[日本や世界や宇宙の動向]ロシアによるギリシャ救済方法とは / ギリシャの問題はEUやNATOを解体しかねません。

竹下雅敏氏からの情報です。
 ギリシャはEUから離脱し、ロシアと同盟を結び、BRICS開発銀行からお金を借りるのが、最も賢明な方策だと思います。BRICS諸国はIMFとは違って、国の資産を略奪するために高利で金を貸し付け、銀行や巨大企業が利益を得る経済政策を融資の条件として押し付ける、という邪悪な行いはしないでしょう。
 いったんギリシャによる前例が出来ると、BRICS開発銀行から融資を受ければ、その国の実情に合ったお金の使い道を自らが決められるということがわかるようになると思うのです。そうなると、雪崩を打ってスペインやポルトガルのような国々もEUから離脱することになり、EUは崩壊することになるでしょう。
 ブレジンスキーの計画通り、日本はNATOに組み込まれつつありますが、どうやらそのNATO自体が解体されそうな気配です。所詮、頭の悪い連中とプーチン大統領では、役者が違うということだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアによるギリシャ救済方法とは
転載元より抜粋)
http://tapnewswire.com/2015/02/russia-could-bail-out-greece/
(概要)
2月1日付け:
ロシアはサウスストリーム・パイプラインをウクライナを迂回してトルコとギリシャの国境沿いに通し、ガス・ハブを設けることでギリシャの金融支援につなげようとしています。

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ロシアは、(EUによる対ロシア制裁の報復として)サウスストリーム・パイプラインをトルコを通るルートに変更し、トルコとギリシャの国境沿いにガス・ハブを設けると発表し、EUに対抗するための貴重なカードをギリシャに手渡しました。

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ギリシャの問題はEUやNATOを解体しかねません。
転載元より抜粋)
http://kingworldnews.com/paul-craig-roberts-putins-ultimate-move-crush-eu-nato/
(概要)
1月30日付け
Dr.ポール・クレイグ・ロバーツによれば:

プーチンは最終的にEUとNATOを破壊しようとしているそうです。さらに、欧米諸国は中国とロシアに勝利のカギを手渡すことになるそうです。

今、金融システムが崩壊寸前です。 ユーロや米ドルの逃避が始まると完全に崩壊してしまいます。そうすると銀行もデリバティブもソブリン債も救済が不可能になります。
短期的には、紙幣を乱発し続けることで、現行のシステム(=不正操作で成り立っている)を維持することはできますが、ドルとユーロが暴落すると、ゲームが終焉することになります。
ギリシャ危機の存在とギリシャに新政府が誕生したことで、ドイツの銀行、ギリシャの債権者、EUの政治家がギリシャ政府の正当なニーズを受け入れないなら、コクチョウが姿を現すでしょう。そしてギリシャとロシアが同盟を結ぶことになります。

BRICSは1000億ドルを出資してIMFタイプの銀行を創設しました。プーチンは今こそギリシャをEUやNATOから切り離せると考えています。BRICS銀行がギリシャを支援する可能性があるのです。そうなるとEUとNATOは崩壊します。
スペインとポルトガルもギリシャの動向を注視しています。スペインもポルトガルもギリシャと同じ問題に直面するからです。アイルランドもEUに押し付けられた緊縮財政に苦しんでいます。
これらの国々が今後もEUの緊縮財政を強いられるなら、彼らはロシア、中国、インドなどのBRICS諸国に救済を求めることになります。

欧米の金融資本はこれらの国々の重要な資産を非常に安い価格で購入しました。これは強奪のプロセスなのです。
BRICSはギリシャを支援することが可能です。そうなると、これらの国々に緊縮財政を押し付け、重要な資産を強奪したドイツ、アメリカ、IMFは彼らに見放されることになります。
その結果、EUもNATOも完全に崩壊します。

もしEUがギリシャの要求をのまずにギリシャをEUやユーロから追放するなら、ロシアと中国がEUを進攻することになります。そしてEUやNATOは解体されるでしょう。

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