————————————————————————
ぴょんぴょんの「ヤマ・ニヤマの国へ」 ~日本人はグローバリズムといかに戦うか?
5人全員揃ってトランプ推し!
グローバリストとは
そもそも「グローバリズム」とは何か? ウィキペディアによると、「グローバリズムとは、地球全体を一つの共同体と見なして、世界の一体化(グローバリゼーション)を進める思想である。字義通り訳すと全球主義であるが、通例では、多国籍企業が国境を越えて地球規模で経済活動を展開する行為や、自由貿易および市場主義経済を全地球上に拡大させる思想などを表す。」
ああ、seiryuu氏の「プラウト(進歩的活用理論)」に、ドンピシャな答えがあった。「グローバリズムとは端的に言えば一極支配のファシズムです。極少数エリートが絶対権力者として君臨し地球上全ての大衆を完全に支配隷属させる体制です。」
さて、グローバリストと反グローバリストをどう分けるか? 及川氏は、ウクライナ戦争をどう見るかで分けられると言う。「ウクライナ戦争は、グローバリストが仕掛けた戦争」と見るなら、反グローバリスト。「プーチンが仕掛けた戦争」と見るなら、グローバリスト。
アラブの人たちはとっくに目覚めている
ああ、残念ながらそうなる。日本人はまだ、おネンネ中だからな。だが、911、311からコロナ騒ぎまで、目覚める要素はたっぷりあったはず。そこへ行くと、アラブの人たちはとっくに目覚めている、と石田氏は言う。リビア、イエメン、シリアでテロや戦争起こして石油を盗んでいるのは、アメリカだってことをとっくに知っていると。
そして、彼らがひどい目に合っていることを、日本のメディアは知らせない。どころか、中東、イスラム、アラブはコワい、テロリストだというプロパガンダを流して、おれたちをだましてきた。シリアと戦っているのも、イラン国内でスパイ工作やってるのも、表向きはISだが、中身はアメリカだってことをアラブの人たちはわかっていると。
ああ、そこら辺を、石田氏はくわしく説明してくれる。イラク戦争で、スンニ派のサダム・フセインが引きずりおろされ、力を失ったスンニ派はシーア派に追われて逃げる。そこで、オバマのアメリカがスンニ派に武器を与え、武装化したのがISだ。ISを使ってイランやシリアに内戦を起こすのが、アメリカの目的だった。
ワシントンはテロの総本山
さらに、モーガン氏は、日本の同盟国ワシントンは世界のテロの総本山だ、と流暢な日本語で言い放つ。そして、これから日本がすべきことは、ワシントンからの独立と同時に、国連からの離脱だと言う。今の日本政府は日本人がいくら死んでもかまわない。ワシントンに「日本人を殺せ」と言われれば、その通りにヤる。このことは能登半島を見ても、コロナ禍の3〜4年を見てもわかると。
さらに「本当のこと言っちゃってもいいですか?」と前置きして、モーガン氏は語る。この国の情報はほとんどCIAで統制されていて、カネをもらって、ワシントン様の言ってほしいことをオウム返しに言うだけ。だが、それは日本だけじゃない。ヨーロッパもアメリカも同じだと。
及川氏と水島氏は、今一番戦争を起こしやすいのは日本だと考える。ウクライナがヤられて、中東、そして東アジアへ。中でも、アメリカの言うことをなんでも聞く、空白地帯の日本がねらわれていると。断末魔のグローバリストは、第三次世界大戦を起こして世界を混乱させた後、あらためて自分たちが支配したいと思っている。台湾有事が騒がれるが、それよりも日本有事を考えなければならないと。
モーガン氏は、今までの4年間も戦争だったと言う。たしかに、コロナ禍でも多くの人が殺されたから、戦争と言えば戦争だ。そして今、コロナを利用して、WHOが各国政府を傘下に収める条約を締結しようとしていると。
「まごころ」を持っている日本
水島氏も同意する。グローバリストは軍事だけでなく、食べ物、公衆衛生、病気、ありとあらゆることを、反人間的、反人類的な方向で管理、支配しようとしていると。だが、日本にも希望はあるとモーガン氏は言う。今、世界で求められている「まごころ」を持っているのが日本。日本は「まごころ」の国なのだと。
水島氏は道徳という概念を呼び起こす。アメリカやヨーロッパはカネのためなら何でもやる。人を殺しちゃいけないとか、当たり前の道徳が失われてしまった。日本人は神社にお参りしたり、何かを拝む気持ち、自然などに対する畏敬の念がある。そこが希望ではないかと。水島氏は「八紘為宇(はっこういう)」の世界、つまり、全世界を一つの家にしたいと言う。
及川氏はグローバリズムを「自分が神になる宗教」と言う。脳にチップを入れるのも、子供の性別を変えるのも、なんでもありの世界で、それができるのは自分が神だと思っているから。畏れや謙虚さを失ってしまった人間の一番醜い姿だと。モーガン氏もそれに同意する。自分が神になるトランスヒューマニズム思想は、まさにグローバリズムそのものだと。
日本人はグローバリズムといかに戦うか?
