即報!
— 鈴木エイト ジャーナリスト/作家 (@cult_and_fraud) July 11, 2024
本日午後、最高裁判所第一小法廷で判決言い渡しがあり、堺徹裁判長は原判決を破棄、不起訴合意(念書)を無効とし、原裁判所である東京高等裁判所での審理差戻しを命じる判決を言い渡した。「公序良俗に反し無効である」「原判決を破棄する」#統一教会 #高額献金収奪 #最高裁判決 #念書… pic.twitter.com/8AJtM5t5DL
1億円以上の献金をし、その後に脱会しようとしていた86歳の信者から念書を取り、動画を撮影して証拠としていた旧統一教会。半年後、その信者は「認知症」と診断。最高裁は元信者が半年後に認知症と診断されたこと等をあげ、「念書は公序良俗に反し無効」との判断を示し、旧統一教会の勝訴を破棄。 pic.twitter.com/VRcRXcPJLR
— あいひん (@BABYLONBU5TER) July 11, 2024
認知症の可能性がある86歳の信者から念書を取り、動画を撮影していた旧統一教会。今まで司法は、その念書を「有効」と判断し、教団に念書があれば「問題ない」というお墨付きを与えていた。https://t.co/lz9vq6PHk7
— あいひん (@BABYLONBU5TER) July 11, 2024
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旧統一教会は1億円以上の高額献金をした高齢の信者に対して「返還請求などを一切行わない」と約束する念書を取り、さらにその念書が「自分の認識と一致している」「家庭連合に返還請求することは断じて嫌だという気持ちで手続きした」という動画まで撮影していました。この信者の家族が念書の無効と返金を求めた裁判では、1審・2審とも念書を有効と認めて教団が勝訴してきました。
しかし7月11日の最高裁の判決は一転して、念書が「公序良俗に反し無効である」と認め、原判決を棄却しました。鈴木エイト氏による旧統一教会の「献金収奪」に関する内部資料では「法的に問題にならない方法を模索」「念書や感想文を取る努力する」「喜んで学んでいる記録映像を残す」などの文言が見られます。信者さんの気持ちはどうあれ献金は絶対に取るという計画がありありです。これまでの司法はこうした念書の有効性を認め、統一教会を守ってきましたが、今後は許されません。紀藤正樹弁護士は「泣き寝入りを強いられてきた被害事件にも朗報。地裁、高裁があまりにもひどすぎました。」とコメントされていました。