[マスコミに載らない海外記事]エクアドル・コレア大統領: オバマ大統領の例外主義論は第二次世界大戦前のナチスの言辞を想起させる

竹下雅敏氏からの情報です。
エクアドルのコレア大統領とオバマ大統領。どちらがまともな人間か?
2人の言っている事を聞けば明らかでしょう。"アメリカは例外だ"というオバマを救世主だと思う人は、"自分達は特別だ。選ばれた人種だ。"と思っているのでしょうね。私はずっとそれが悪の根源だと言っているのですがね。これ以上言ってもムダでしょう。彼らにはすでに魂はありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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エクアドル・コレア大統領: オバマ大統領の例外主義論は第二次世界大戦前のナチスの言辞を想起させる
転載元より抜粋)
エクアドルのラファエル・コレア大統領 (ロイター / ダビド・メルカド)

アメリカ例外主義という言辞は極めて危険で、“第二次世界大戦前と大戦中の”ナチスの思想や発言を思い起こさせると、エクアドルのラファエル・コレア大統領はRTスペイン語番組の独占インタビューで語った。

自らの“狭い私利の為だけでなく、全員の利益"の為に立ち上がり行動しているのだから“アメリカは例外だ”というアメリカのバラク・オバマ大統領の声明に関し、コレアはこう語った。“第二次世界大戦前と、大戦中のナチスの言辞を思い出しませんか? 彼等は自らを、選ばれた人種、優れた人種等々と考えています。そのような言葉や考え方は極めて危険です”とコレア大統領は、RTスペイン語版エントレビスタの番組で述べた。

最近の国連総会で、ブラジルは、“国際法違反”だとして、アメリカのスパイ行為を痛烈に批判した。

“プラトンが[ソクラテス的]対話で、2,000年以上前に書いたことは真実です。正義とは強者の利益にほかなりません。彼等は強者であり、それが彼等が嘘をつき続け、他国の主権を侵害し、国際法に違反する理由です。しかし、いつの日か、この不公平な世界は変わらねばなりません”とコレア大統領は言う。

'アメリカはシェブロン原油流出事故の真実を隠しきることはできません。’

エクアドルでのシェブロン-テキサコの原油流出損害に関する質問に答えて、金と権力と、何百人もの弁護士を味方にしていても、アメリカは真実を隠すことはできまいとコレア大統領は述べた。“シェブロンは、エクアドルのジャングルに対して修復不能な被害を引き起こしました”と大統領は述べた。“テキサコは、地域の汚染除去を一切しませんでした…当時、使える汚染除去技術があったのに、彼等はわずかの金を惜しんだのです。そして彼等は環境を破壊し、損害賠償を支払おうとさえしませんでした。”

2007年12月10日、タラコアで汚染された水たまりの汚染を除去する石油労働者。(ロイター / ギリェルモ・グランハ)


コレアは、エクアドルにおける惨事の規模は、メキシコ湾でのBP原油流出の85倍以上で、アラスカ州でのエクソン・ヴァルディーズ号原油流出の18倍以上だと指摘している。“ところが彼等は、エクアドルのアマゾン地域で起きたのなら、何も心配することなどないと決めつけたのです。”

対シェブロン-テキサコ訴訟は20年続いているが、1972年から1990年の時代にさかのぼる、この石油会社のアマゾンでの操業に起因している。

9月末、エクアドル外務省は、進行中の対シェブロン-テキサコ紛争について証言すべく、ニューヨークの国連総会に出発しようとしていた代表団へのビザ発給を、アメリカが拒否したようだと発表した。

エクアドル政府によれば、この団体は国連の特別イベントで、エクアドルのアマゾン熱帯雨林地域で200万ヘクタールを汚染した、シェブロン-テキサコの石油事業によって引き起こされた生態学的影響について証言する予定だった。

コレア大統領インタビューのスペイン語ビデオ全編はここで見られる。

記事原文のurl: rt.com/news/correa-us-exceptionalism-dangerous-748/

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