[G・エドワード・グリフィン氏]集団主義者の陰謀 ③ 〜右翼と左翼の抗争は八百長プロレス〜

 前回のつづきで、59分50秒〜1時間24分20秒の部分です。
 アメリカ政治がいかに"八百長プロレス"をやっているのか、よく分かりました。属国の日本も、安倍政権によって相当な茶番を見せつけられていますが、騙されないだけの知性を身に付けたいものです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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集団主義者の陰謀 The Collectivist Conspiracy
転載元)

YouTubeの文字起こしデータより転載 
右翼と左翼の見かけの抗争は八百長プロレス 

右翼と左翼の見かけ上の抗争は、例えて言うなら、黒マスクを被った選手と青マントを羽織った選手の対決のような、八百長プロレスです。解説者もアナウンサーもエールを送って、 試合は確かにすごいです。人気もあるし、観衆は興奮し、盛り上がりますよね。選手は打ちのめし合い、場外に出たりで、「起きた!やられた!健闘です!いや、苦戦です!」「敗れましたが、来週の再試合が楽しみです!」 「来週、屈辱は晴らせるのか!」これがアメリカの政治なんですよ。

両プロレスラーとも試合中技を多少かけ合うけど、シャワー室では労い合い、一緒に飲んで、「良い試合だったよな。来週どうする?」とか言って、アメリカ政治はこれ。ニュース解説者や番組司会者が左右にエールを送って論点を設定し、核心的な問題には国民に議論させないどころか考えさせてやらない。

主権を守るのか守らないのか、金融カルテルの連邦準備銀行に国を支配させ続けるのかどうなのか、我々に話させてくれない。困ったものです。八百長レスラーや甘い汁を吸う解説者などの話に頼っている限り、副次的な問題に関心を奪われっ放しで、この面倒から抜け出すのはまず無理です。だから、まずそれに気付き、誰がそうなのか 見抜いたら、もう相手にしないことです。

グレン・ベックがやっている番組は…とりあえず、愉快で、 上手いことやっていると思います。ただ人柄的にどうもね。あまり言いませんけど。 でも言う人は言いますよね。言い方に感情こもってて心底この国が好きなんだなって印象で、人気ありますからね。疑ってるのかって? ええ、疑ってます。ショーだと分かるからで、もし、テレビで見せる愛国心が本当にあるのなら、左側だけじゃなく右側の犯罪についても言うはずだからです。そうしたら誠実と分かります。でも、思想が完璧に定まってますから、左ばかりを攻め、右の人は皆涼しい顔ができます。八百長プロレスですよね。

FOX放送局はルパート・マードックの財閥の配下にあるという事に気が付くべきです。更に、ABC、CBS、NBC等他の全ての大手マスコミ同様、CFRに仕切られています。マードック氏自身がCFR会員です。

だから分かるでしょ。目的があってやっているのです。傲語してますから、調べれば簡単に分かります。目的は集団主義の世界政府です。だから、目的に有利になる事以外、自分の放送網内で一貫性のある番組や情報を流すわけないのです。

つまり、根元から仕組まれている。全体的に見れば、FOX網は右翼左翼の枠組みの中の右寄りの代表です。反対側にある放送網は、たくさんあり過ぎるので言いませんが、どの番組を視聴して影響されるかによって、「右は良いけど、左はみんなダメ。」或いは逆「左翼は皆良い人。右翼は皆悪い人。」 になるのはあたり前です。FOX網はその典型で、右、即ち、今は共和党を応援する役割をうまく果たしているのです。


グレン・ベックが共産党の系図やらを披露した時も、確かにそれはその通りなのですが、同じ事をどうして、例えば、ブッシュ家のドイツのナチスとの結びつきや、ヒトラー成功の資金繰りをした金融組織についてはやらないの?

