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台風15号 首相官邸の初動対応の批判に、菅官房長官「今回の災害の対策は、迅速、適切に行われた」 ~総理大臣官邸からメッセージの発信なし

竹下雅敏氏からの情報です。
 9月17日の定例会見で、菅官房長官は「今回の災害の対策は、迅速、適切に行われた」と述べ、“問題ない”という認識を示しました。“問題ない”と言ってさえいれば、国民が納得すると思っているのでしょう。
 ツイートを見ると、“国民が蜂起するラインを見極めている最中”とあり、フツフツと怒りを腹に溜め込んでいるところだと思います。
 立憲民主党の福山幹事長は、“総理大臣官邸から全くメッセージが発信されておらず… ”と言っていますが、あべぴょんのツイッターを見ると、確かに、今日の20時の時点では、9月6日以降、ツイッターが更新されていませんね。森羅万象を把握しているはずなのに、更新がないということは、やはり、千葉県民は見捨てられているということかと思います。
 この菅官房長官の“問題ない”発言に対して、コメントを見ると、“改めて東日本大震災時の内閣総理大臣が菅直人で良かったと確信した”というのが、第3位に上がっています。菅直人元総理といえば、最低の総理大臣だったと思います。次の野ブタは最悪。あべぴょんは凶悪だと言ってきたのですが、最低の菅直人元総理が、このように再評価される時が来るとは… 。
 あべぴょんは“悪夢のような民主党政権時代”と言っていましたが、現在は“地獄のような自民党政権時代”ではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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政府初動対応に批判=内閣改造で「空白」-台風15号
引用元)
(前略)
首相官邸の初動対応に批判が出始めている。台風被害に対する危機感が薄く、上陸2日後のタイミングで内閣改造を迎えたことで政治空白が生まれたのではないかとの指摘だ。官邸は対応に問題はなかったと反論に躍起になっている。

 「台風上陸前から迅速・適切に対策を行った。(上陸後は事務レベルの)関係省庁災害対策会議を5回も開催している」。菅義偉官房長官は17日の記者会見でこう強調し、安倍政権の対処は万全だったと力説した。

 しかし、この間の動きを検証すると、対応が十分だったか疑問が残る。千葉市付近への台風上陸は9日午前5時前。最初の災害対策会議は33時間余り後の10日午後2時半だ。中国地方を縦断した8月の台風10号接近の際、官邸は関係閣僚会議を上陸の前と後に計2回招集したが、今回は1回も開いていない。 

 安倍晋三首相は予定通り11日に内閣改造を行った。この日は皇居での認証式や新閣僚の記者会見など関連の日程に終日追われたためか、2回目の災害対策会議は翌12日まで開かれなかった。防災担当相、経済産業相ら関係閣僚が初めて千葉県入りしたのは12日になってからだ。
(以下略)
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配信元)
 

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千葉県内の停電復旧のため、16日になってようやく自衛隊を増員した安倍政権!〜 なぜか激甚災害に相当する惨状ををきちんと報道しないメディア

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事のドローン映像では、かなり多くの家の屋根がブルーシートで覆われていました。
 冒頭の記事では、“外壁にも穴が開き、全部直すには2、3年かかると言われた”とのことです。家の補修に3年もかかるというのはどういうことか。ひょっとしたら、建て直した方が早いということでしょうか。
 ツイートでは、“屋根が吹き飛んだ家には住めません!”と書かれていますが、見た目には補修が必要なだけに見えても、実際には、全壊と考えられるものもかなりあるのではないかと思います。雨が降るたびに1階まで水浸しになるようでは、とても住めない。
 それにしても、16日になって、ようやく自衛隊を増員したとのことで、それまでは約260人体制だったというのです。この政権は、本当にどうかしている。
 様々な映像を見ても、これは激甚災害に相当すると思えるのですが、なぜか、この被災状況をメディアもきちんと報道しません。
 “続きはこちらから”のツイートをご覧になると、ミヤネが、ネット情報を頼りに番組を作っていることを自白しています。嫌韓報道のときには、確か韓国にまで人員を派遣していた局が多かったと思うのですが… 。どうも一部の人間の頭の中では、心理的に、韓国よりも千葉の方が遠いところにあるのかも知れません。


(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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千葉を襲った激しい雨 1階の惨状に涙「もうやめます」
引用元)
(前略)

千葉県南部に16日、激しい雨が降った。突貫作業で屋根や壁をブルーシートで覆った家屋を、横なぐりの雨が容赦なくたたく。再び水浸しになった我が家に、住民は声を失った。

(中略)

「昨日電気が通ったと思ったのに、今度はこの雨だ」。
築50年の2階建て住宅に住む男性(69)は嘆きながら、雨粒のしたたる2階寝室の床を雑巾で拭いた。部屋には雨を受けるためのバケツが七つ並ぶ。(中略)... 寝室の天井にはすでに黒カビがびっしり。男性は「外壁にも穴が開き、全部直すには2、3年かかると言われた」と肩を落とした。

