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開幕が目前に迫る大阪万博の問題点とその本質 ~大阪万博に入場するためには個人情報を丸ごと差し出す「万博ID」が必要

竹下雅敏氏からの情報です。
 大阪万博は2025年4月13日に開幕予定です。一ヵ月前の記事には、万博の目玉・344億円の巨大木造リングの木材の大半は国産ではなくフィンランド産だったという話が出ていました。
 巨大木造リングの建設にミサワホームが直接関与している証拠はないものの、「利権と言えば竹中平蔵 中抜きと言えば竹中平蔵 維新と言えば竹中平蔵 大阪万博344億円巨大木造リング、フィンランド産→同国の木材を主要に扱うミサワホームの前会長は竹中平蔵の兄という偶然www」というツイートは本質を突いているように思えます。
 3月11日のニュースでは、この巨大木造リングの海に面している部分の護岸の一部が600mにわたって崩れていることが分かりました。
 また、大阪万博の2億円のトイレも話題になっています。“女子トイレがないどころか、手を拭く紙も手を乾かすハンドドライヤーも無い”ということで、環境に配慮された設計になっているようです。
 大阪万博の外食メニューの価格がラーメン2000円、カツ丼3000円など、日本人を相手にしない価格設定になっています。
 頭上9.5mに750個もの巨大な石90トンがワイヤーで吊るされた「4億円の休憩所」は、維新への全託の度合いを測る「踏み絵」として機能することは間違いありません。
 大阪万博の公式キャラクター「ミャクミャク」は盗作であることが、ほぼ確実のようです。
 このように、もはやどうみても「行けば呪われるだけの忌み地」だとしか思えない大阪万博なのですが、本当に恐いのは2月2日の編集長の記事で『大阪万博に入場するためには個人情報を丸ごと差し出す「万博ID」が必要』だというところです。
 「万博に行くなら自分の将来を覚悟して購入してください」という動画では、“あなたの名前、住所、メールアドレス、電話番号、ラインのIDパスワード、ソーシャルネットワークのIDパスワード、アカウント名、それから家族構成、会社の住所、役職、パスポート、そして指紋認証、顔認証、そういったものをすべて抜き取りますよ。そしてそれを第三者に開示しますと書いてあるんですよね。”と話しています。
 これはフェイク動画ではなく、本当にEXPO2025の利用規約に書いてあります。国会でもこの問題を取り上げています。
 “続きはこちらから”の動画は、大阪万博の本質を解説しています。1.5倍速でご覧ください。
(竹下雅敏)
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[森山高至氏×深田萌絵氏] 大阪万博の巨大木造リングは国産材ではなくフィンランド産だった / 戦後GHQに潰された日本の林業を振興し、国産材の自給率を復活させるには

 とめどなく出てくる大阪万博問題ですが、森山高至氏と深田萌絵氏の対談がとても愉快だったのと、林業をめぐる解説が重要に思えたので取り上げてみました。
 今回は巨大木造リングがテーマでした。リングは建設当初から批判がありました。「なぜこんなにお金がかかるのか」「なぜ350億円にいきなり決まったのか」「何の役に立つのか」「リングはどこの発案なのか」などなど。
 しかしこのリングの眼目は日本産の木材を使用した林業振興の象徴的なプロジェクトだと言われ、なんとなく納得していました。ところが木材の半分はフィンランド産だったとの報道が走り、成り行きを見ていた人々は「えーっ!」と仰天しました。
 森山氏によると、そもそも強度が担保され計算できる「構造用集成材(エンジニアードウッド)」というのは基本的に北欧、フィンランド産が多いそうです。その輸入材と国産材とのブレンドを使うのが一般的なところ、今回のリングは通常使用される輸入材ではなく、政策的にあえて国産材を使うと思われていたそうです。国民はすっかりごまかされていました。
 日本人は木造建築が好きです。かつて日本の材木の自給率は90数%あり、日本の木材は全て日本産で賄っていました。日本の森林は用材として植林した「木の畑」で、切っては植え、切っては植えを繰り返してきました。戦後GHQによって輸入を押し付けられて関税0%にしたところ、自給率は40%にまで下がりました。海外は平地に生えた木を運ぶためコストは安くつきますが、日本は山から切り出すため「同じ木でも伐採から加工まですごく手間と時間とお金がかかってしまう」「だから輸入自由化したら負けるに決まってる」「もっと戦わなければいけなかったのに(林業を)潰してしまった」「山は荒れた。今こそ日本産の国内林業の振興が必要だというのは事実だ」「林業の業者をどうすれば助けられるのか、もう一度、木材の自給率を高めるためにはどうすればいいのかという総合的なアプローチがない」それどころか国産材を使えば補助金を出すという短絡的な政策の結果、日本全国でペタペタ木が張られていき、結果として「くま被害」「腐る建築」となってしまいました。
 「本当は、木をどう使うべきか、どうやって日本の建設業界に木を取り入れていくべきかを考えて」「木をペタペタ貼るのはやめましょう」「ちゃんと木を使う方法を業界全体で考えましょう」と憂いておられました。
(まのじ)
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偽りの大阪万博。リングの木材国産すらウソで大炎上!? 建築エコノミスト森山高至氏 #269
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またしても厄災の大阪万博、地下鉄夢洲駅で漏水が発生 〜「カドミウム、水銀、PCBなどに汚染されてる」危険、でも大丈夫、チープな大阪万博らしく「濡れる天井というデザイン」