やるわけないし、そういう事言う人を陰謀論者とか言ってバカにするでしょう。
彼はそういう役を上手く演じる役なのです。ネットの上を行き来する ピンポン玉やテニスボールみたいに、反対側を批判する専門を作る必要があります。

つまり、これは策略の一端で、もしニュースに 開放的客観的解説なんかを加えたら、「ふーん、どっちもひでぇんだな」 と世間にばれてしまって、策略になりません。だから、右に左を非難・告発する人と、左に右を非難・告発する人を割り当て、反対側を真に批判・反論している人がいつもいないといけません。

誰が在職かにも依るけど、皆酷いでしょ。 批判するのはいつも簡単。皆嘘つき。守る積もりもない公約して実際守らない。皆不正や汚職などと関係している。欺瞞をやる。「でも、政治ってそうなんじゃん?」 そんなんばっかり!

ロン・ポールとか多分1%位はまぁ、例外かな。とにかく、そんな風にしか思えませんよね。一方が政権を取ると、暫くお披露目時間があって、かと言って何にも変わらず、すると他方が、早速、「こんなことしてる!」 「酷いですね!」とかかってくるから、有権者は「そうだ!もう止めさせよう!」ってなる。 今も、もうボロボロにされてるから、共和党の人は、「国を取り戻すそう!」「憲法を守ろう!」「パソコン、寝室から覗きのCIAを排除せよ!」 とか、良い事言って、有権者の心をもてあそぶけど、そんな気みじんもない。共和党を送り込むのが目的なだけ。

でも庶民は民主党つまりオバマがもう嫌でたまらないから、共和党候補のことなんかよく調べもせず、「誰でもいい!こんなんよりマシ!」 でもオバマさんが成ったのも、「オバマはどうでもいい。」 「誰が何と言おうと、ブッシュに比べりゃマシ!」ブッシュの時は、「クリントンよりマシ!」アメリカ政治は憎悪の政治。 「好きだから」じゃなくて「嫌いだから」。うまく行っている戦略のようです。

歴史的な大量殺戮や虐政は、資本家や実力者が結託して資金供給・援助していた
〜ヒトラーと毛沢東〜
 

いくつかの歴史的な大量殺戮や虐政は、実は、英米の大変裕福な資本家や実力者が結託して資金供給・援助していた、という事を知ると、いつも皆さん衝撃受けます。ヒトラーの出世は有名ですが、ヒトラーのナチ党を資金繰りしたのは今も米に存在する多くの世襲銀行家だった、という事を皆さん知りません。

米英の巨大企業はIG・ファルベンというドイツの企業連合と共同でナチスドイツの軍事産業に莫大な投資をしています。ヒトラーのナチ党にも献金していますし、更には、ヒトラーを養成するため、アイヴィー・リーという広報の専門家をドイツに送り、世間に良い印象を与える方法など教えています。ナチ政権に極めて関心があったわけです。意見ではなく、歴史的文書にあることです。好き嫌いは勝手ですが、記録にあることです。

でも、こんなことはザラです。米国内の強大な実力者らの後ろ盾無しには、毛沢東政権もなかったでしょう。第二次大戦が終わり日本は撃退されましたが、中国には大きな溝がありました。蒋介石率いる国民党と毛沢東が指導者の共産党が国を大きく二分していました。

日本に対しては多少一緒に戦ったものの、国民党軍と共産党軍は宿敵ですから、戦争が終わればどちらか一方しか生き残れないと双方とも知っていたので、内戦の準備をしていました。でも米政府の人々は中国が内乱になると自分らの得にならないと考え、共産党員を重要ポストに迎え「連立政権」にするよう蒋介石の国民党政府に圧力をかけてきました。

重要ポストと言っても、意図の見え透いた、軍を支配するポスト、という要望で、国民党は全く受け入れませんでした。そこで、当時アジア戦線総司令官だった、ジョージ・キャトレット・マーシャル元帥は、国民党に武器・弾薬を流すのを止めてしまい、日本軍が残して行った軍事機器は全て中国共産党へ渡るよう手配しました。

この二つの行いの結果、毛沢東軍は国民党軍より遥に軍事的優位に立てるようになり、勝利できた、という背景があります。ジョージ・マーシャルは後に「蒋介石軍30師団は、 私の一筆で解体した。」と書き残しています。中国が共産党に支配されたのもアメリカの「資本主義」が旗印の軍事力が下した決定でした。