(中略)

館山市布良(めら)地区の小谷登志江(おたにとしえ)さん(77)は、2階の床が抜けてがれきが散乱し、水浸しになった1階の惨状を見て涙を流した。
 台風で2階の天井は吹き飛んだものの、1階の被害は比較的軽く、修復すればまた住めるのではと希望をつないでいた。近所の手を借りて2階をブルーシートで覆ったが、この日の雨は防げなかった。(中略)... 修復は無理だと覚悟を決めた。「家を見に来るのはもうやめます」と語った。(鶴信吾、寺沢知海)
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停電復旧向け自衛官を大幅増員へ 千葉で最大1万人
引用元)
(前略)

自衛隊は16日、千葉県内の停電復旧のため、倒木や土砂の除去に当たる自衛官を大幅増員すると発表した。14日時点では計約260人だったが、16日は約3千人態勢に増やした。現場では被害の深刻さが判明するにつれ、より多くの人員が必要になっているという。今後、東京電力と相談して派遣人数を調整し、最大1万人を投入できるよう構える。(伊藤嘉孝)
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配信元)



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台風15号の被害は思っているよりずっと大きい ~後手後手の政府対応と、なぜかヘリでの実況中継がされない被災地の姿

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭のツイートのドローン映像とRyoさんの動画を見ると、台風15号の被害が大きいのがわかります。武田防災担当相は、激甚災害指定を視野に検討しているとのことですが、何をチンタラやっているのかという気がします。
 冒頭の記事では、ブルーシートを屋根に張る作業で事故が相次いでいるとのことで、“専門の業者が来るのを待ってほしい”と言っていますが、その専門家が来るのを待っていたら、家の中が雨でビシャビシャになってしまうのではないでしょうか。
 不思議なのは、メディアの対応。通常、この手の災害が起これば、ヘリを何台も飛ばして実況中継をするのではないでしょうか。冒頭の動画のように、野党の議員が依頼して撮影されたドローン映像を見なければ被害の状況がわからないというのは、あまりにも異常な事態です。
 まるで、安倍政権の初動の遅れを批判されないようにするために忖度しているのか、あるいは官邸から指示でも出ているのかと疑いたくなるところです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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千葉県で屋根から転落相次ぐ 少なくとも26件
引用元)
台風15号によって広い範囲で住宅が被害を受けた千葉県で、屋根をシートで覆うなどの作業中にあやまって転落する事故が少なくとも26件相次いでいることがわかりました。専門家は「自分でシートを張るのはやめて専門の業者が来るのを待ってほしい」と呼びかけています。
(中略)
市町別ではもっとも多かったのが市原市で7件、次いで袖ケ浦市と南房総市がそれぞれ5件、木更津市と鋸南町でそれぞれ2件などとなっています。
(中略)
近所に住む79歳の男性は「大工も足りず、お年寄りしかいない世帯はどうしたらいいか分からない」と話していました。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 

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台風15号の被害対応について、菅官房長官「迅速かつ適切に行った」 ~政権の不手際は明らかなのに、聞こえてこない政権を批判する声

竹下雅敏氏からの情報です。
 台風15号の被害対応について、菅官房長官は“迅速かつ適切に行った”とのたまわっております。誰が見ても嘘だとわかるこうした言い訳を平気で述べて、開き直れるところが凄いです。良い子の皆さんは、決して真似をしないでください。“ガースーのような人間”になってしまいますからね。
 冒頭のツイートは、 9月1日の防災の日の訓練の様子らしい。ツイートにあるように、“訓練の成果を試す絶好のチャンス”だったのに、最悪のタイミングで組閣に没頭していたのです。
 首相動静を見ても、政権の不手際は明らかなのに、政権を批判する声が聞こえてきません。今の日本は、異常な事態になっていると思います。
 私がよくわからないのは、なぜここまで初動が遅れたのかということ。通常、田舎では、状況の把握のために地元の消防団が見回っているはずだと思うのですが…。被害が大きければ、情報はすぐに上層部へと届けられるはず。森田健作知事は初動の遅れや失敗を認めているということですが、被災した地元の市長らは、何をしていたのでしょう。道路が寸断されていたわけではないので、少なくとも森田健作知事には、被災状況を伝えることができたはずだと思うのですが…。
 ひょっとしたら、上から下まで日本は無能になっているのではないかという、非常に恐ろしい事態を想像しました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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台風被害の初動対応、菅長官「迅速かつ適切に行った」
引用元)
 菅官房長官は、台風15号の被害に対する政府の初動の対応について、「迅速かつ適切に行った」と述べています。

