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マイケル・フリン氏の後任に選ばれたマクマスター氏:まともな人物で最良の人選 〜バノン氏の背後に居るフランシスコ法王とイエズス会の意識状態〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン氏の後任に選ばれたマクマスター氏ですが、写真を見る限りまともな人物で、おそらく最良の人選だったのではないかと思います。冒頭の記事では、マクマスター氏は、“トランプ氏に忠実なグループと見解が異なる”とあり、バノン主席戦略官と彼が政権に引き入れた、“非常にイデオロギー色の強い人物達と衝突の恐れがある”とのことです。
 やはり、イエズス会から送り込まれたバノン氏とその周辺の人物と、マクマスター氏を含むSSP同盟の関係者との間に対立があるようです。
 ただ、バノン氏はこれまでNWO(新世界秩序)を推進してきた連中を破滅させるという点では、SSP同盟と一致点を見出すことが出来ます。しかし、政権の基盤がある程度安定する適切な時期に、切らなければならない人物だと思います。
 バノン氏の背後に居るフランシスコ法王とイエズス会ですが、以前とは異なり現在では、カトリックによる世界支配という彼らの野望を、ほとんど諦めているように見えます。
 人間には幾つかの身体があり、広義の肉体も、エーテルダブル、プラズマ体、肉体とさらに3つに分かれます。肉体の場合、さらに表層と深層の意識が、地球人の場合は分離しています。このため、彼らがどのような意識状態で何を考えているのかを把握するのが難しくなります。フランシスコ法王の場合、内側の身体はとうの昔に無条件降伏しています。ところが肉体の表層の意識のみが、これまでずっと抵抗を続けていたのです。
 以前のコメントで、肉体の表層と深層の意識が3カ月後から徐々に統合され始め、3年後には1つになるだろうとしました。こうしたこともあって、フランシスコ法王の考えに変化が出てきたのだと思います。
 実のところ、フランシスコ法王もイエズス会もそしてロスチャイルド家も、死刑は確定しています。なので、いつでも地球上から抹殺することが出来ます。ただ、彼らの態度如何では、地球上での生を全うすることも可能です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アングル:トランプ氏の新補佐官、安全保障上の意見に食い違い
引用元)
[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米大統領は、反対意見をほとんど受け付けようとしない。

(中略) 

マクマスター氏はロシア、対テロ、米軍再編などの重要な安全保障上の問題について、ホワイトハウスにおいてトランプ氏に忠実なグループと見解が異なるだけでなく、トランプ氏自身が表明してきた考えとも一致していない。

(中略) 

元陸軍将校で国防総省の中東政策担当者を務め、マクマスター氏とは10年以上も友人関係にあるアンドルー・エグザム氏は「(マクマスター氏が)バノン氏が政権に引き入れた、非常にイデオロギー色の強い人物たちと衝突する恐れがある」と述べた。

それでもトランプ氏が入国制限問題などでつまずいたことは、マクマスター氏ばかりかマティス氏やティラーソン国務長官の立場を強める要素になった、とエグザム氏は話す。


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米大統領、補佐官にマクマスター氏
転載元)
トランプ米大統領は20日、辞任したフリン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の後任に、陸軍能力統合センター長のマクマスター陸軍中将を起用すると発表した。安保政策チームの要となる補佐官不在を早期に解消し、立て直しを図る考えだ。共同通信が報じた。

北朝鮮核問題や「ダーイシュ(IS,イラム国)」打倒などの課題が待ち構えている。フリン氏はロシアを巡る疑惑で13日に辞任し、トランプ氏は複数の候補者と面会して人選を進めていた。

