[カラパイア]それでもあなたは激安Tシャツを買いますか?ドイツで行われた自動販売機を使った社会実験

竹下雅敏氏からの情報です。
 1枚2ユーロ(260円)のTシャツは、“時給15円に満たない賃金で、1日16時間の労働”を強いられている人々が居ることで成り立っているとのことです。こうした実態を知らされて、まさにこの製品がそうした搾取によって出来上がった物だと知らされたら、確かに多くの人は買うのを躊躇するに違いありません。
 フェアトレードで、生産者の労働環境を保護するために、少し高い金額を設定している場合がよくあります。事情を知っている人々は、喜んでその付加価値分を払います。この意味で、私は自由貿易ではなく、フェアトレードが本来の貿易であるべきだと考えています。
 自由という名がつくと何でも良いものだと錯覚することから、わざとこのような逆説的な言葉が使われているのだと思います。ここで言う自由とは、投資家の利益を最大にする自由なのです。ジョージ・ソロスに言わせると、いくらでも金持ちになって良い自由だそうです。私には必要以上の物を所有すること自体が悪だと思うのですが…。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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それでもあなたは激安Tシャツを買いますか?ドイツで行われた自動販売機を使った社会実験
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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