 「今回の豪雨災害への対策については、大雨となる前から災害発生後にかけて、迅速かつ適切に行ったと考えております」(菅義偉官房長官)

 今回、政府は、大規模な自然災害が発生した際の非常災害対策本部会議を開催していませんでしたが、菅長官は災害の発生前から関係省庁が会議を開くなど、政府一体となって対策をとってきたとして問題は無かったと強調しました。

 政府は被災者への食料支援とともに、熱中症対策として瞬間冷却剤の送付なども行う方針です。(13日11:21)
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配信元)





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台風15号の被災について述べられた2つの記事 〜 国民を守る気のない安倍新内閣が望む緊急事態条項の欺瞞、被災者の当事者になった若者の訴え

 未だに全面復旧が見えない千葉県、伊豆方面の災害ですが、支援を求める情報やそれに応じる活動情報はネット上にかなり上がったように見受けられます。ニュースで流れた被災者の「災害の復旧にこれほどの時間がかかり驚いている」という言葉がこたえます。先進国のはずの日本なのに。
 今回の災害を言い得ていると思えたブログを2つ取り上げました。
一つは、毛ば部とる子さんのシャープな批判と、もう一つは、今回の災害で深刻に被災した若い方のレポートです。
 毛ば部さんは、今回も被災者を助けようとしない安倍新内閣の基本方針「復興・国土強靭化の推進」に「寝ぼけるな」とお見舞いしています。かつての度々の災害時の不作為を思えば当然ですが、今回も重大な被災が明らかになってきた9日にも組閣騒動に明け暮れ、11日も6時半にはさっさと帰宅して「国民の命を守る気なんてこれっぽちもない」安倍首相。これほど災害に全く興味のない安倍首相が、「自由・迅速な救済活動ができる」緊急事態条項のための改憲となると、いきなり国民を守るなど誰が信じられようか。その気持ちを見事に代弁して下さっていました。
そして「復興が民間任せなら、そもそも政府なんてなんの為にあるのかわからない」と、最も大事な指摘をされていました。どちらでも良いことは民間任せでも良い、しかし、命や生活に直に関わるようなことは政府が責任を持たねばならないことを安倍政権は忘れています。
 房総の海沿いに住んでいたWebライターの方は、まさか自分が被災者になるなど夢にも思わなかった当事者です。一晩の台風で屋根が飛び、床は浸水し、その家屋には二度と住めなくなってしまいました。これまでは災害報道などにも全く関心がなかったそうですが、いざ被災すると、状況を広く知ってもらうことがいかに重要か、助けを求めるにも救援にも情報が肝心だと痛感されていました。それを思うと、マスコミが被災状況をなかなか報じなかったのは罪深いことでした。
さらに印象的だったのは、停電になると「キャッシュレス決済は使えない」ということです。当面、貨幣が必要となり、場合によっては物々交換も起こり得ることを示唆されました。
 今後、房総半島を中心に金銭面での支援を求める人がたくさん出てくることを予想され、もしもできるならば10円でも100円でも助けてあげてほしい、「明日は我が身です」と訴えておられました。
この訴えはもっともですし、周りの我々ももちろん協力するでしょう。しかし、毛ば部さんも述べておられたように、これは民間の互助や自助で立ち行くものではなく、国が本気で取り組むべき事態だと、やはり思うのです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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災害に興味のない内閣

(前略)

そして思わず笑ってしまいそうになるのが、新内閣の基本方針に「復興・国土強靱化の推進」を掲げていることだ。
なにを寝ぼけたことを言っているのであろう。
安倍首相というのは、本当にあきれるほど「災害」に興味がない

(中略)

安倍首相の悲願である改憲の中には、緊急事態条項という案がある
そもそもこの案に関する安倍首相の言い分は、大災害が起きたときに、首相の一声でどんな法律も効力停止することができ、既成の法制度に妨げられることなく、自由・迅速な救済活動が出来るようにするとかいうものだ

しかし、ここまで災害に興味のない権力者が、そんな良心的なことをするだろうか?

(中略)

それはそうと、今年の9月1日防災の日には、安倍首相は皮肉にも千葉県の訓練に参加するために、船橋市までヘリコプターで乗り付けたそうだ
テレビ電話で千葉県の森田健作知事から被害状況の報告を受けるなんていう、模擬訓練もしたそうで

使えよそれを

(中略)

とにかく現政権は、国民のことを「消費税を納めてくれる民」くらいにか思っていないのではないか。
復興が全部民間任せなら、そもそも政府なんてなんの為にあるのかわからない

国政選挙では投票率がほぼ毎回全国ワーストに近い千葉県民には、ここでいろいろ考えてほしい
いざという時きちんと国民を守ってくれそうな議員を選べば、世の中はもう少しよくなるはずだ。



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