最後に、一人ずつ「日本人はグローバリズムといかに戦うか?」を語る。石田氏は、グローバリズムの強さは、メディアを押さえていることだと言う。多くの日本人がメディアに汚染され、それを塗り替えるのは大変だが、グローバリズムと戦うためには、一人一人が情報武装してインターネットで横に繋がり、一人一人が動いて発信していくことが重要だと話す。
水島氏もそこを指摘する。「岸田がやめても、ろくなヤツ出てこないんじゃ?」と言われるが、たしかにその通り、もっと悪くなるかもしれない。だが、もしも、国民の力で岸田を倒すことができれば、そこにムーブメントが生まれる、それが大事だ。悪いヤツが来たら、また辞めさせればいい。「国民の力を示すことが、今我々にできることなんじゃないのか。」
モーガン氏は、グローバリズムと戦うために寺子屋が必要だと言う。そこで、本当の日本の歴史、本当の日本の神話、日本の美しい文化を若い世代に教えれば、きっといい方向になると。原口氏も、偉人を多く輩出した、地元佐賀の楠公義祭同盟(なんこうぎさいどうめい)を紹介。ここは、松下村塾より大きな寺子屋だったそうだ。
また、出席者は口々に、日本がリーダーシップを取るべきだと言う。原口氏は「独立自尊の日本を作る」と言い、日本は弱体化装置(消費税のことだと思う)をはずせば、生き返ると言う。「そしたら、世界のリーダーシップを取れる」と石田氏は言い、及川氏は、世界をリードしていける国は、消去法で日本しかないと言う。
さらに水島氏は、日本には2600年の歴史があるから、日本人はもっと自信をもっていいと言う。だが、日本の歴史は2600年なんてもんじゃねえ。天照大神は「紀元前1,793,187年の1月1日生まれ」だ。( 時事ブログ)
「日本はこのように、シュメール文明、アトランティス文明、レムリア文明をはるかに超える超古代からの伝承を持ち、しかもそれが文献として残っているのです。また、ホツマの神々が制定した数々の儀礼が伝えられており、そのホツマの神を祀る極めて珍しい国なのです。そして、その皇統は孝明天皇の代までずっと続いていたのです。」(時事ブログ)
それこそが、グローバリズムの対極にある「多極化」だからな。ちなみに「多極化」とは何か?「さて多極化とは文字通り極が多数在ると言うことで、各国各地域が主体的に自立していく世界体制です。ここでは『寄らば大樹の陰』とか『長いものには巻かれろ』式の依存や依頼体制は通じません。各地域がそれぞれ気概を持って立ち上がり自分の地域を興隆させていかなければなりません。」(時事ブログ)
ああ、竹下先生は言われる、「問題なのは個々の人々の依存的体質です。こうした体質が自分の中にあるかどうかを見極めるのは、比較的容易です。本当に精神的に自立している人は、“棚ぼた”で何もしないで座っていて突然幸運が降ってくるというような、そうした考えを持っていません。」(時事ブログ)
出席者は原口一博氏、及川幸久氏、越境3.0チャンネルの石田和靖氏、麗沢大学准教授のジェイソン・モーガン氏、そして司会が水島総氏で、それぞれ違う畑出身にもかかわらず、反グローバリズムという点では、強く一致していて心強いと思いました。
出演者の発言を要約して、まとめてみました。