Paul Craig Roberts
2015年6月3日
ワールド・サッカーに対するワシントンの攻撃は、ロシアが主催したソチ・オリンピックに対するワシントン攻撃の脚本に従っている。違いは、ワシントンは、オリンピックが、ソチで開催されるのを止められず、欧米の人々をウソとプロパガンダで脅すことしかできなかったことだ。
ワシントンが画策する現在のスキャンダルで、ワシントンは、FIFAを乗っ取り、ロシアが次回のワールド・カップを主催するというFIFA決定をホゴにするつもりなのだ。
これはロシアを世界から孤立させるというワシントンの計略の一環だ。
ワシントンが画策するこのスキャンダルは限りなく怪しい。FIFA幹部達が政治的な理由で逮捕され、
最近、圧倒的大多数で再選されたFIFA委員長、ゼップ・ブラッターも告訴するというワシントンの脅しで、辞任を強いられたのは明らかに見える。こういうことが起こり得るのは、ワシントンが、もはや法による支配を受けていない為だ。
ワシントンの手にかかると、法律は、ワシントンから自立した姿勢を取る、
あらゆる人々、あらゆる組織、そして、あらゆる国に対して利用される武器となる。
これで、
ワシントンと、そのポチ、イギリスが、FIFAを乗っ取る準備ができたので、今後は、ワシントンの外交政策に従う国に褒賞を与え、独自の外交政策を追求する国々を懲罰するために利用されるだろう。
南米、アジアと、ロシアにとって、唯一の希望は、自らのワールド・カップを立ち上げ、堕落した欧米に背を向けることだ。
ロシア、アジアや、南米が、堕落した、不道徳な欧米世界の一環に、これほどなりたがるのは驚くべきことだ。一体なぜ諸国は、悪と付き合いたがるのだろう? ベネズエラ、エクアドル、ボリビア、そして恐らく、アルゼンチンとブラジルは、欧米勢力圏に入るということは、自らの国を、ワシントンの支配下におくことになるのを学んでいる。
プーチン、ラブロフや、中国指導部は、欧米と付き合うのは、疫病と付き合うようなものだと語っている。ところが、彼らはいまだに欧米と付き合いたがっているのだ。ロシアや中国が、自分達の自尊心を、ワシントンに承認してもらう必要があるなどと考えるはずがあるだろうか?
FIFAは、スイスに本拠を置く組織だ。ところが、FIFA幹部逮捕は、ワシントンが始めたFBIによる“捜査”に基づいている。アメリカ法の普遍性を主張して、ワシントンは、その警察や検察官の権限を、他の主権諸国で行使している。
一体なぜスイスは、そして一体なぜ他の国々は、ワシントン法の普遍性という、
ワシントンの主張に素直に服従するのだろう? 政治指導者達は買収されているのだろうか、それとも暗殺や冤罪で脅されているのだろうか? 地球上のあらゆる国々で、ワシントンの法律だけが普遍的で、他の国々でも承認され、崇められるのは、一体どのように説明がつくのだろう? 報復を恐れているためなのだろうか?
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不思議なことに身元のかなり怪しいメディア関係者がたまたま同じ車両に乗り合わせて、実況中継をしたことになっています。一番下の記事の動画の1分36秒〜50秒のところをご覧になると、クライシスアクターと思われる人物が、犯人を155センチくらいの小柄で40歳位の男性であると証言しているのに、報道では71歳の老人が犯人だとのこと。真ん中の動画では1分20秒〜30秒のところに、その犯人とされる林崎春生の監視カメラによる画像が出てきます。この老人を40代だと思う人が果たして居るのか、疑問に思います。
こうした疑念の残る状況下で、神奈川県警が致命的なオウンゴールをやったようです。さゆふらっとまうんどの動画の最初の2分35秒までをご覧ください。新幹線の車両の客室側に監視カメラが無いにも関わらず、客室前方で犯人がガソリンをかぶって火を点けた映像を確認したと発言してしまいました。神奈川県警は、一体どんな映像を見たというのでしょうか。
この発言によって、この事件が政府による自作自演である可能性が極めて高くなったと思います。