注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

【WHO加盟国、パンデミック条約締結交渉が妥結 ワクチン、ロックダウンは義務付けず】
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) April 16, 2025
⚕️ 世界保健機関(WHO)は、感染症の世界的大流行における対応などを定める「パンデミック条約」制定について、加盟諸国間の交渉がまとまったと明らかにした。5月の総会で正式採択される見通し。… https://t.co/uXpX7f3Gxk pic.twitter.com/JaM6IA7EOa
WHO(世界保健機関)加盟国は「パンデミック条約」の条文案に合意。SNSなどで「WHOによる主権侵害」「ワクチン強制接種」などの誤情報が拡散しているが、現行の条約案にそのような規定はなく、WHOにも締約国に対して政策や行動を強制する権限はないが、今後の文言や運用に対する監視も必要。 pic.twitter.com/S8qMJetNBa
— あいひん (@BABYLONBU5TER) April 16, 2025
林芳正官房長官は16日世界保健機関WHO加盟国がパンデミックに備えた条約案に合意したことについて「重要な一歩と受け止めている」と歓迎した
— ロボットちゃん 🤖 (@g9xOvRhkLbyeiwt) April 16, 2025
条約交渉から離脱した米国については、「感染症対策を含む国際保健の重要な貢献者だ」と述べ、引き続き連携していく考えを示した。 https://t.co/AecMNcbJQY
WHOの真意は?
— 勤務医団の本音 (@JPN_Doctors) April 14, 2025
未だ大手メディアが情報源の方々は「国際機関や政府が言っているから正しいに違いない」と潜在的に感じている.
しかし先入観を打破できるヒントは多数ある.
少し前では9.11やイラク戦争,直近ではコロナ騒動やガサ地区の惨事.
自身での再検証が生き残るコツだhttps://t.co/NIAD8bilpB
★ IHR改悪案の拒否は2025年7月19日まで、発効は9月19日になった ★ ~ 少し時間的な猶予ができた。
— 林 千勝 Hayashi Chikatsu (@ChikatsuHayashi) October 13, 2024
2024年9月19日 WHOは2024年6月1日に行われた国際保健規則(IHR)の改悪案の決定について、196の締約国に公式に通知した。… pic.twitter.com/f3W1GMaTj4
今度はマンモス痘(苦笑)
英テレグラフ紙が、WHO 主導による「致死的な新たな感染症のパンデミック」についてのシミュレーション演習が行われたことを、独占記事として報じていました。
「またかよ」
と思う他はないですが、おもしろかったのは、そのシミュレーションで取りあげられたウイルスは、架空のウイルスなのですが、
「凍結した数万年前のマンモスの死骸が解凍され、そこから発生した」
というものなのです。
想像力の豊かさには呆れるばかりですが、まあ、シベリアの凍結した土壌の中に古代の多くの微生物が眠っていることは事実でしょうし、微生物によっては「解凍と共に生き返る」こともあるでしょうが、「なんでマンモス?」という話です。
動物に感染していなくとも、土壌の凍結が溶解するだけで、復活したウイルスは十分にウイルスとして機能するわけで、マンモスだなんだのは関係ありません。
10年近く前のことですが、
「炭疽菌が永久凍土が溶けたシベリアの土の中から噴出して、非常事態宣言が出された」
という出来事がありました。以下の記事にあります。
・生物兵器の主は死なない : 無治療では致死率90%の「炭疽菌」が永久凍土が溶けたシベリアの土の中から噴出し被害が拡大。該当地域は非常事態宣言の渦中
In Deep 2016年8月2日
あるいは、やはり 2016年のことですが、ロシアの科学者たちが、
「シベリアの永久凍土の融解により、天然痘が再び拡大する可能性」
を述べていました (参考記事)。