マクマスター氏は1991年の湾岸戦争でイラク軍の戦車部隊に大勝したことで知られ、中東を管轄する中央軍の幹部などを歴任した。

トランプ氏はマクマスター氏について「素晴らしい才能と経験を持つ人物だ。軍の中で大いに尊敬されている」と記者団に述べた。

フリン氏が辞任した後に補佐官代行を務めたケロッグ退役陸軍中将は国家安全保障会議(NSC)の首席補佐官に充てると明らかにした。

17/2/13フルフォード情報英語版:国内の権力争いに追われる米国と中国、世界は待たされる

 お待たせしました。今週のフルフォード氏のレポートです。
 トランプ大統領は、ブッシュ・ナチ派に対する宣戦布告となる大統領令を発したようです。その一環として麻薬を合法化し規制化する可能性もあるようです。そうすることで、敵の資金源を断つことができ、税収にもなります。スイスでは、"麻薬中毒者の犯罪が80%減少"し、依存症も克服されたという事例もあるようです。
 またトランプ政権は、米軍基地を経由するCIAドラッグの出荷停止も検討し始めており、"横田基地は、ずっと前から北朝鮮のアンフェタミンの中心的な流通拠点だった"とあります。私もある方からとても興味深い話を聞いたことがあります。議員の中には暴力団から送り込まれている者がおり、そうした議員が、港がある選挙区をおさえ、材木に麻薬を潜ませて輸入しているというのです。もちろん、そうした議員は不正選挙にも関わっており、不正選挙と麻薬利権はつながっているという訳です。
 中国は5年に1度の政権交代の準備を進めているようですが、"中国の長老たちは、…習近平がさらに5年間任期を継続し、李克強はナンバー2の座を維持するということで合意している"とあります。
 米中共に、国内の権力争いに囚われて、なかなか先に進めない状況のようですが、最後の一文には、"舞台裏では、中国人とアメリカ人は協力し合って、ハザールマフィアのナチ派と戦っている"とあります。今後もそうした動きに注目し、変化を加速させていきたいものです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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国内の権力争いに追われる米国と中国、世界は待たされる
投稿者:フルフォード 

最近、米国と中国で、それぞれ激しい権力闘争が起こっており、この為に、地球全体の大きな新たな戦略については、両国の混乱が落ち着くまで待たなければならないだろうと、中国と米国の情報筋は言う。

米国内の闘争は、多少簡単に説明すると、トランプの背後にいるディープステート(国家を陰で操る)派閥とブッシュ・クリントンを操っていたディープステート組織残存者との闘争ということになる。中国では、3つの主要派閥が、複雑な権力争いの一部として殴り合いをしているような状態だが、3月末頃には新しい中央政府の顔触れが出揃うだろう。

両国の権力抗争が落ち着いたら、連邦準備制度理事会、国連、IMF、EUなどの本格的な改革が期待できるようになる。

トランプ大統領のブッシュとメキシコ麻薬カルテルに対する宣戦布告

 

ジェフ・セッションズが正式に司法長官に任命された今、さらに激化した米国の権力闘争から話を始めよう。トランプは、任命されるとすぐに、連邦政府のエネルギーと資源を、麻薬カルテルなどの国境を越えた犯罪組織解体の為に注ぎ込む旨の大統領令を出した。ペンタゴン当局者が表現した通り、『トランプは、ブッシュとメキシコ麻薬カルテルに対する宣戦布告をしたのだ。』

さらに、軍や米国機関にいる反麻薬カウボーイたちが、ようやく力だけでは不法薬物の使用は止まらないことを理解し始め、その為、トランプは麻薬を合法化し規制化する可能性があると、ペンタゴン当局者は述べている。これは、年間約2兆ドルの違法薬物事業を、税金を支払う主流ビジネスへと変えることができ、また、薬物関連死の減少にもつながるだろう。適切に実施されれば、巨大製薬産業も、役割をきちんと果たす限りは、このビジネスに参入することができる。医師が処方する薬剤の約30%は既にアヘンベースなので、それは簡単なことだ。製薬会社が、他の主要な麻薬をベースに医薬品を作り始めることができるならば、医師は、患者に提供できる全く新しいおいしいメニューを加えることができる。

これが行われると、服役中か仮釈放中の950万人のアメリカ人の半分を解放して、米国の私立刑務所の奴隷産業を衰退させることになるだろう。

犯罪率を根本的に低下させることにもなるだろう。スイス人に聞いてみるといい。スイスでは、医者が麻薬中毒者にヘロインを投与し始めてすぐに、麻薬中毒者の犯罪が80%減少した。ほとんどの中毒者は、最終的には依存症を克服することもできたのだ。

http://www.citizensopposingprohibition.org/resources/swiss-heroin-assisted-treatment-1994-2009-summary/

