[マスコミに載らない海外記事]欧米を支配するプロパガンダ

竹下雅敏氏からの情報です。
 偏見を持たず、ありのままに見れば、ロシアに義があり、アメリカが悪であるのは明らかだと思います。その明らかな事実が、長年に亘る大手メディアのプロパガンダで、全く見えないようにされています。日本人ですらそうなので、当のアメリカの国民はなおさら、自分の国が悪そのものである事を認めるのが難しいだろうと思います。
 文中非常に大切な部分で、“敵への憎悪こそワシントンの戦争を継続させ、アメリカ人が…自らの自由が崩壊していくのを受け入れる様条件づけるのだ”とあります。ポイントは“敵への憎悪”です。為政者は、国民の生活を敢えて厳しいものにして不満や怒りを募らせ、それを憎悪という形で外に敵を作ることで、戦争に持ち込むのです。したがって、憎悪が無ければ戦争は起こりません。まして心の中に不満や怒りの無いところでは、戦争は起こり得ないのです。
 要するに、人々の心の平安こそ何物にも代えがたい貴重な宝だということになります。
 したがって、特定の民族、あるいは国を名指しして、ことさら憎悪をかき立てるような言動をする人たちこそ問題で、彼らは直接、間接に戦争を支持していることになります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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欧米を支配するプロパガンダ
Paul Craig ROBERTS
2015年6月24日 | 11:20
Strategic Culture Foundation


ロシアと、ロシア大統領に関するウソが、あまりに酷くなり、世界を壊滅的戦争で脅かす中、著名なアメリカ人達が、東西調和アメリカ委員会をたちあげた。創設メンバーは、元アメリカ上院議員ビル・ブラッドリー、レーガンと、ジョージ・H・W・ブッシュ政権、カーター政権時代に駐ソ連アメリカ大使をつとめたジャック・マトロック、アメリカ国連大使をつとめたウイリアム・J・ヴァンダン・ヒョーヴル、プロクター・ギャンブルの元会長で、CEOのジョン・ペッパー、ロシアとの四半世紀の事業経験を持つ実業家ギルバート・ドクトローと、デューク大学のエレン・ミツキエビッチ教授と、プリンストン大学とニューヨーク大学のスティーヴン・コーエン教授だ。

ジョン・F・ケネディに始まり、レーガン-ゴルバチョフ合意による冷戦の終焉で頂点に達した、何十年にもわたる各政権によるロシアとアメリカ間の並外れた協力が、ほんの一握りのアメリカ・ネオコン戦争商売屋によって、過去一年半で破壊された。40年間の戦いによる成果が、ワシントンには世界覇権の権利があると思い込んでいるほんの一握りの常軌を逸した戦争商売屋によって、一夜にして壊滅したのだ。

問題は、クリントン大統領が、NATOは東ヨーロッパには入り込まないというロシアにした約束に違反して始まった。このアメリカによる約束反故の後、ジョージ・W・ブッシュ政権による弾道弾迎撃ミサイル制限条約からの離脱と、アメリカの戦争ドクトリンを、アメリカによる、他国、主にロシアへの先制核攻撃を認める様にする変更が続いた。

こうした挑発に、ロシア国境へのアメリカ・ミサイル基地配備の発表が続いた。

オバマ政権は、長いことロシアの一部だったウクライナにおけるクーデターまで追加し、アメリカ傀儡諸国の政権は、ロシアの安全保障を脅かしている。

過去なら、そのような挑発は、戦争ではないにせよ、少なくとも、対抗的な挑発に至っただろう。ところが、ウラジーミル・プーチンが、冷静で、思慮深い性格なのは人類にとって恵みだ。彼は挑発に丁重に苦情を言ったが、彼等がロシアの敵であることを知りながらも、ワシントンや、ワシントンの属国諸国の似非政府を、ロシアの“パートナー”と呼び続けた。

プーチンは、脅威や、違法な経済制裁や、絶え間ないプロパガンダに、政府は、お互いの国益を尊重し、共通利益の為に協力することが必要だと述べて、対応した。欧米政治家の誰一人として、こういう言い方はしない。ワシントンの言いなりの、取るに足りないイギリス首相デービッド・キャメロンを含めた欧米政治家連中が、比較すれば、アドルフ・ヒトラーの脅威さえ穏やかに見えてしまう様な乱暴な言葉で、ロシアを脅迫したのだ。ロシアは数分でイギリスを破壊することができ、イギリスには、ロシアと対決する為の何ら意味ある軍隊を動員する力がないという事実にもかかわらず、脳たりんのイギリス首相がロシアを脅迫する光景を目にしている。脳たりんポーランド政府が“イギリスの保証”を頼るのと同様、言いなりのキャメロンは、ワシントンを頼っている。


ワシントンの脳たりんどもは、自分達がロシアを孤立化していると思っているが、阿呆連中がしていることは、ワシントンと、その属国諸国の、世界からの孤立化だ。アジア、アフリカや南米の大きな、重要な国々は、ワシントンではなく、ロシアと同盟している。BRICS--ブラジル、ロシア、インド、中国と南アフリカ--は、自らの開発銀行を創設し、彼等の間では、衰えつつある“世界準備通貨”アメリカ・ドルを使わずに、彼らの国々の通貨で貿易をしている。

東西調和アメリカ委員会のウェブのアドレスを保存し、 http://eastwestaccord.com 彼らの仕事を読み続けて欲しい。売女マスコミを信頼してはならない。最近、ロバート・パリーは、ニューヨーク・タイムズは、ワシントン版ビッグ・ブラザーの(オーウェル、『1984年』) “二分間憎悪”だと、正確に表現した。

プーチンは、“敵”への憎悪を吹き込む為に、NYタイムズが画面に映し出す売女マスコミの画像だ。敵への憎悪こそ、ワシントンの戦争を継続させ、アメリカ人が、ぼんやりとした目、プロパガンダによって見えなくされてしまった目の目の前で、人身保護令状、法の適正手続きや、生存権等の自らの自由が崩壊してゆくのを受け入れる様条件づけるのだ。

招待されたが行けず、ウラジーミル・プーチン大統領に会わせてもらえたかも知れなかったのを後悔している、終えたばかりのペテルブルク国際経済フォーラムで、プーチン大統領は、出席していた多数の外国の実業家達に、ロシアは法による支配を確約するから、ロシアでの彼らの事業は安全だと、信頼できる保証をした。もし読者が、ブルームバーグを含む欧米の売女マスコミが垂れ流す“ロシア経済崩壊”に関するプロパガンダのどれかを信じておられるのであれば、プーチンによるロシア経済解説を読むことで、ウソから目覚めることが出来るだろう。

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl: http://www.strategic-culture.org/news/2015/06/24/propaganda-reigns-in-the-west.html

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