はるか昔、地球上には先進文明がやってきて去っていったことは知っていました。彼らは自分達の先進テクノロジーを使って地球の内側の巨大ポケットに地表と同じ環境を作り、故郷の快適さをそっくり整備しました。こうやって地表で起きたあらゆる脅威-- 自然の大災害や地球外生命体からの脅威に対して保護バリアを獲得したのです。
古代地球評議会とのミーティングに、私も近い将来出席することになるだろうと言われました。とてもワクワクし、好奇心がかきたてられました。と同時に、このようなミーティングではドラコの『ホワイト・ロイヤル』(White Royal)を含む極めてネガティヴなグループと直接顔を合わせることにもなります。
ミーティング当日、私はいつも通り青いオーブを使って移動するのだろうと思っていました。
これはスフィア・アライアンスが使用しているポータルシステムで、何処にでも私が行くべき所にほぼ一瞬で連れて行ってくれるようです。
ソファの端に立っていた時、明るい光が一瞬輝きました。一瞬奇妙な静電気のような感覚がして、私はもう自宅ではない所に居ました。私がいたのはとても大きくてピカピカに磨き上げられた花崗岩の部屋でした。丸い部屋で、天井はドーム状になっていました。
扉の一つの向こう側から廊下のような所を人々が歩いてくる音がしました。
すぐにゴンザレスが目に入りました。
彼は振り返ってそばに立っていた男性の方へ歩み寄り、私に「ついて来い」という仕草をしました。
私達は、彼らがやって来た扉口に向かいました。そこを入ると、アーチ型の入口にレーザーで刻んだかのようにあるシンボルが精密に刻まれているのが見えました。このシンボルは、私達がいたエリアのすべての扉口にありました。楕円の中に二つの円が混じり合っている図でした。
このグループは必要に駆られて最近この評議会を結成したところだと言いました。中には、とても長い間、互いに複雑な歴史を経てきた者同士もいるとのこと。それほど私達にポジティブな見解は持っていないとも言われました。
また、地表の住民に対してはエリート主義者のようなところがあり、偏見も持っていて、私は自分の意見は自分の中だけにとどめておかねばならないと言われました。
ちょうどその時、女性と3人の男性が入ってきて数歩のところで止まりました。ゴンザレスは振り向いて彼らの方へ歩み寄りながら、私についてこい、とまた身振りをしました。
私達は扉を通り、曲線状の
石の階段を下りて一つ下の階に行きました。私達は二人ずつ列になって扉口を通り、部屋に入りました。
同じローブを着た人達が楕円形のテーブルを囲んで座っていました。その時、一人一人がペンダントを着けていることに気づきました。見た目も様々で、そこについているシンボルも様々でした。
このペンダントは単なる宝飾品ではなく、
彼らの文明もしくはグループを象徴していました。
私達をここまで案内してくれた人達がこのミーティングの司会をするようでした。彼らはみなペンダントを着けていて、輪のついた土星のイメージを図案化したもののように見えました。
それぞれのペンダントには、惑星の表面のあらゆる位置に宝石が一つ配置されていました。ゴンザレスに後で聞いたのですが、宝石が配置されている場所は、地球の下のどの地帯から彼らが来たのかを示しているとのことでした。
Jade Stone
Black Stone
Rose Colored Jewel
土星のペンダントを着けていた人達のうち、ローズ色の宝石がついていた人がテーブルの向こうで立ち上がりました。彼はゴンザレスと私を紹介し、またテーブルについている人達の名前や称号、グループ名も紹介しました。
この様々な人々は明らかに人間でしたが、地表で見かけるどんな民族からも異なっているようでした。
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彼らの主導により、秘密の金融リセット協定が結ばれたのではないかとのこと。ところがRKMが調印した秘密のリセット交渉では、RKMが将来の権力から排除されることになり、現在強く抵抗しているとしています。
このリセットが行われると、“アメリカの標準的生活は1年か2年でメキシコ並みのレベルに落ちる”とあり、おそらく世界中で、“都市部で社会的に極端な不安”が予想されているとのことです。抵抗勢力は自らの権力基盤を少しでも長らえるため、アジェンダ21計画に基づく“世界主要都市を厳重封鎖する…努力がある”とのこと。現状では、“ここアメリカに居る我々すべてにとってハードランディングである”とあります。これはこの通りではないでしょうか。
ドラコを支配下に置き、権力を手放すまいとしているアルコーンのトップが、現在フランシスコ法王であることは言うまでもありません。