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ぴょんぴょんの「中国とリヨン閥」 ~武漢P4実験室設立に貢献したフランスのアラン・メリュー
ワクチン接種直後から、死者はなぞったように増えている
3月5日発売 井上正康先生の新著
— 藤江@日本人、謎の大量死※コロナでは説明できない (@JINKOUZOUKA_jp) March 3, 2024
「なぜ、医師の私が命がけでWHO脱退を呼びかけるのか?」https://t.co/eQLpZOH8TQ
"藤江グラフ"をご採用いただきましたm(_ _)m pic.twitter.com/71plspa2Ig
へええ! これまでの45年間に打たれた全ワクチンによる「被害認定者数」と比べて、新型コロナワクチン2.5年分の「被害認定者数」はダントツに増えてる。「全国の月別死者数」を見ると2022年と2023年がダントツに伸びてるし、「コロナ死亡者をはるかに超える超過死亡者」でも、接種されるたびに超過死亡が増えてるのが一目瞭然。
井上先生は「巻頭カラー口絵の補足説明」にこう書いている。「使用されている元データは、全て公開され、世界中から誰でもアクセスできるオープンデータです。本来であれば、なによりも厚労省、NHKや各テレビ局、主要紙、通信社等がこうした客観性の高いデータを元に、先行していた海外の情報を交えて『人類初の遺伝子ワクチンの安全性を厳しく監視し、速やかに正確に報道すべき』だった。日本政府や公共のメディアは、日本国民にとって害悪以外の何者でもない存在と化している。その危険性はワクチン接種当初から明白であり、国民が正しい知識を知っていれば、歴史上最悪の破壊的な薬害を日本でも防ぐことができたはずである。そして、その危機は今も増幅し続けている。(236p)」
いやいや、ほとんどが対談だからそうでもない。第1章はWCHジャパン副代表の佐々木みのり先生と井上正康先生の対談。第2章は我那覇真子氏によるジェームズ・ログスキー氏のインタビュー。第3章は河添恵子氏と井上先生の対談。その合間に元ファイザー社長マイケル・イードン博士、リュック・モンタニエ博士のコラムが挟まっている。好きなのから読んでいけばいい。
コロナの検査機器で大儲けしたアラン・メリュー
佐々木みのり先生は肛門科なのに、いろんなワクチン後遺症の患者が押し寄せているのがわかったし、ログスキー氏の「いわゆるパンデミック条約」「IHR改定」の怪しさもわかりやすかったが、おれ的には、第3章の河添恵子氏との対談がおもしろかったな。たとえば、ウイルスが漏れたとされる、武漢のP4実験室とフランスの関係とか?
いや、フランスだ。その前に、新型コロナで儲けたヤツの話をしよう。Forbesの「新型コロナで資産増加 世界のヘルスケア富豪10人」の中に、モデルナのステファヌ・バンセルCEOと、ビオメリューを創業した仏富豪アラン・メリューが入っている。
フランス第2の都市リヨンは、古くから中国との関係が深いが、そこに拠点を置くビオメリュー社は、微生物・遺伝子・免疫の検査など、診断用の医薬品および医療機器の開発・販売を行う会社だ。初代は、細菌学者パスツールの弟子マルセル・メリュー。その研究所をビオメリュー社にしたのが、3代目のアラン・メリューだ。(Wiki)
アラン・メリューと中国のつながり
アラン・メリューとその辺の事情に詳しいのが河添恵子氏だ。河添氏「じゃ、メリュー氏とは誰か?ということになりますが、中国と半世紀以上、保健衛生の分野で深い関係を持った重要人物であることが分かりました。(191p)」
そもそも、なんでフランスが、中国のウイルス研究所設立に協力するようになったのか? それは2003年、中国でSARS(サーズ)が流行したからだ。フランスで、中国のウイルス研究を支援しようという声が上がり、当時のシラク大統領と胡錦濤国家主席は、「新感染症の予防・制御に関する協力合意」を締結した。これが、武漢P4実験室構想の始まりだったのよ。(日本再興ニュース)
だが、武漢のP4実験室を作るに当たって、フランス議会は「中国は信用できない」という理由で猛反対した。それでも、アラン・メリューに尻を叩かれたフランス政府は、フランス企業を巻き込んで「中仏共同プロジェクト」を強引に進めた。(iza)