世界中のヘロインの90%は、アフガニスタンで作られているので、アヘン作物の合法化と規制化は、最もアフガニスタンに平和をもたらすだろう。

トランプ政権は、米軍の基地を経由するCIAドラッグの出荷を停止することについても検討し始めている。日本の暴力団幹部によると、日本、たとえば、横田基地は、ずっと前から北朝鮮のアンフェタミンの中心的な流通拠点だったようだ。その取引を停止するか、或いは、合法化することは、日本の政治制度を完全に浄化するのに役立つだろう。トルコのインジルリクやドイツのラムシュタインなど、他の大規模な米国空軍基地を経由するヘロイン貿易にも同じことが言える。

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トランプ大統領「ロシアはクリミア半島をウクライナに返還すべきだ」 背後に政権内での権力争い 〜真の敵を倒すことに専念すべき〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ大統領が、“ ロシアはクリミア半島をウクライナに返還すべきだ”と言ったとのことです。トランプ大統領は選挙中、ロシアとの協力を公言していました。それがマイケル・フリン氏の解任前辺りから、言う事が変わってきました。フリン氏は、対ロシア制裁の解除に向けて動いていました。フリン氏の解任を考えると、政権内での権力争いにおいて、ペンス副大統領を大統領にしようとする者たちが優位に立っているのかも知れません。
 この件に関して、フルフォード氏は動画の3分14秒〜4分44秒で面白い事を言っています。アメリカのいわゆるキリスト教同盟という形でのラブコールをロシアが全く相手にしなかったために、こういう言動になっていると言うのです。もしこれが本当なら、トランプ大統領をはじめ、周りにいる連中は、ど素人集団ではないかと思います。ですが、まだ政権が始まって時間があまり経っていないので、少々の事は大目に見る必要があるでしょう。
 トランプ大統領の敵はロシアやイラン、中国、北朝鮮ではないはずです。真の敵を倒すことに専念すべきだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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NATO軍事費、GDP比2%に【ネット TV ニュース.報道】国家非常事態対策委員会 2017/02/21
配信元)


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トランプ大統領、「ロシアはクリミア半島をウクライナに返還すべきだ」
転載元)
アメリカのトランプ大統領が、ロシアに対し、クリミア半島をウクライナに返還するよう求めました。

プレスTVによりますと、ホワイトハウスのスパイサー報道官は、14日火曜、「トランプ大統領は、ロシアがクリミア半島をウクライナに返還し、この国の危機の緩和を促すことを期待している」と語りました。

スパイサー報道官は同時に、「トランプ大統領は、ロシアとの協調を望んでいる」と主張しました。

また、オバマ前大統領がロシアのクリミア半島支配に目を瞑っていたことを非難しました。

アメリカの対ロシア政策は、ここ数日、大統領の選挙戦でのスローガンとは異なるものとなっています。

トランプ大統領は選挙戦の中で、ロシアとの関係の改善を強調していましたが、最近、イギリスのメイ首相とワシントンで行った共同記者会見では、「対ロシア制裁の解除は時期尚早だ」と語りました。

スパイサー報道官も、先週水曜、「クリミア問題を巡る対ロシア政策は続けられる」と語りました。

アメリカとロシアの関係は、シリア情勢、バルト海沿岸、東ヨーロッパにおけるロシアとの国境周辺でのNATO北大西洋条約機構、特にアメリカの勢力拡大の中で、2014年から悪化しています。

2014年の国民投票の結果によるロシアのクリミア半島併合により、ロシアと西側の関係はさらに悪化しました。

これを受け、アメリカとEUは、2014年、ロシアに対する経済・金融制裁を発動し、ロシアもこれに反発しました。

[Sputnik 他]金正男氏襲撃の瞬間の動画にマスコミ震撼 北朝鮮はこれを見たか?​【動画】 〜ほぼ報道されている通りの金正男氏暗殺事件〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ANNのニュースは1分以降で、北朝鮮工作員と思われる男が金正男氏の殺害を見届けた後すぐに出国し、中国の影響力が及びにくい国を経由して北朝鮮に入ったらしいと伝えています。この報道が事実なら、殺害は北朝鮮工作員の仕業だとほぼ確定します。ところで、最後のツイートにあるように、2人の金正男氏の一方にはお腹の部分に刺青があるのに対し、今回殺されたと言われる金正男氏には刺青がありません。これは刺青の入っている方が替え玉だと思われます。
 北朝鮮の工作員が綿密で大変危険な計画を立て、長期にわたって情報収集をしていたはずなのに、殺したのは替え玉だったというのはまず考えられません。この事件は珍しく、ほぼ報道されている通りの内容が事実であろうと思われます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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​金正男氏襲撃の瞬間の動画にマスコミ震撼 北朝鮮はこれを見たか?​【動画】
転載元)
韓国政府は20日に表した声明で朝鮮民主主義人民共和国のマスコミの金正男氏殺害についての報道にコメントし、犯罪を行った北朝鮮自身が全貌を明らかにすることはないという見方を明らかにした。​20日、WOW Koreaが報じた。

