注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
The CIA now favors the theory that Covid-19 arose from a lab leak in Wuhan, a judgement the agency said was made with "low confidence" https://t.co/0G88MmGR38
— The Wall Street Journal (@WSJ) January 25, 2025
ワシントン—中央情報局は、致命的な新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、おそらく実験室の漏洩から生じたと結論付け、科学者や政治家の間で長年激しい議論の的となってきた見解に信憑性を与えた。
これにより、CIAは連邦捜査局やエネルギー省に加わり、中国武漢の実験室事故が新型コロナウイルスのウイルスの発生源である可能性を特定した。このウイルスは、米国で120万人以上、世界中で700万人以上を死に至らしめた。
(以下、有料部分)
ラトクリフCIA新長官が就任後初のインタビューに答える。一番最初に取り組むのは新型コロナウイルス武漢研究所流出問題だと語る。予想通りの展開です。
— Hideki Kakeya, Dr.Eng. (@hkakeya) January 24, 2025
Exclusive — CIA Director Ratcliffe: ‘Day-One Thing’ to Get to Bottom of Chinese ‘Origins of COVID,’ Wuhan Lab Leak https://t.co/qA6ErXsnF1
Five years ago today, it became absolutely clear the emerging pandemic did not start at a market.
— Richard H. Ebright (@R_H_Ebright) January 25, 2025
Nevertheless, a small group of ethically challenged scientists--prompted by their funding-agency heads Fauci, Collins, and Farrar--lied to the public for five years. https://t.co/BcXNRUQQ6Z
それにもかかわらず、倫理的に問題のある科学者の小集団は、資金提供機関のトップであるファウチ、コリンズ、ファラーに促され、5年間にわたり国民に嘘をつき続けた。
The CIA analysis supporting lab origin of COVID was completed and published internally during the Biden administration.
— Richard H. Ebright (@R_H_Ebright) January 25, 2025
It was withheld from the public by the Biden administration in violation of the COVID-19 Origin Act of 2023, which mandated release.https://t.co/mOa1xc1cuX
バイデン政権は、公開を義務付けた 2023 年の COVID-19 起源法に違反して、これを一般公開しませんでした。
Quoting the article in Politico:
— Richard H. Ebright (@R_H_Ebright) January 25, 2025
"A new CIA analysis of the intelligence it had on the virus' origin was completed and published internally before Ratcliffe’s arrival, the U.S. official said. Ratcliffe authorized its public release, the official added."
「ウイルスの起源に関する情報に関する CIA の新しい分析は、ラトクリフ氏の到着前に完了し、内部で公開されていたと米国当局者は述べた。ラトクリフ氏がその公表を承認したと当局者は付け加えた。」
この当たり前の評価が出るのに5年もかかりました。これはCIAが無能であるか、邪悪であるかのいずれかだと思いますが、おそらくは後者でしょう。
“続きはこちらから”のツイートによれば、“CIAの分析はバイデン政権時代に完了し、内部で公開されたが、2023年のCOVID-19起源法に違反して、これを一般公開しなかった”とのことです。
CIAは往生際も悪いようで、「ほぼすべてのアメリカ諜報機関も、ウイルス自体は遺伝子組み換えではないと評価していると報告書は述べている。」とのことです。
この世界はどういうわけか、当たり前のことを理解してもらうのに、非常に時間がかかるようです。
例えば、時事ブログでは2020年2月9日の記事で、“新型コロナウイルスが空気感染すること”をお伝えしましたが、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)がそれを認めたのは2020年9月のことでした。
新型コロナウイルスの空気感染は感染状況から明らかでしたが、日本では専門家と称する人たちが誰もそれを口にせず、CDCが認めてからようやく常識になりました。
また、ウイルスが人工であることは2020年2月22日の記事に、“「武漢肺炎ウイルスは組換えウイルスであり、自然発生のウイルスではない」という公式発表は、ロシア保健省の公式ウェブサイトで公式に発表されました。”と書かれていたことから、想定していなければならないことでした。
ですから、新型コロナウイルスが生物兵器であることまで想定して、対策を講じなければならないことは明らかでした。しかし、日本では誰もその事を口にしませんでした。
また、2022年8月8日の記事では、ロシアのイーゴリ・キリロフ中将のブリーフィングの内容を紹介しました。
ロシアは、“COVID-19の不自然な挙動が、このウイルスが人工的に作られただけでなく、異なる地域で異なる亜種の導入を通じて、絶えず研究され「人為的に供給」されていたことを証明していると確認した。…ロシアはさらに、米国の国際開発庁(USAID)が新しいコビッドの亜種の作成に関与していることを直接非難している。”ということでした。
こうした過去記事の情報から見ても、「ほぼすべてのアメリカ諜報機関も、ウイルス自体は遺伝子組み換えではないと評価している」と言うCIAの報告書の内容は、彼らの無能さを表すか、あるいは往生際の悪さを表していると見て良いでしょう。