こういうことは全て歴史で知られている常識と逆ですが、先にも申した通り、記録に残されていますから、探し出すのは簡単で、意見などの問題ではないのです。

何が結論かと言えば、歴史上の残虐な全体主義政権はしばしば、非常に裕福な人々によって支えられてきた、ということです。

裕福だから資本家、従って、資本主義者だと思われがちです。つまり、ここで問題になるのは、資本家である事ではなく、その資本で何をするのか、その資本をどうやって得たのか、ということです。自由競争と自由な発想で、より高品質より低価格な物資・サービスを提供することにより富を獲得すれば、自由企業資本家です。

政治家を買収して法を通過させ、自分に有利なルールを政府に守らせることによって富を得れば、独占資本家です。だから、資本家には二種類あるので、 はっきりさせましょう。全体主義政権を支えてきた資本家は、自由企業資本家ではなく、独占資本家であり、集団主義を信じています。

銀行救済、そのツケを払うのは国民 

銀行救済の問題は、複雑に語ることはできても、核心は単純です。それは、銀行カルテルの連邦準備制度は連邦政府に非常に強い影響力を持っているということです。

銀行が破綻しそうなとき、会計明細を見ると、殆どの場合、銀行から借金した途上国や巨大企業がもう利子を払い続けることができず、銀行は不良債権を抱えていて、実際上もう破綻している状態です。

銀行が不良債権として処理すれば、 銀行自身が破綻し倒産ということになります。だから中央のコネを訪れ、「銀行を救ってくれ!」 ではなく、「アメリカを救ってくれ!」と頼み、「銀行が潰れたら危機になる」「アメリカが潰れる!」と騒ぎを広げ、ついには議会で、GM、フォード、当事国、更に、銀行自体を何兆ドルものお金で救済すると決議され、国民には「我が国はこれで救われる」のように、 国のための偉大な貢献と謳われました。

ただ今度の場合、このからくりがもう多くの人に知れ渡っていました。連邦準備制度が無からお金を生み出している事や結局は増税か物価の形で跳ね返って来る事が知れ渡っていました。

政治家はその救済金に見合うだけの増税はやりたがらないので、結局、新札を刷ることによって賄うことになり、従って、出回っているお金の価値が薄まるので、物価が上がります。

だから有権者は、救済金を支払うのは政府ではなく、自分達、庶民・消費者だと気付くと、怒り出しました。
特に、幹部の中には、銀行を破綻させて百万ドル単位の報酬を得ている、などが知られ、怒りが噴出、拡大しました。

ところで、報酬の問題はそれ自体重要ですが、本質的でないと思います。これもまた、本当の問題から話を逸らすためにやる マスコミの手だと思います。本当の問題は、連邦準備制度と議会がお金を無から生み出して救済金に当てたということです。

「アメリカが倒産する」「失業者が出て持ち家を失う」 「アメリカが崩壊する!」とは言ったけど、それについて話した?いいや!どっかの銀行の社長が百万ドルの報酬をもらっていると話して、長い間注意がそっちに続きましたよね。

だから、少なくとも私はそう見ました。それから、庶民は怒ったけど何も変わらない。庶民は政府を抑えていると思っているけどそうではないからです。

政治家は銀行カルテルの連邦準備制度に見守られています。そこが権力中枢。証拠が欲しいのであれば、近年の銀行救済の歴史を見てみることです。国民の総意に背き、国民を怒らせていても構わず、議会はとっとと議決してしまいます。上ではアメリカ大統領も全て承認しますが、下では人々が反対です。

どうして? 庶民が政府を支配していたら、ありえますか?いいえ! 庶民が政府の支配を失った紛れもない証です。銀行救済の怒りはティーパーティーを一層盛り上がらせました。かといって、ティーパーティーが何かしてくれる? 答えは、いいえ。中央のやった連中を排除してくれない限り、ノー。