韓国政府統一部のチョン・スポークスマンは「罪者が自分自身が犯罪者だと明らかにすることがあるのか。北朝鮮がすべてを明らかにすると考えている人物は誰もいないだろう」と語っている。



金正男氏がクアラルンプール空港で襲撃された瞬間を収めたビデオはすでに公開されており、マスコミで大きな波紋を呼んでいる。ビデオでは​、正男氏と見られる男性に向かって背後からひとりの女性が近づく様子がわかる。女性は男性の頭部をつかむと数秒間これを押さえ込み、その後、別の方向へと立ち去った。その後、被害者の男性は空港の安全サービス係へと向かい、自分の顔を示し、空港職員らとともに救急室へと向かった。

このビデオが北朝鮮の国民らの目に触れたか、現在何が起きていて、自国の指導者が何の非難を浴びているかを彼らが知っているか否かは明らかにされていない。

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死の直前の金正男氏の衝撃的な写真が掲載される 【写真】
転載元)
マレーシアで北朝鮮の金正男氏が殺害された事件で、18日付のマレーシアの英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズは、正男氏が襲撃された直後の様子とする写真を1面で掲載した。写真で正男氏は、「ぐったりした状態でソファに座り、右腕を突き出した状態で目を閉じている」。共同通信が報じた。

なお共同通信によると、掲載された写真は「襲われてから間もなく、クアラルンプール国際空港の第2ターミナルの診療所での正男氏」と説明されているという。

正男氏はマレーシアの空港で襲撃され、病院に搬送される途中で死亡した。



先に、マレーシア警察は金正男氏殺害の4人目の容疑者として逮捕された男性の名前を公表した。

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金正男氏“殺害”見届けすぐ出国・・・犯行入念に準備か(17/02/20)
配信元)

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配信元)

北朝鮮の高度な弾道ミサイルとトランプに対する脅し、フリン氏の解任との関係

竹下雅敏氏からの情報です。
 フルフォード氏はトランプ大統領が大量逮捕に踏み切らないのは、脅されているからだとしています。カリフォルニアのダムの決壊騒ぎは、その脅しの1つです。またこの記事にあるように、日本時間の2月12日に、トランプ大統領と安倍首相の晩餐会の最中に発射された北朝鮮のミサイルも、そうした脅迫の1つではないかと思われます。
 記事によると、このミサイルは固形燃料タイプの弾道ミサイルで、打ち上げに向けた準備時間は全部で3分から4分と大変短く、米国の偵察衛星システムも効果がなかったとあります。“ミサイルの打ち上げは今や、全く時を選ばず行なえ、それに反応する時間も残されない”ということです。
 フルフォード氏の情報では、関西、関東平野の双方に500メガトンの爆弾が仕掛けられているということでした。これらの事は、北朝鮮の弾道ミサイルが日本を含むあらゆる人々を人質にしているという状況だと思います。危険な状況であれば身体に緊張があるはずなのですが、この件に関してはそれが無いことから、大事には至らないと思っています。
 ただこの件が厄介なのは、おそらく安全保障担当の大統領補佐官だったマイケル・フリン氏が解任に至った理由が、この北朝鮮のミサイルの件だったことです。板垣英憲氏の2月17日の情報の有料部分では、フリン氏がこのミサイル発射を事前にキャッチしていたらしく、“北朝鮮のミサイル発射情報を確認してすぐに、トランプ大統領に詳細な状況を報告した”とあります。
 トランプ大統領はレポートの極めて詳細な情報に逆に不信感を抱き、CIAが大手メディアを通じて垂れ流していた、フリン氏がロシアに通じているという偽情報を真に受けた可能性があります。トランプ大統領が情報のプロとしてのマイケル・フリン氏を解任した事は大変な失態で、トランプ政権の混乱は一層大きくなってしまいました。フリン氏のイランに対する態度は大変問題がありますが、CIAとの戦いで彼のような優秀な情報のプロを失って、果たしてまともに戦えるのでしょうか。ポール・クレイグ・ロバーツ氏は.フリン氏解任を見て、“トランプはもうおしまい”と表現していますが、そう思うのも当然だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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北朝鮮の弾道ミサイル「北極星2号」はTHAADを突破できるか?
転載元)
今年2月12日、朝7時55分、朝鮮民主主義人民共和国は「北極星2号(Pukguksong-2)」タイプの新型地対地中距離弾道ミサイル発射実験を行った。ミサイルは約500キロ飛行し、日本海上に落下した。米国、日本そして韓国は、この実験を激しく非難し、ロシアと中国も抑えた調子ながら非難する立場を取った。しかし、今回の打ち上げは。全く別の状況により注目すべきものとなっている。