「P4実験室建設の協力をフランス政界上層部に勧めたのは、中国からの要請を受けたメリュー氏ではないか?」(日本再興ニュース)
「P4実験室建設の協力をフランス政界上層部に勧めたのは、中国からの要請を受けたメリュー氏ではないか?」(日本再興ニュース)
かもな。もともと、アラン・メリューの家系は中国と関係が深くて、2014年3月、習近平がリヨンのメリュー生物科学研究センターを見学したこともあるし、リヨンのP4実験室の技術と設備は、武漢のP4実験室にも導入されているそうだ。(iza)
人民中国によると、2012年に訪中したアラン・メリューは、習近平国家副主席(当時)の接見を受けている。また、アラン・メリューは、中仏国交樹立50周年の記念行事で、フランス側賛助委員会委員長に就任している。習主席は、中仏友好の促進に貢献したメリューグループを称賛すると述べた。
2018年12月の「中国改革開放40周年を祝賀する式典」で、「中国改革友誼章」を授与した外国人10人の中には大平正芳元首相、松下幸之助、世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ、そしてアラン・メリューがいた。(193p)
河添氏「今回のパンデミックが起きる以前に『中国改革友誼章』を授与された数少ない外国人という点でも、中国にいかに深く関与してきたかの説明は不要かと思います。(193〜194p)」
河添氏「今回のパンデミックが起きる以前に『中国改革友誼章』を授与された数少ない外国人という点でも、中国にいかに深く関与してきたかの説明は不要かと思います。(193〜194p)」
リヨンでつながるディープ・ステート閥
河添氏「2014年3月に習近平国家主席が渡仏の際、リヨンのメリュー生物科学研究センターを見学して、『〈新しいラボ〉の建設は中国の公衆衛生にとって大変に重要であり、中国とフランス両国の協力の素晴らしい象徴』などと、演説したことも報じられています。」
井上先生「なるほど、全てが繋がっているのですね。」
河添氏「はい。モデルナ、アラン・メリュー氏、武田のクリストフ・ウェバーCEOは、フランスのリオンでつながるディープ・ステート閥だと解析しています。しかも、中国とも深淵な関係がある人物アラン・メリュー氏が含まれているわけです。」(192〜193p)
井上先生「なるほど、全てが繋がっているのですね。」
河添氏「はい。モデルナ、アラン・メリュー氏、武田のクリストフ・ウェバーCEOは、フランスのリオンでつながるディープ・ステート閥だと解析しています。しかも、中国とも深淵な関係がある人物アラン・メリュー氏が含まれているわけです。」(192〜193p)
#日本动态 習近平国家主席、フランスのメリュー生物科学研究センターを見学_jp.xinhuanet.com http://t.co/YAuJbIta67 pic.twitter.com/y6XhEW5tyP
— godblschina (@jpxueyouhui) March 27, 2014
モデルナのCEOステファン・バンセルはユダヤ系フランス人で、モデルナに来る前はビオメリューのCEOをやっていた。そのモデルナを後押ししする武田薬品工業は、2015年にフランス人でリヨン大学卒のクリストフ・ウェバーをCEOに迎えている。(191p)
武漢のP4実験室を設立するための「フランス中国基金会」
さてさて、河添氏との対談で井上先生はこう言われた。「今回の新型コロナは、(中略)...中国の武漢から出てきたとの説があります。あれは意図的に撒いたというよりも、予定外で漏れてしまった可能性が高いと考えられています。実は、アメリカでも局地的に同じようなことが起こっていたのです。武漢で漏れてしまった当初は、中国のトップも大変慌てたことだろうと思います。(169p)」
河添氏は、たしかにアメリカのジョージア州でもそういうことがありましたね、と話を合わせたと思ったら、「さすがに先生はお優しい!私は“性悪説”のもとで、故意に作為的に漏らしたと考えています。世界でコロナ禍を起こす陰謀があったとして国際政治としての視点から、中国共産党政府は共犯者だと解析しています。(169p)」
