注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
この国の優先順位はどうなってんだ?いま目の前の危機である新型コロナ、国民の生活補償は遅々として進まないのに、延期した東京オリンピックの来年の日程はわずか5日程度で目処がつく。
— ごく普通の会社員 (@tryshd) March 29, 2020
おかしいだろ?
東京五輪、来年7月23日開幕有力 日本側、IOCと調整 - 毎日新聞 https://t.co/wWgFDKBDKO
「無神経の極み」と批判 五輪日程発表で米紙 https://t.co/L69ghnb6m2
— 47NEWS (@47news) March 30, 2020
USA TODAY、確かに辛辣。「世界中で病と死と絶望が渦巻く異常な時代に東京五輪が来年7/23開幕を決めた。だが、その日付を今知る必要が本当にあるのか。IOCはまたも無神経ぶりを露呈した。地球上の誰もが感染に対処し生き延びようとしている今、来年の日付けを知る必要はない」https://t.co/nk7IQckx2Z
— junkTokyo (@junktokyo) March 31, 2020
CNNばっかり見てるんですがとてもじゃないけどオリンピックの話持ち込める空気じゃないよ。みんな毎日人を救い、守るために必死で報道してる。日本だけだよ、政府が呑気にオリンピックの話してるの。ほんとどこまでバカなんだよ。
— 大類 (@orui04) March 30, 2020
飲み食いに行かないでくださいね。でも飲食店はご自分で何とかなさってくださいね。どこも大変でしょうけどみんなで歯を食いしばって頑張りましょう。長期戦になります。オリンピックは来年の7月予定です。
— 丙ウマ・サーマン (@hinoeumathurman) March 30, 2020
1年でコロナ流行が終息すると思うのは甘すぎる。英国は現在の第一次封鎖が6ヶ月間になる可能性が予告されており、その後も2年以上にわたり感染爆発の波が襲う可能性に備えている。こうして流行の波が世界中で来年以降まで遷延する可能性が高くなっているというのに、何を寝ぼけた事を言っているのか https://t.co/IjDmldNuhz
— Masahiro Ono 小野 昌弘 (@masahirono) March 30, 2020
友人からのアドバイスからオリンピック延期した時のロゴの完全版できた。
— 小崎 (@OsamuKosaki) March 24, 2020
どこからどう見てみても日本らしさ全開である。 pic.twitter.com/nkOXIAHa84
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日本人でも驚くくらいですから海外の反応はシビアで、アメリカ様は「無神経の極み」と評しています。異論なし。そもそも専門家は感染流行が1年で終息するとの判断が甘いとしています。2年以上にわたる感染爆発の可能性が高い中「何を寝ぼけた事を言っているのか」。
翌31日、ロイターがスクープを発しました。以前からIOCとの繋がりが知られている元電通の組織委員、高橋治之氏がオリ・パラ招致委員会から最多の約9億円を受け取っていたことが確認されました。資金の目的は招致活動や協力依頼に費やされるものですが、高橋氏は使途について明らかにする義務はないとしています。しかし現在フランスで起訴されているIOC委員のディアク父子に「当然ながら手土産は渡した」などのロビー活動は認めています。高橋氏への関与は否定していますがJOC前会長の竹田恒和氏もディアク父子への贈賄側としてフランスの捜査の対象です。
ところで、招致委員会は森会長が関与する非営利団体にも1億4500万円支払っていることが明らかにされました。ロイターは普通に取材して回ったようですが、さすが日本、森会長も日本政府もJOCも東京都も「コメントを差し控えて」います。これで逃げたと思うのは日本人だけで、普通は「弁明できないのは怪しい」と思いますわ。外圧により利権の巣窟にメスが入るか。