 大阪万博に新たなトラブルが発生です。「地下鉄開業1ヶ月にして、既に天井から雨漏り」だそうです。動画ではマンガみたいにバケツで水を受けています。ネット上では、地下鉄に雨水の浸水はつきものというコメントがありますが、一方で「夢洲は盛り土で海抜10mくらいにはしてるはずだから、そんな水圧が地下鉄のトンネルにはかかってこない」という見解もあります。さらに「トンネルの継ぎ目の防水が破綻」との診断があり、ええっ、それって映画のように海水がドバッと流入することはないのでしょうか、恐怖です。海水であればまだしも、そこは夢洲、「産廃ゴミ焼却灰の埋め立て地。 地下には汚染汚泥。 侵入してきた水はカドミウム、水銀、PCBなどに汚染されてるだろうね」という投稿まで見れば、水受けのバケツを笑っている場合ではない。リングの木、床下爆発の火、日除けの石、利権の金、そして今度は地下鉄の水で、木火土金水パーフェクトです。
 お馴染み、建築エコノミストの森山高至氏によると「今から仕上げ外して漏水カ所探して防水工事やるのは開催日までには無理」とのことで、大阪万博らしく「デザイナー呼んで濡れる天井というデザインに切り換えるしかないでしょう。」腐っても大阪、笑わせていただきました。
(まのじ)
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大阪万博に入場するためには個人情報を丸ごと差し出す「万博ID」が必要、利用規約の同意チェックに要注意 / 「社会信用システムに誘導」される危険

 計画段階から欠点・汚点・疑惑・不祥事がてんこ盛りで、未だに完成の目処が立たない大阪万博ですが、この上まだ驚きの情報がありました。「万博は万博IDを作らなければ入場できません。しかし、そのためには個人情報保護方針への同意が必要で、同意すれば外国政府、協賛企業や出展者等に個人情報が提供される場合があります」というものです。
ホントかな、とEXPO2025のサイトを見ると。
「・ユーザーの基本情報(氏名、ニックネーム、性別、生年月日、住所(郵便番号、都道府県名、市町村)、電話番号、メールアドレス、パスポート番号、国籍又は居住国に関する情報等)
支払い及び決済に関する情報(クレジットカード番号等)
位置情報
生体情報(顔画像、音声、指紋等)
所属先に関する情報(企業名、団体名、部署名、役職等)
医療に関する情報(障がい者認定の有無等)
SNSに関する情報(LINE、X、Facebook、Instagram又はGoogle等のアカウントやプロフィール、パスワードに関する情報等)
入力情報(言語設定、メール配信設定、既婚・未婚の別、子どもの有無、趣味嗜好その他当協会の入力フォーム等の当協会が定める方法を通じてユーザーが入力又は送信する情報等(上記に含まれる情報を除く。))
ユーザーの端末等から取得する情報(端末の種類、OS、端末識別子、IPアドレス、ブラウザ種別その他のブラウザ情報、リファラー情報、Cookie ID、Cookie及びCookie類似技術を利用して取得する閲覧履歴・購入履歴等に関する情報、IDFAやGoogle Play広告ID等の広告識別子等)」
 万博に入場するのに信用情報、位置情報、生体情報、医療情報が必要か? 万博を利用してデジタルIDを取得し、外国政府や企業に開示することを同意させているのです。「社会信用システムに誘導してるよ」というコメントは、その通りだと思いました。
 もっとも「万博に行かない」と決めている人は約90%らしいので、残りの10%の方、個人情報保護の同意に気をつけてくださいねー!
(まのじ)
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大阪・関西万博に「誰も見たことない」恐怖の休憩所ができる 〜 お値段は4億2200万円、建設は身内の企業 / 能登・珠洲市では未だに仮設住宅が無く公民館で鮨詰め生活

 次から次へと底なしに禍々しい問題が発覚する大阪・関西万博です。万博会場内の休憩所の設計を担当した若手設計者が、「誰も見たことのない施設をつくりたい」として「約750個の石を通したケーブルがネックレスのように何本も並ぶパーゴラ建築」を考案したそうです。休憩所の頭上に一個90kgから250kgもある石のネックレスが約90トン分ぶら下がった設計です。確かにこんな休憩所は見たことない。かろうじて日陰はできるらしいですが雨よけにはならないそうです。ネット上では「正気ですか?」「これでは安心して休憩できない」と非難が殺到しています。そんな人々の不安と、あの「ミャクミャク」の呪いを可視化したようなCGもありました。
 この恐怖の休憩所のお値段は、4億2200万円だそうです。そしてこの建設を落札したのは、若手設計者の親が経営する「住建トレーディング」という会社だそうです。応札したのはこの一社のみです。
 大阪府吉村知事は、むりやり小学生を参加させて、メタンガスの噴き出る会場を歩かせて、この4億2200万円の石の下で休ませるのでしょうか。
 同じ頃、能登・珠洲市では自衛隊風呂が撤退し避難所が閉鎖となるため、避難する人々は公民館に移らなければなりません。狭い公民館内に20名以上の段ボールベッドを押し込むそうです。なぜ未だに石川県は仮設住宅を用意できていないのか? 国は4億2200万円をこちらに使うのが先です。
(まのじ)
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