だったら、別に炭疽菌のパンデミックだとかのシミュレーションにすればいいじゃないの、という気にもなりますが、それがなされないのは、「炭疽菌だと、WHO のパンデミック対策や新型コロナの際のような緊急事態対策がまったく役に立たないから」だと思われます (コロナのときに役立たなかったというのとは異なる意味で)。
炭疽菌のパンデミックなんて、(おそらくは)手の打ちようがない。
なので、「マンモス痘」なんていう、想像のしようもない微生物の名称を挙げての演習だったのではないのかなと。
(中略)
それはともかくとして、新型コロナの際にも、中国で最初の患者(だと公式には言われている)が報告された 1カ月ほど前に、ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターと世界経済フォーラム、そしてビル・ゲイツ氏らによって行われた「新たなコロナウイルスによるパンデミックのシミュレーション」を公開したイベント201を思い出します。
詳細は、以下の 2020年1月の記事にあります。WHO がパンデミック宣言を行う 2カ月ほど前のもので、まだ、新型コロナウイルスとはどんなものか、ということがまったくわかっていなかった頃です。
・武漢ウイルスが出現する2ヵ月前、アメリカの科学者が「次に発生するコロナウイルスのパンデミックは《地球上の6500万人を殺す》」というシミュレーションを公表していた
In Deep 2020年1月27日
(中略)
独占:WHO、北極の「マンモス痘」流行でパンデミック対応を演習
WHO tests pandemic response with Arctic ‘mammothpox’ outbreak telegraph.co.uk 2025/04/15
(中略)
ポラリス演習が行われている間、WHO では新たな「パンデミック条約」に関する交渉が継続されていた。
関係筋はテレグラフに対し、医薬品やワクチンの配布計画をめぐる意見の相違など 3年間の困難な交渉を経て、早ければ 4月15日にも条約合意に達する可能性があると語った。
マンモス痘演習に参加した国々は最終的にはウイルスを封じ込めるために団結することができたものの、実際の流行ははるかに複雑になるだろうと WHO は認めた。
例えば、ワクチン戦略をどう実行するかという問題は、架空の予行演習では扱われなかった。また、WHO への最大の資金提供国である米国は WHO から脱退しようとしている。
(以下略)
米国追従が大好きな日本政府ですが、WHOパンデミック条約に関しては「世界的な健康危機に対しては、国際社会が一致して対応する必要がある」とたいそう肯定的です。米国政府よりも製薬企業に頭が上がらないのか。私たち国民は「国際機関や政府が言っているから正しいに違いない」という思い込みを手放す時です。
さて、パンデミック条約よりも悪質な国際保健規則(IHR)ですが、2024年6月1日に改悪案の決定があり、2024年9月19日に締結国各国に通知されました。「改悪案のいずれかを拒否し、または留保しようとする締約国は、この通知の日から10か月以内、すなわち2025年7月19日までに事務局長にその旨を通知することができる。」つまり、IHR改悪案の拒否ができるのは今年2025年7月19日までということです。「既に、イラン、オランダ、ニュージーランド、スロバキア、コスタリカ、アルゼンチン、ロシアは、改悪案のいずれかを拒否または留保する予定を表明済み。」とのことです。日本政府も拒否を表明するよう、声をあげましょう。
ところで、In Deepさんが面白い記事を出しておられました。WHOでパンデミック条約の交渉をしている最中に「WHO 主導による『致死的な新たな感染症のパンデミック』についてのシミュレーション演習が行われた」そうです。「またかよ」とツッコむほど、これまでワクチン・キャンペーンとセットの様々なパンデミックのシミュレーションが行われてきたことを振り返っておられました。新型コロナの時も、中国で最初の患者が報告された「 1カ月ほど前に、ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターと世界経済フォーラム、そしてビル・ゲイツ氏らによって行われた『新たなコロナウイルスによるパンデミックのシミュレーション』」が公開されていたそうです。このパターンですと、5月頃にナゾの「マンモス痘」でひと騒動起こしますよ、ということかしら?