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ぴょんぴょんの「和歌山カレー事件」 ~検察に作られたシナリオとマスコミに踊らされた私たち

 最近、YouTubeのおすすめに、「和歌山カレー事件」に関する動画をよく出てきます。
 「和歌山カレー事件」とは、1998年、地区の夏祭りでふるまわれたカレーライスに、ヒ素が混入されたことによって63人が中毒症、4人が死亡した事件です。26年も経って、なんで今さらと思ったら、冤罪らしいのです。まさか〜と思いながら、片岡健氏の記事を読み、眞須美さんの長男のインタビューを聞き、ドキュメンタリー映画「マミー」の予告を見るうちに、「これは冤罪だー」と思い始めました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「和歌山カレー事件」 ~検察に作られたシナリオとマスコミに踊らされた私たち

事件の概要


冤罪らしい。

なにが?

和歌山カレー事件だよ。

へえ? それなに?

知らんのか?と言っても、あれから26年も経ってるからな。和歌山の70〜80人の人口の町で、夏祭りのカレーを食った63人がヒ素中毒になり、4人が亡くなったのよ。


ヒ素が入ってたの?

当時、犯人に疑われたのが林眞須美というオバちゃん。報道陣に家を取り囲まれて、オバちゃんが報道陣にホースで水をかける様子が、何回も流れてた。

なんで、カレーにヒ素を入れたの?それに、なんで家にヒ素があったの?

近所とのトラブルだとか言われてたが。林眞須美は当時、旦那と子ども4人の6人家族。旦那は過去にシロアリ駆除の会社をやっていて、家には駆除用のヒ素があった。

なるほどねえ、更年期かなんかでカッとなって、家にあったヒ素をカレーに入れたってワケだね。

ウィキペディアには、「班長の立場にありながら、夏祭りの運営の仕事を断り、深夜までカラオケに出かけていた」「夕食としてレトルトのカレーを自身の子供たちに食べさせ、夏祭りカレーの無料引換券を住民Dに渡して処分した。」

うわあ、自分ちだけはレトルトカレーを食べてた? 人が死んだり、苦しんでる時に歌ってたの?

それだけじゃない。林眞須美はカレー事件以前に、旦那や従業員にヒ素を飲ませて、入院させて保険金をせしめる、保険金詐欺を数十件やって、贅沢三昧だったらしい。

うわあ、恐ろしい人だね。

当時は、「毒婦」と呼ばれてたな。

で、その人、どうなったの?

眞須美は殺人容疑で、旦那は保険金詐欺に加担したとかで逮捕され、子ども4人は施設に預けられた。だが、ヒ素を飲ませたのは眞須美ということで、旦那は5年くらいで出所したが、2009年5月、眞須美は死刑判決を言い渡されている。

当然だね。感情的になって無差別殺人をして、4人も死んでるからねえ。

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