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幼稚園の発祥国ドイツ
いつも買い物にいく道すがら、木で作られている学校を見ていました。シュタイナーの幼稚園と小学校です。孫はここで学ばせたいな〜と妄想しつつ見ていましたら、その隣がなんと!!シュタイナーの幼稚園の先生になる研修所で(こちらではアウスビルヂングというのですが)募集しているではないですか。ここは研修所でもあったのですか?と初めて知り、説明会に参加してみて、応募してみました。還暦なので、ダメでも仕方ないと思っていましたら、なんと入学できるとのこと、ということで、昨年の夏から、まるで家の庭のような位置にある、こちらの学校に通学することになりました。
幼稚園の発祥はドイツ。ルソーの『エミール』の影響を多分に受けて、フレーベルがドイツで初めて幼稚園を作りました。当時は産業革命の影響を受けていた時代で、貧困層のお母さんたちが働かなければならず、貧困層の子供達のために幼稚園を作ったのです。啓蒙時代のような大人に都合のいい教育ではなく、子供は自然沿って子供主体で育てるという、ルソー、フレーベルからの影響を受けて、シュタイナーは独自にシュタイナー教育の幼稚園を作りました。
シュタイナーさん、残念ながら転落しているけれど・・
以前の時事ブログに、天界の改革にて、ドイツの文豪、ゲーテ、シラー、そしてキルケゴールもシュタイナーも転落している情報があり、読んで知っていました。
しかしながら、竹下先生のお話によると、シュタイナー教育では、通信簿もなく、先生が強制的に授業で教えることもなく、一般の学校よりも優れた点があると解説されていました。
こちらの(5)学校教育の問題点1より下記MP3の2分25秒あたりからシュタイナー教育についてお話しされています。
https://shanti-phula.net/mp3/kosodate/tp_ky05_kdm5.mp3
ということで、私の経験を記事にしてもよいのかもと思った次第です。特に、シュタイナー学校では、校内でスマホが禁止されていますので、子供達がスマホから離れることができる方法とは何か?をテーマに今後は書いていきたいと思っています。
手仕事、もの作りの環境
まずは、毎日の授業で一緒のクラスメートを観察してみました。生粋のシュタイナー学校育ちのクラスメートは、3歳の幼稚園から高校卒業のアビトウアの試験合格までずっとシュタイナー学校で育ちました。その方は、とても静かな男性、プレゼンテーションでも奇を衒うこともなく、誠実に淡々と、そして、みんなが当たり前のように使っている人工知能を使ってまとめるようなこともしていないと思われます。
農場研修で1週間の合宿があったのですが、その時も、最後まできちんとキッチンの仕事をしていたことも確認しました。ですので、その後、シュタイナー学校でのスマホ問題についての記事に書きたいので、、と言って、質問をしてみたのです。「スマホやデジタル機器についてどう思う?シュタイナーの学校時代は使っていなかったでしょう?そして、好きなことは何?」クラスメートは答えました。「中学校の時代からスマホが登場したけれど、学校では禁止だった。現在もインスタやXなどは使わない。生活が煩雑になるので。好きなことは、絵を描くこと、ナイフなど使ってものを作るのが趣味。ものを作ることが好き。」シュタイナー学校で15年も過ごしたまさに結果が出ていると思いました。私が観察する限りでは、自分のテンポをとても大事にしているように見えます。周りの流行や人の噂には惑わされない感じがしました。
ここで思ったことは、シュタイナー出身のクラスメートたちは自分のノートに絵を描いています。よく世の中で言われる上手いとかではありません。しかし、絵を描くのが好きで、絵を描くときに集中していて、とても楽しんでいる様子が見えます。また、授業では、編みものなどもあるのですが、その時でも、丁寧にゆっくりと編んでいる様子も観察できました。自分のテンポを守っているのです。
自分のテンポを守ることはとても大切です。普通の学校で育った人は、大抵、みんなと同調すること、仲間はずれにならないようにすることが大事だとならされてきていませんか?みんながスマホを使っていても、自分は必要ない!と言うことができる意志の強さが大事です。
私も含めてですが、普通の学校で育った人たち、日本では受験もありますし、もちろん、絵を描く、編みものをするなどの時間はほとんどなかったような・・美術の時間でも、何かうまく書かなければいけない・・というような先入観念にとらわれてしまう環境にあったような記憶が・・普通の学校では、自分はたいしてできないんだと諦めている生徒が多いかなと思いました。
最後に私は聞いてみました。「毎日の生活で何を一番大事にしてる?」「愛♡」シャンティ・フーラ的なお答えが返ってきました。
コーラスやオイリュトミーの時間
研修の授業では、コーラス、オイリュトミーもあります。(実際のオイリュトミーはこんな感じです。)先日はライアーも弾きました。(ペンタトニックの音階のライアーです)手仕事だけでなく、このような活動も、子供たちには楽しくスマホを忘れる時間ではないでしょうか。日本と違うところは、シュタイナーの幼稚園では、先生がピアノを弾かないのです。ピアノは小学生からのようですね。理由は音が強すぎるからだとか。(日本では、ピアノは3歳頃からはじめる子供も多いですね。)
オイリュトミーは私自身とても楽しいです。ダンスやバレエのように、人に見せるための踊りではなく、自分が楽しく動くのが中心です。空気を動かすように踊るのがコツだそうです。手の動きを綺麗に見せなければいけない、背筋をピンと伸ばして、足を高く上げてなどはありません。日本では子供にバレエを習わせるお母さんたちも多いですね。ピアノ、バレエにしても、競争になってしまっているところも多分にあり、子供に負担にならないようにしたいですね。
シュタイナー教育には、競争という観念がありませんので、とても穏やかで、人目を気にしない環境がとても心地よく感じました。
今回のまとめ・スマホから子供を遠ざける方法
今回のシュタイナー学校で育ったクラスメートからわかること、そして、子供からスマホを遠ざける方法とは?
・手仕事、絵を描く、もの作り、工作、折り紙、などの機会を増やす
・静かな環境で自分のテンポを大事にする毎日を過ごす
・競争や人目を気にする環境から離れる(私自身、これが非常に大事だと思っています!特に日本人にとって・・)
スマホも、タブレットも同じですので、どちらも電磁波が強く、身体が疲れますので、私の経験からしても、子供さんは避けた方が良いと思います。
大人もスマホなどは、身体から10センチ以上離して持ち歩くこと。ポケットなどに入れるのは危ないです。
おまけ・ユリシス作曲より
通学している学校がもの作りの環境にあるせいか・・昨年ぐらいからピアノ即興でオリジナルの曲作りをはじめました。即興したものを録音すると、楽譜に変換してくれるサイトで楽譜にしました。9曲ができましたので、ピアノ小作品となりました。
今回は、ピアノ小作品『アルプスの祈り〜光の組曲』より、「花々は歌う(Blumen singen)」です。春先にお花が咲き始めるような可愛い曲ですので、もしよければ聞いてみてください。楽譜もありますので、PDFでダウンロードできます。なんと、びっくり!学校のオイリュトミー発表曲に採用されてしまいました。クラスの方に聞いてもらったところ、この曲を使いたいと・・こんなご縁もあるのですね!
「花々は歌う(Blumen singen)」 ※楽譜はこちら







私ごとでは、数年前からドイツ語の勉強をしていて、ドイツ語C1というレベルに合格したら、何をしようかなと思っていました。まずは、前から宣言していた電子ピアノを購入したんですけどね・・そして、、さらに、なんと昨年の夏には還暦になっちゃいました笑