[The Voice of Russia]ロシア・EU・ウクライナ、ガス合意に調印 〜収束するとは思えないウクライナの情勢〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ようやくガス問題の合意が成立したようです。ただ初めの記事にあるように、“停戦状態を無条件に順守する必要性”があるわけで、これをウクライナ側が破れば、ガスの供給は停まることになります。“続きはこちらから”以降の最後の記事をご覧になるとわかりますが、ウクライナ軍は停戦合意を守っていません。今でも多くの市民が虐殺されています。おそらくウクライナ軍は、ポロシェンコの統率下に無いと考えられます。
 ロシアは、9.11の真相をスノーデン情報を元に暴露しました。おそらくエボラに関する真相もそのうち出してくるでしょう。時間が経つほどこれらの事件を引き起こした連中は、逮捕される可能性が高くなるわけで、彼らとしては何としても戦争に持ち込んで逮捕を逃れたいはずです。ですからウクライナの情勢がこのまま緩やかに収束するとは思えません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア・フランス・ドイツ・ウクライナ首脳、ロシア産ガスのウクライナへの供給に関する合意を歓迎
転載元)
© Photo: REUTERS/Francois Lenoir

© Photo: REUTERS/Francois Lenoir


ロシアのプーチン大統領は金曜未明、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、ウクライナのポロシェンコ大統領と電話会談を行い、ウクライナ情勢について討議を行った。首脳らはロシア産ガスのウクライナへの供給およびトランジットに関する合意の成立を歓迎した。この合意はロシア産ガスの欧州諸国への無障害トランジットを保障するものである。クレムリンが発表した。

露独仏ウ首脳はウクライナ南部・東部正常化に関するミンスク合意の順守の重要性、ならびに、OSCEの監視のもとで停戦状態を無条件に遵守する必要性を確認し合った。

また、ロシアはウクライナ政府とドネツク・ルガンスク両州代表の安定した対話関係の樹立を目指す意向であることが示された。

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ロシア・EU・ウクライナ、ガス合意に調印
転載元より抜粋)
ロシア、EU、ウクライナはロシア産ガスのウクライナへの供給の再開に関する合意を結んだ。

合意文書にロシアのアレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相、ウクライナのユーリイ・プロダン・エネルギー相、欧州委員会のギュンター・エッティンガー・エネルギー担当委員が調印を行った。

ロシアはウクライナに対し今年11月から来年3月まで、ガス1000立方米あたり100ドルの割引を行うことに同意した。ウクライナは今年末までに30億立方米のガスを購入する。

ウクライナとEUがロシアへの支払に同意し、ロシアがキエフに申告通りの資金が現実に存在するとの確証を得たことを受け、成立した。21日に行われた前回の交渉では、そうした確証が得られなかったために、妥結に至らなかった。エッティンガー氏によれば、EUおよびIMFはウクライナに対しガス債務償還のために必要な資金を提供するとのことだ。

ウクライナは近日中に14.5億ドルの債務返済を行う。プロダン氏によれば、この支払ののち、ロシアはウクライナへのガス供給を再開することになっている。年内に総額31億ドルが返済される。
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ガスが要る?先払いでお願いね!
転載元より抜粋)
ウクライナへのガス供給についてはブリュッセルで3者会談が実施された。ノヴァク・エネルギー相は、文書はすべて準備され、合意がとれているものの、保証なしにロシアがこれに署名することはないと明らかにした。

国民エネルギー安全保障基金の上級アナリストのイーゴリ・ユシコフ氏は、「エネルギーの安全保障の問題が欧州自身の前に持ち上がっている。つまり欧州は自腹を切って、ウクライナが冬を越こせるためにガス料金を払ってやり、しかもウクライナの抱えるあらゆる経済、政治問題を支払うはめになるだろう。当然のことながら、こんなことになるとは欧州は思ってもみなかった。

EUは2014年末までにウクライナに7億6000万ユーロを拠出する用意があることを明らかにしていた。これについて、ロシア国民エネルギー研究所のセルゲイ・プラヴォスドフ所長は、「ロシアとEUが合意した基準は、2014年末までに31億ドルの負債を支払い、これにプラスしてガス代としておよそ15億ドルを先払いするというものだ。先払いを行わずにウクライナが越冬のためのガスを受け取ることはなく、ウクライナは欧州向けのガス供給から自分に必要なガスを抜き取るだろうことは、みんな良く知っている。

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ウクライナのクラスノアルメイスクで女性286人の遺体発見、失踪者 は総勢400人― ザハルチェンコ首相
転載元)
© Photo: RIA Novosti/Mikhail Voskresenskiy

© Photo: RIA Novosti/Mikhail Voskresenskiy



独立を宣言しているドネツク人民共和国のアレクサンドル・ザハルチェンコ首相は金曜、ドネツク州のクラスノアルメイスク市で女性286人の遺体が発見されたことを発表した。いずれも頭部に銃創が見られるという。

同氏によれば、ウクライナ軍の特殊作戦で18歳から25歳までの女性400人が失踪している。この地区には「ドネープル1」部隊が宿営していたという。

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