注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
トランプ氏は記者会見で、北朝鮮について「巨大な可能性がある」と指摘した。「27日の会談で金委員長は核の実験をしないと約束した」とも明かした。「彼を信じている。金委員長とは良好な関係で、今後も関係を維持していきたい」と述べた。
首脳会談は同日、予定していた合意文書の署名や昼食会をキャンセルして終わった。
(以下略)
ベトナム訪問中のトランプ大統領と金正恩党委員長は2月27日午後8時29分、ハノイの高級ホテル「ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイ」で夕食会を開いた。トランプ大統領の右隣に金正恩党委員長が座った。米側からはポンペイオ国務長官やマルバニー大統領首席補佐官代行、北朝鮮側から金英哲(ヨンチョル)党副委員長らが同席した。トランプ大統領は前日「とても明日は忙しい日になる。明日の会談によって、とてもすばらしい状況になり、二国の関係はとても特別なものになるだろう」と話していた。米朝交渉を北朝鮮北米局長時代から、担当してきた北朝鮮の崔善姫外務次官は、金正恩党委員長が、ハノイ入りすると直ぐに、これまでの米朝協議の経緯について報告した。それは、2017年5月8日~10日、ノルウェーの首都オスロで「秘密合意」した「北朝鮮を核保有国と認める。そのうえで核兵器の不拡散に関する条約(NPT)に復帰して、核軍縮に努める」ということを北朝鮮は実行するということだ。従って北朝鮮は、トランプ大統領が表明しているように「ただちに非核化する必要はない」ということだ。何よりも大事なのは、第2次世界大戦の延長戦である朝鮮戦争(1950年6月25日勃発~1953年7月27日休戦)に一刻も早く「終戦宣言」して、いい加減「区切り」をつけて、「新しい時代」に踏み出さなくてはならないということである。天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦は、今回の米朝首脳会談の結果について、以下のように予測している。
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トランプ大統領は記者会見で、「北朝鮮は制裁の完全な解除を求めたが、我々はそれには応じられなかった」と述べました。アメリカ側が求める核施設の廃棄の要求も折り合わなかったようです。報道によると、“予定していた合意文書の署名や昼食会をキャンセルして終わった”とあり、今回の首脳会談は、失敗であったかに見えます。
ところが、今朝の板垣英憲氏の情報を見ると、米朝交渉は2017年5月のオスロの「秘密合意」に基づいて進められており、「北朝鮮を核保有国と認める。そのうえで核兵器の不拡散に関する条約(NPT)に復帰して、核軍縮に努める」ということのようです。この方向でお互いに合意しているなら、非核化について進展するはずがありません。なので、今回の失敗に見せた米朝首脳会談は、予定調和だったということになりそうです。
“続きはこちらから”の、“トラちゃんとジョンウン君”の会話は面白い。案外、こんな感じなのかも知れません。
どう考えても、トランプ大統領と金正恩氏の会談は、“あの金を上手に使って”、新金融システムを立ち上げるという計画が進行している上での話です。
最後の記事は、その新金融システムの中核銀行が、みずほ銀行であるという話です。背後では、着々と準備が進んでいます。