P4ともなると、危険度の高いウイルスを外に漏らさないために、セキュリティ面でも原子力潜水艦なみの気密性が要求される。そんな施設を作るための資金を主に集めたのが「フランス・中国基金会」だ。その中心にいたのがアラン・メリュー、その他、シラク、サルコジ、化粧品会社ロレアルCEO、ヨーロッパのキッシンジャーと言われるジャック・アタリもかかわっている。(YouTube)
「将来的には人口削減の方法を見つけることが課題になってくるだろう。もちろん我々は人を処刑したり収容所に送ったりなどという露骨な真似はできない。そうすることが彼ら自身のためなんだと信じ込ませることで、上手に彼らを間引いていくことになる。そのために、何らかの事象、例えば一部の人を標的にしたパンデミックを起こしたり、経済崩壊を起こしたり、高齢者に悪影響を与えるウイルスを撒いたりといったことが考えられるが、まあ方法は大して重要ではない。とにかくこういう事件を起こすことで、弱い者や恐れる者は、これに屈服するだろう。愚か者はこの事件を信じ込み、何とかしてほしいと嘆願する。そこで我々の出番だ!『これが治療法だ』と救いの手を差し伸べる。こうして愚か者の自然淘汰が行われることになる。屠場に自ら進んで向かうようなものである」。(185〜186p)
井上先生「うーむ。これはこの3年間の日本の風景そのものじゃないですか!」
河添氏「まさにそうです。1、2年前にたまたま見つけた内容ですが、奴らはやってるなぁーと。彼らは半世紀以上前から、『人口削減』を目標としています。(中略)...ですから、グローバル化とは何なのか?世界の支配層は我々の生命財産を守ってくれる類ではないどころか、真逆の人間たちであることに気づき、まず目を覚まさなければなりません。」
井上先生「なるほど。グローバリストと呼ばれるエリート側には、半世紀以上も前から『人口を減らそう』という強烈なモチベーションがあることは公然の事実なのですね。」(186〜187p)
河添氏「まさにそうです。1、2年前にたまたま見つけた内容ですが、奴らはやってるなぁーと。彼らは半世紀以上前から、『人口削減』を目標としています。(中略)...ですから、グローバル化とは何なのか?世界の支配層は我々の生命財産を守ってくれる類ではないどころか、真逆の人間たちであることに気づき、まず目を覚まさなければなりません。」
井上先生「なるほど。グローバリストと呼ばれるエリート側には、半世紀以上も前から『人口を減らそう』という強烈なモチベーションがあることは公然の事実なのですね。」(186〜187p)
ああ、ということで河添氏は言った。「先生、先程紹介したフランスのリオン閥と中国の深淵な関係然り、ビル・ゲイツとの関係然り、こういった事実の積み重ねがあっても、ウイルスが『漏れ出て中国政府が焦った』とのお考えは変わらないでしょうか? 中共はmRNAワクチンの製造に深く関与してきた錬金する側であり、コロナ禍の演出でも模範プレイヤーですよ!(笑)(195p)」
最後に河添氏は、井上先生のWHOについての誤解も解く。
井上先生「我々のような医師は、この半世紀以上の期間、WHOが世界の保健医療や公衆衛生を中立公正な立場からコントロールする素晴らしい組織であると信じてきたわけです。(中略)...それがフタを開けてみると、実はとんでもない凶悪組織になっていました。いつからこんなに腐り始めたのかは分かりませんが。」
河添氏「私は設立当初から体質は今と同じと思っています。『恵まれない人たちを助ける』的な美しい大嘘で包み隠した犯罪カルテルと同根だと思っていました。」(202〜203p)
井上先生「我々のような医師は、この半世紀以上の期間、WHOが世界の保健医療や公衆衛生を中立公正な立場からコントロールする素晴らしい組織であると信じてきたわけです。(中略)...それがフタを開けてみると、実はとんでもない凶悪組織になっていました。いつからこんなに腐り始めたのかは分かりませんが。」
河添氏「私は設立当初から体質は今と同じと思っています。『恵まれない人たちを助ける』的な美しい大嘘で包み隠した犯罪カルテルと同根だと思っていました。」(202〜203p)
著者は、WCH議連のアドバイザーでもおなじみ、医師で大阪市立大学名誉教授の井上正康先生です。第3章の河添恵子氏と井上先生の対談がおもしろかったので、取り上げてみました。(カッコ内のページ数はすべてこの本のページです。 また、記事では「リヨン」で統一しましたが、本からの引用は「リオン」「リヨン」が混ざったままにしています。)