ロシアのプーチン大統領が、
ボルゴグラードでの爆破テロに関連し、
国連安保理に対して、緊急会合の中で、
サウジアラビアをテロのリストに加えるよう検討することを求めました。
ナフレイン通信によりますと、プーチン大統領は、ロシア南部のボルゴグラードの爆破テロでのアルカイダの措置にすぐに対処すると警告を発し、「この爆破テロは調査を必要としない。なぜならシリア、イラク、レバノンで起こった爆破と同種のものだからだ」と述べました。
さらに、「ロシアの人々に対し、犯罪者に対して容赦しないと約束している。ボルゴグラードの爆破テロの犯人は厳しい報いを受けることになるだろう」と語りました。
ロシアの政府は、「サウジアラビアがボルゴグラードの爆破に関与したことは証明されている」と述べています。
ロシア当局は、数ヶ月前にロシアで行われたプーチン大統領とサウジアラビアの情報機関のトップ、バンダル王子との会談をこの主張の根拠にあげ、「バンダル王子は、シリアに対するロシアの政府関係者の立場を変えることができなかったとき、ロシア側に複数の提案をしたが、ロシアはそれらを拒否した。というのも、ロシア政府はシリアのアサド大統領の続投がシリア国民のためになると考えていたからだ」としました。
バンダル王子は、ロシアがアサド大統領への支持を停止すれば、冬季オリンピックの安全を確保すると提案していました。
ロシア南部ボルゴグラードで先週日曜と月曜に起きた二つの爆発で、34名が死亡思しました。
冬季オリンピックは、2月7日から23日までロシア南西部のソチで開催されます。