃子様を大君(オオキミ)として、大君を支える神団が地上に降臨されることが。これは600年に一度の神団の交代のサイクルによる降臨であることを。

このようにして、始めて「ホツマの神々」の存在を私は知っていくことになりました。その後の展開や、知らされ教えられることは驚愕の数々でしたが、同時に私が持っていた多くの疑問が解消されていくものでもありました。「おかしい…」と思っていたものが「やはり、そうだったか」となる体験を多くしてきました。

さて、2007年時点での「天界の改革」の中で起きたことで最も驚いた一つが、デーヴァダッタの登場でした。私達仏典に携わるものにとっては、「提婆達多」と表記される極悪人デーヴァダッタは最重要人物ともいえる存在です。そのデーヴァダッタが本当に無間地獄の主、ブラック・ロッジの太守として登場してきたのです。当時は確か「闇を造りたるもの」と名乗っていたように思います。

この名前の「闇」とは金融システムのようです。地上世界で初めての金融システム=借金奴隷システムは、古代バビロニアで作られています。デーヴァダッタは、インドにデーヴァダッタとして転生する前は古代バビロニアで金融システム構築に大きく携わっていたようです。


そして更に驚いたのが地獄の太守のデーヴァダッタが、確か2007年8月に改心し神々の側に付いたことでした。このことが後に地上世界に多大な影響を与える原因の一つになりました。リーマンショックに繋がるのです。そしてそれはデイヴィッド・ロックフェラー帝国を崩すことを意味していました。


Writer

seiryuu様プロフィール

seiryuu

・兵庫県出身在住
・いちおう浄土真宗の住職
・体癖はたぶん7-2。(自分の体癖判定が最も難しかった。)
・基本、暇人。(したくないことはしない。)
・特徴、酒飲み。アルコールには強い。
・歯が32本全て生えそろっている(親不知全て)原始人並み。

これまでのseiryuu氏の寄稿記事はこちら


Comments are closed.