ロシアのプーチン大統領はトルコ軍によるロシアのSu-24撃墜を受け、「ロシア連邦の国家安全保障およびロシア連邦市民の犯罪その他違法行為からの保護およびトルコ共和国に対する特別経済措置の適用に関する」命令に調印した。
命令に規定された措置:
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トルコを生産国とする特定品種の商品のロシア連邦に対する輸入の禁止または制限
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トルコの法管轄権に属する
団体のロシア領における行動の禁止または制限
・ロシアの雇用者に対し2016年1月1日以降、2015年12月31日時点で雇用者に対し労働ないし民法上の関係を有していない
トルコ国籍労働者を雇うことを禁ずる
・2016年1月1日よりトルコとのビザなし体制の効力を停止。これら措置はロシア領への一時滞在許可または居住権を持つトルコ市民、およびロシア領内の外交代表部および領事機関での勤務のために派遣されるトルコ市民には及ばない
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旅行業者や旅行代理店はロシア連邦市民に対しトルコへの渡航を内容とするトルコ商品の販売の禁止を命じられる
政府への命令:
・命令の効果範囲に入る商品、サービス、雇用者のリストを作成する
・対トルコ経済制裁が適用されない商品またはサービスの供給に関する契約のリストを作成する
・安全確保のため、ロシア―トルコ間のチャーター空輸の禁止およびロシア連邦領内におけるトルコのトラック輸送業者の活動に対する監視の強化を内容とする措置を採択する
・アゾフ―黒海流域におけるロシアの海洋港湾周辺海域の輸送の安全保障および港湾監視の強化、たとえば海洋その他の船舶のロシアの海洋港湾周辺海域における不法な滞在または移動の予防
命令は11月28日に公表され、発効した。撤回まで効力を発揮し続ける。
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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また英語版スプートニクの"…トルコのリーダーにSu-24を攻撃するようにたき付けたのは誰か?"というタイトルの記事では、米国防長官やネオコンに疑惑の目が向けられているようです。