第一に、ミサイル打上げが、米国とその同盟国にとって極めて思いがけないものとなった点だ。この事は、米国や日本、そして韓国の専門家らが、打ち上げられたミサイルをすぐに特定できなかった事が物語っている。これまでそうした事はなかった。合同参謀本部が、問題のミサイルが新型の固形燃料タイプの弾道ミサイルだとの結論を出したのは、発射後12時間も経ってからだった。

第二番目に、これが実際上、北朝鮮のミサイル軍備において全く新しいシステムである点だ。朝鮮中央通信が打ち上げられたロケット(ミサイル)の名を公式に「北極星2号」と呼び、その写真やビデオを配信した後、なぜこの打上げが、ああした混乱を呼び起こしたのかがはっきりした。ミサイルは、大型キャタピラー車にのせられ、打ち上げは、発射場での事前のいかなる準備もなく行われたからだ。ミサイルが、発射地点に姿を現したのは、文字通り打上げ数分前のことだった。そのため米国の偵察衛星システムも、効果なかった。

朝鮮中央通信が例外的に迅速に報道したことで、新型ミサイルの分析がより身近となっている。まず第一に「北極星2号」は、以前実験がなされた固形燃料型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星1号」に大変よく似ている点がまず目を引く。明らかに1号と2号は、一つは潜水艦発射用に、もう一つは地上発射用に同時に開発されたものである。

それ以外に、ミサイルは重量級の大型キャタピラー車に据え付けられていた。それが北朝鮮を代表する戦車、Т-62, «ソングン»915などのシャシー(車台)を使用しているのはすぐわかる。しかしミサイル運搬用の大型車のシャシーは、戦車用としては異常に長く、ローラーが8つのキャタピラー車である(戦車の場合は6ローラー)。そうした事から、シャシーは、ミサイル用に特別に設計されたものと予想される。また、ミサイルを載せた大型車の重量は約60から65トンに達すると見られることも特筆に値する。その際大型車は、戦車が通るような道なき道を進むことができる。

打ち上げは、輸送-打上げコンテナ、つまり垂直に立ち上がる大きな筒の中から行われる。打上げに向けた準備時間は、朝鮮中央通信の映像から判断すれば、全部で3から4分だ。又あらゆる点から見て、ミサイル及び全体の最も重要な結合部分は、敵の攻撃から身を守るような作りとなっている。

こうした事から、いくつか極めて不愉快な状況が現実となる。ミサイルの打ち上げは今や、全く時を選ばず行え、それに反応する時間も残されない。ミサイルの位置の偵察や特定も今や、古い型の北朝鮮ミサイルの場合よりはるかに難しくなっている。加えて、そうした条件下では、ミサイルのエンジン本体がアクティヴに働いている時間の短い固定燃料ミサイルは、1発の打ち上げであっても対ミサイル防衛システムを突破可能だ。このシステムが、THAAD(終末高高度防衛ミサイル)を凌駕する手段として用いられることも排除できない。

とにかく、ミサイル攻撃戦において北朝鮮が勝利するチャンスが本質的に増大したと言える。特に彼らが、あらかじめそうしたミサイルをいくつか準備しうると予想するならば、チャンスは大きくなる。

おそらく、北朝鮮を対等な国家として認め、この国に対する態度やレトリックを変える時がやはり来たのではないか。もしこの国が、短期間にあれだけの先端的なミサイル総合兵器を作り出せるのであれば、制裁に意味がなく、彼らへの政治的圧力に対して、どういった答えが返って来るかは、全くもって明らかだからだ。

なお記事の中で述べられている見解は、必ずしも編集部の立場とは一致していません。