民主党、共和党に限らず、 金融不安を招いた中央の連中を一人残らず排除するだけの効果が無ければ、 ティーパーティーの価値は全くありません。

残念ながら今ティーパーティーを共和党が 利用しようとする動きがあって、銀行救済など全ての経済問題は民主党のせいみたいな 事に成って来たけど、そうじゃないでしょ。

確かに、民主党の責任は大きいけど、もう何十年も 続いているのは、主に共和党のせいです。今、共和党の中には、 自分達が賛成して来たくせして、「銀行救済はもう止めようよ」とか言ってるのもいる。 なのに誰も投票履歴を調べない。銀行救済の怒りがティーパーティーを 拡大させたのは、それで良いのですが、ティーパーティーが共和党から独立でいられるのか? 今後が問われていると思います。

ケムトレイルについて 

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ええ、「一体何を撒いているの?」は重要な衝撃的映画になると思います。何か撒いています。地平線まで伸びる白い痕跡が網目になって空にあると、分別があれば誰でも言います。ジェットエンジンから出る氷の粒ではありません。高度のある寒い所ではジェットエンジンから確かに、氷の粒ができますが、すぐに大気に吸収されてしまいます。

飛行機のすぐ後にくっ付いてくる白い短い痕跡はすぐに消えてしまうのが分かります。地平線まで伸びた濃い煙の跡が広がり、午後には 空が白くなってしまうようなのとは全然違います。じゃ何を撒いているのか?今、分かって来ました。地球工学と呼ばれる新しい産業が生まれた結果です。科学者、政治家、企業の集団の仕業で、地球を変化させることによって、巨大利益を得、他の目的も企んでいます。

地球温暖化を止めるためというのが主な口実です。はっきり言っておきますが、地球温暖化は全くのデマだと思います。でも、ここではそれが話題ではありません。 それが例え事実だったとしても、彼らがやっていることは、それより遥に酷い結果をもたらします。

気候を操って収穫、土壌・水系を改善するため、世のため人のため、と主張しています。そう、「世のため人のため」の常套手段です。そんな巨大産業ですが、「検討中」と言います。アルミニウムやバリウムを大気に散布する事を検討しているとか、有毒か調べる必要があるとか、思案中であるかのようにもっともらしく語っていますが、もう十年以上も行っている証拠は充分あります。 今、こうしている間もやっています。

そして今、その証拠だけでなく、地球に破壊的である証拠もあります。植物にも、収穫にも、野性にも、人の健康にも 重大な被害をもたらします。人が毒素を吸い込んで、病気になっています。何を散布しているかも同定されています。土壌や水からだけでなく雨水や雪からも採取して何度も検査が行われました。地上からではなく、上空からと分かります。工業地域から何百マイルも離れた地域での降水を採取した検査ですから、煙突からやって来た、などとは言えません。そして驚く程の高い毒性が検出されました。

アルミニウムやバリウムは特に、科学者らが 「空に撒いたらどうなるだろう」と言っている物質ですが、ちょうどその物質が、 今、大量に検出されています。雪は上空から降りてきますから、例えば、北カリフォルニアの大自然にあるシャスタ山の雪から採取したサンプルなどから、本来アルミニウムが検出されるはずありません。

政府は、アルミニウムが、1,000ppb以上で極めて有毒で危険
として、環境保護庁が直接管理するよう定めています。そこのサンプルは零のはずでしょ。 検査結果は60,000ppbでした。60,000ppbですか。 そこのサンプルは零のはずでしょ。 検査結果は60,000ppbでした。つまり、シャスタ山の雪は最高濃度許容値の 60倍ということです。 とんでもない毒性。登山者がそんなの飲めば、 死亡とか気絶とかするでしょう。そして他でも沢山。シャスタ山だけでなく、 散布が頻繁なハワイ諸島の美しい高原でも。雨水からの採取ですから空から来ています。それも、科学者ら「空に撒いたらどうかな?」 って話してる奴そのもの。今現在実施されている証拠はたっぷりです。酷いことに、有毒な奴を撒いています。しかも、嘘ついてやってます。映画「一体何を撒いているの?」 はこれを伝えています。

プリズンプラネットテレビ


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